「待望の第3子を流産…」悲しみに暮れていた時に、“なぐさめようとした”夫が放ったひと言に衝撃!

大のお酒好きな夫と私。子どもを希望していたこともあり、妊娠授乳中はもちろんお酒を控えていました。そんな中、私は3人目を流産してしまいます。ショックで涙する私を励まそうとした、夫の衝撃の言葉とは…。

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結婚し、子どもを授かる

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結婚して2年後には1人目を出産、その3年後には2人目を授かり、毎日楽しく過ごしていました。
もちろん妊娠・授乳中は大好きなお酒は飲まず、授乳が終了したらお酒をまた飲み始めるという生活をしていました。

お酒が飲めないのは残念ですが、子どもがいる楽しさの方が何倍も嬉しいので、そこまで辛く感じたことはありませんでした。

そして2人目出産から2年後、3人目を妊娠しました。

幸せも束の間、一気にドン底に

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3人目を妊娠してから産婦人科にかかったところ、週数的にもう見えてもいいはずの心拍が確認できませんでした。

先生は
「週数がずれてるのかもしれないから、あと2週間待ってもう一度確認しよう」と言ってくれ、2週間後に再確認することに。

夫にもそのことを話すと、
「信じて待とう」と力強い言葉が。それから2週間は本当に生きた心地がせず、ただ毎日祈り続ける日々でした。

2週間後の検査の日、いつもはお留守番の夫と子どもたちもついてきてくれ、いざ診察室へ。
しかし、祈り届かず、残念ながら心拍は確認できませんでした。
診断は稽留流産。妊娠のおよそ10%くらいの確率で起こり、母親側には原因がないので防ぐことができない流産です。

診察室では冷静に先生の話を聞いていましたが、どこか他人事のような、ふわふわしていて夢の中にいるようでした。
ですが、診察室から出て待合室へ戻ると急に現実に引き戻された感覚になりました。

周りの幸せそうな妊婦さんが目に入った瞬間、「あ…ダメだったんだっけ…」と。

夫にも子どもにも心配をかけたくなかったので、「もしダメだったとしても、絶対に泣かない!」と決めていたにも関わらず、涙があふれてしまいました。
「しまった!」と思いながら、他の妊婦さんからは見えないように待合室の端へ移動しました。

当時4歳と2歳だった子たちは、なぜママが泣いているのかはわからないけど、心配してよしよししてくれたりギュッとしてくれたり。むしろ夫が1番オロオロしている状態でした。
子どもたちの優しさと力強さに、「泣いてる場合じゃない、頑張らないと」と感じていた時、なぐさめようとしたのか元気付けようとしたのか、夫が笑顔で私に言いました。

「赤ちゃんは残念だったけど、お酒が飲めるようになって良かったね!」

「…え?」思わず聞き返す私。
「だから、赤ちゃんいないならお酒飲めるでしょ。今日は乾杯しよう!」と信じられない言葉が。

確かに私はお酒が大好きですが、子どもと天秤にかけたことがなかったのでビックリ!
涙も引っ込み、あまりの驚きに、思わず「うん…」と答えてしまいました。

しかし、よくよく考えても、「やっぱりもやもやする!」と思い、帰りの電車で夫に気持ちを言うことに。

「私をなぐさめようとしてくれたんだろうけど、子どもとお酒を比べたことはない。流産して悲しい気持ちなのに、乾杯しようなんて言われても嬉しくない」と伝えました。夫はハッとして
「ごめん、どうすれば良いかわからなくて好きなことを考えれば気がまぎれると思っていた。思いやりが足りなかった」とあやまってくれました。

「優しいからなぐさめようとしてくれたんだね。でも他の人に言ったらダメだよ」と夫に言うと、
「気をつける。本当にごめんね」と分かってくれたようでした。

優しさだけではなく相手を思いやってほしい

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女性は現実にお腹に命を宿す経験ができますが、男性にとってはなかなか実感が湧かないことなんだとあらためて気付かされました。

とても優しい夫ですが、相手を思いやると言う点では少し配慮に欠けていたのかも知れません。
それでもきちんと気持ちを伝えることができ、夫も気づいてくれたので良かったです。

今後も優しさだけでなく、「相手のことを思いやった言葉を選ぼう」と子どもたちにも伝えていこうと思った出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/溝野 奏)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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