恋愛や結婚において「相手との価値観があうか」は非常に重要ですよね。私の場合は、出身国が違う相手との価値観の違いが大きいことを知りました。
友人に男性を紹介してもらうことに

私は新卒で入社した会社で、首都圏エリアに配属となりました。入社から4年も経つと、仕事にも慣れてきます。社内の立場も中堅に片足を踏み入れていた私は、地方に転勤することが決まりました。
当時の私は、人生で最初で最後の泥沼・不倫を経験していた直後だったため、心機一転、転勤を機に新しい恋がしたいと思っていました。
そんな折、友人の紹介で外国人の男性と知り合いました。友人といっても転勤した地方でできた飲み友だちです。よく知らない相手からの紹介でしたが、最初は「この転勤生活も、さみしい思いをせずに済むだろうな」なんて簡単に考えていました。
彼が外国人というだけで私のテンションは上がり、すぐに付き合うことになりました。私の自宅と彼の職場が近かったこともあり、仕事終わりに二人で外食をして私の家に行くのが定番コースに。
付き合って3カ月になるころには、休みの日に彼が趣味でやっているフットサルの試合に顔を出すのが当たり前になっていました。
付き合いだして早々に経験したビッグイベントで

文化の違う者同士のお付き合い。お互いのルーツを分かりあいたいと地元の話をしたり、近くに住んでいる仲の良い友だちに紹介しあったりもしました。
私の姉が訪ねて来たときには、たまたまタイミングが合ったこともあり、彼を交えて3人で食事をするなど、交際は順調そのものでした。
そんなおり、彼から「友だちの結婚式に一緒に参列してほしい」と話を持ち掛けられました。
私はびっくりしました。これまで、彼氏の友だちの結婚式に参列するだなんて1ミリも考えたことがなかったからです。
正直言って私が結婚式に参列したいと考えるのは、友人ないし職場の同僚や家族だけ。コロナ禍も過ぎ去っていたため、体のいい断り文句も思い浮かばず、私は正直に
「〇〇(彼)の友だちの結婚式にはちょっと行けない…」と話しました。
私の一言であらわになった彼の本性

しかし、彼はそれが気に食わなかったようで
「俺の友だちはみんなガールフレンドを連れて来るのに」「これから先も関わっていく人なんだよ?」「どうして俺の意見を聞いてくれないんだ…」
と散々な言われようです。
そこから
「〇〇(私)は俺のことを下に見ている。俺が外国人だから」「俺の考えに理解を示してくれない。分かろうとしてくれない」などと主張があらぬ方向へと飛んでいきます。
姉としか食事会をしていないことにも不満があったようで、なぜ地元の友だちや親に会わせてくれないのかと文句を言われてしまいました。
私の“精一杯の努力”は彼にとっての“最小限の当たり前”
結局、その彼とは些細な喧嘩の積み重ねの末にお別れすることになりました。今思うと、破局して本当によかったなと思います。
たとえば、私が仕事の繁忙期であったため会える日が限られると伝えると、
「大事にしてくれない」「国際カップルなんだから、心の距離が空くようではいけないんだ」「仕事と俺、どっちが大事なの?」
と詰め寄られたときもありました。
その後、私には恋より仕事に没頭する期間が到来しますが、彼はすぐ恋人らしき存在ができていたようです。なぜなら、フットサル仲間のSNSで新しい恋人がいると匂わせていたから。
よくよく考えると、彼のフットサル仲間のSNSが投稿された時期と、私たちの交際期間はかぶっていました。それを見て「あ、この人、常に彼女がいないと不安になる人なんだ」と思いました。
あの時は、価値観の違いへの戸惑いは「彼氏が外国人だとみんな経験することなのかな?」と考えていました。結局、国際カップルだろうがなんだろうが、相手の価値観や生活スタイルを理解しあえないなら、ただ単に相性が悪かったんだろうなと思います。
(ファンファン福岡公式ライター/きぃ)





