仕事を早退して臨んだ、小学校の個人面談。 ゆっくり話を聞けると思っていたのに、「次の方が待っているので…」と言われ、まさかの10分で終了!? モヤモヤしたまま帰宅しましたが、後日その理由を知って衝撃を受けました。 短すぎる面談の裏に隠されていた、先生の苦労とは…
仕事を早退して挑んだ個人面談、先生とゆっくり話せると思っていたのに…

小学1年生になった息子の、初めての個人面談。親として、聞きたいことがたくさんありました。面談の日は早退させてもらい、急いで学校へ向かいました。
先生も笑顔で迎えてくれて、「〇〇くんは学校ではこんな様子ですよ」と話し始めました。
普段、学校でどんな様子なのか。友達とうまく関われているのか。
「もっと詳しく聞きたいな…」
そう思っていた矢先、先生が時計を確認してまさかの一言。
「すみません、次の方が待っているので…」
え?まだ面談が始まって10分ほどしか経っていません。もともと、面談は1家庭あたり20分程度と聞いていたので、あまりにも早い終了に思わず時計を見返しました。とはいえ強く食い下がることもできず、最低限のことだけ聞いて学校を後にしました。
「うちの子の話、ちゃんと見てもらえているの?」納得できない気持ち

先生も忙しいことは分かっていますが、仕事を調整して時間を作った私は納得できません。
「うちの子は特に問題がないから面談時間も短かったのかな」
「それとも、うちの話はあまり聞いてもらえないってことかな」
帰宅してからも、どこかモヤモヤした気持ちは消えません。
息子に、「先生、普段学校でちゃんと話しに来てくれる?」と聞いてみました。
すると、「うん、まあ」とよく分からない回答。
学校自体は楽しく通えている様子なので安心していますが、「でも、せっかくの個人面談だったのにな…」という気持ちは残ったままでした。でもまさか、あの短時間には、ある理由が隠されているとは思っていなかったんです。
後日知った衝撃の理由、「次」は普通の面談じゃなかった…
数日後、同じクラスのママ友と話していた時のことでした。
「この前の個人面談、時間通り終わった?」
何気なく聞かれたので、
「うん。でも10分くらいで終わってちょっとびっくりした」と答えました。すると、ママ友が少し気まずそうな顔をして言ったのです。
「次の〇〇くんの面談、すごかったみたいだよ」
詳しく聞いて、私は思わず言葉を失いました。どうやら、その子は以前から学校でトラブルが多く、先生も対応に悩んでいた子だったそう。
友達とのケンカ。授業中の脱走。先生への反抗的な態度。一度や二度の話ではなく、しかも対応に激怒した親が学校に怒鳴り込んでくることも少なくなったそうです。そして、その日の個人面談には、両親だけではなく祖父母や親戚まで参加していたとのこと。
「家族みんなで学校の話を聞きに来ていたみたいだよ…」
そんなこととは露知らず、話を聞いて開いた口が塞がりませんでした。
先生の苦労を知って胸が痛くなった

理由を知った私は、先生に対して申し訳ない気持ちになりました。
「先生、大変だったんだな…」
事前の準備も時間がかかっただろうし、精神的にもしんどかったのかもしれません。しかも、なんと翌週には先生直筆の手紙が連絡帳に挟まっていました。その手紙には、息子の学校での様子や勉強面での頑張りについて詳しく書かれていたのです。
仕事を早退してまで臨んだ面談が10分で終わったこと自体は残念でしたが、決して先生から雑に扱われているわけではないとわかり、ほっとしました。
もしかすると、先生にも「短時間で終わってしまい申し訳ない」という気持ちがあったのかも、と感じます。今では、毎日たくさんの子どもたちと向き合ってくれている先生に、感謝の気持ちでいっぱいです。
(ファンファン福岡公式ライター/わたなべ)





