「半額シールばっかりだ!」スーパーで私のかごを覗き込んでからかってきた男の子→固まる私に年配の女性が近づいてきて…

わが子が小学2年生のときのこと。一緒にスーパーで買い物をしていたら、私のかごを覗き込んだ男の子が「半額シールばっかりだ!」と言ってからかってきました。その場に居合わせた年配の女性の思わぬ一言に救われた話です。

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いいこと尽くめの値引きシール商品

写真AC

スーパーの値引き商品、買うのがなんとなく恥ずかしいと感じる人は少なくありませんよね。

かつては私もそのひとりでしたが、出産を機に私が仕事を辞めて夫の一馬力になると、同じ商品なのに値段の高いほうを買う余裕などなくなりました。

…と、最初は私も必要に駆られて値引き商品を買うようになったのですが、実際に買ってみると、そもそも値引きシールが貼られているものは消費期限が迫っているだけで、今日食べる分には何の問題もないことがわかります。

それに、値引きシールが貼られている商品を優先的に買うと決めることで、献立を考える必要もなくなり、献立を考えるのが面倒な私には一石二鳥。

こうして私は、次第に値引きシールに恥ずかしさは感じなくなっていました。むしろ「フードロスにも貢献しているし、お店にとってもいいことよね」と、心からそう思えるようになっていました。

今日の夜は焼肉に決まり!

小学2年生のわが子とスーパーで買い物をしていたときのことです。

ママ友たちと遠方の公園に出かけ、遅くなって帰宅したこともあり、夜ご飯を一から作るのは億劫に感じていました。私は献立を決めずに、「値引きシールで安くなっている商品があれば、それで適当に済ませよう」と思っていました。

すると、国産和牛が半額になっているではありませんか。この日はとてもラッキーで、他にも豚肉や鶏肉にも値引きシールが貼られていました。

気が付けばかごの中は値引き商品ばかりになっていましたが、焼肉なら準備も楽だし、夫も子どもも喜びます。いいお肉を安く買えて、献立がすんなりと決まった私も大満足。後は野菜と果物を買い足して帰ろう、そう思ったときでした。

男の子のからかい

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小学校中~高学年くらいの男の子が、すれ違う瞬間に私のかごを覗き込んでこう言ったのです。

「半額シールばっかりだー!」

思わず振り返ると、男の子はこちらを見て笑っていました。すぐ隣には母親と思われる女性もいましたが、男の子を諫める様子はありません。母親は値引きされていない牛肉を買うと、何も言わずに立ち去っていきました。

年配女性の放った魔法の言葉

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私はわが子に、「値引きシールの貼ってある商品を買うことは、お店にとってもママにとっても嬉しいことなんだよ」と言いました。

でも、「なぜ嬉しいのか」はどう伝えていいかわかりません。まだ7歳の子どもにフードロスや節約と言っても理解してもらえそうにないからです。

すると、おそらく一部始終を見ていた年配の女性が近づいてきて、にこっと微笑むと、わが子に向かって「わあ、いいな。今日は焼肉祭りだね!」と言ったのです。

“祭り”の言葉に、わが子は顔を輝かせて頷きます。…ああそうか、これでいいんだ。半額だろうと値引き前だろうと、家族で楽しく食事ができることが一番だから。

そう思うと、なんだか私も救われたような気がしました。それからと言うもの、わが家では値引きシールが貼ってあるパンを多く買った日はパン祭り、プリンやシュークリームなどがあったときはスイーツ祭りと呼ぶように。

疲れて何も作りたくないときに、申し訳ない気持ちになりながら買っていた値引きの惣菜も、惣菜祭りと銘打つとちょっとしたイベントのようになり、とても気が楽になりました。

あの年配女性には、今でも感謝しています。

(ファンファン福岡公式ライター/tsukimi)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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