離婚と恋愛を繰り返す義姉の生活に、私は違和感が拭えません。かつては仲の良かった義姉ですが、結婚や子育てなどに対する価値観の違いに戸惑うように…。実体験をもとに、義姉との関係の変化とそれをめぐる葛藤について振り返ります。
頼れる存在だった義姉との関係

結婚して15年。夫の姉である義姉とは、最初はとても良い関係でした。子どもの年齢も近く、兄しかいない私にとって「お姉さん」ができたことが純粋にうれしかったのです。
義姉は私が夫と交際を始めた頃に結婚しましたが、1年も経たずに離婚。その後は都内へ引っ越し、一度は疎遠になりました。ところが突然の再婚と出産をきっかけに義実家の近くへ戻ってきたことで、再び交流をするように。子どもが小さい頃は、家を行き来する仲でした。
突然知った離婚の事実
子どもたちが中学生になる頃、状況は大きく変わります。義姉がすでに2度目の離婚していたことを、私はSNSで知りました。
義両親もその事実を知らず、私たちからの連絡で初めて知ったのです。あまりにも突然の出来事に、家族の間には戸惑いが広がりました。その後、義姉は実家とも関係がぎくしゃくし、数年間は疎遠な状態が続きました。
新しいパートナーと選んだ生活

そんななか、一昨年の正月に義姉は新しい男性を連れて現れました。相手は10代の頃に付き合っていた元恋人で、お互いに離婚歴があるとのこと。しかし、あえて入籍はしていないとのこと。
その後、義姉はマイホームを購入し、事実上の「専業主婦」として生活しています。生活費や子どもの教育費はすべて、その男性が負担しているそうです。
母親と女性の間で揺れる姿に感じた違和感
盆や正月に顔を合わせるたび、義姉が「女性」としての顔を強く見せるようになったと感じました。もちろん恋愛をすること自体は自由だと思います。
ただ気になったのは、義母に対する態度です。正月に義母が料理を振る舞い、義姉の彼が「おいしい」と褒めると、義姉は「このぐらいなら今度うちでも作ってあげるよ」と一言。
明らかに対抗しているように見え、その場の空気が一瞬で変わり、なんとも言えない緊張感が漂いました。
さらにその夜、子どもたちはそのまま実家に泊まることになったのですが、義姉は実家には泊まらず、彼と2人で別の場所で過ごすとのこと。そうした態度にも、私は正直言葉を失ってしまいました。
義母も同じように感じたようで、「母親であることを忘れてはいけない」と伝えたことをきっかけに、再び関係は距離ができてしまいました。
価値観の違いに悩んだ私の結論

もともと仲が良かっただけに、今の関係には正直、割り切れない思いが残っています。どちらが正しいかではなく、価値観が大きくズレてしまったのでしょう。
母親なのに恋人優先と感じてしまう義姉の生き方に、私はどうしても違和感を拭えません。彼女の人生だとはわかっていても、その選択に納得できない自分もいます。
だからこそ無理に理解しようとは思わず、一線を引くことを選びました。家族でも分かり合えないことはある。そう受け止めて、自分の感覚を大切にしたいと思っています。
(ファンファン福岡公式ライター/tomomicchu)





