「オーラを見てあげる」占い師をしているママ友に言われ…自分のすべてが見透かされているような気がして怖くなった話

占い師をしているママ友と出会ったのは息子の幼稚園の謝恩会。気さくで話しやすい人だと思っていましたが、一緒に過ごすうちに、少しずつ言葉にできない違和感を覚えるようになりました。あの日感じた恐怖は、今でも忘れられません。

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謝恩会をきっかけに出会ったママ友

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息子が幼稚園年長の頃、卒園を前に謝恩会のまとめ役を引き受けることになった私。同じ係になった数人のママとは、ファミリーレストランで食事をしながら打ち合わせを重ねたり、買い出しに出かけたりするうちに、自然と会話も増えていきました。

その中の一人に、占い師として活動しているママがいました。自分の仕事を隠す様子はなく、
「今日は鑑定があって」「こんなお客さんが来たの」と、気さくに話してくれます。

当時の私は、占いに特別興味があったわけではありませんが、否定的な印象もありませんでした。「珍しい仕事をしている人なんだな」と思う程度で、話好きで明るいママという印象のほうが強かったのです。

謝恩会の準備は何かと忙しく、そのママと自然と一緒にいる時間が長くなりました。幼稚園という共通の環境もあり、私はごく普通のママ友付き合いが始まったと思っていました。

「実はこの建物…」何気ない一言に戸惑った日

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ある日、いつものように打ち合わせをした帰りのことです。

数人でママチャリに乗り、駅へ向かっていた私たちは、住宅街の一角に建つマンションの前を通りかかりました。すると突然、占い師のママ友がその建物を指差しながら話し始めたのです。

「ここ、自殺者が出たのよ。この前を通ると嫌な気がするの」

あまりにも自然な口調だったため、一瞬何を言われたのか理解できませんでした。ほかのママたちは
「えっ、そうなの?」と驚きながら耳を傾けていましたが、私は返す言葉が見つかりませんでした。

子どもたちが毎日のように歩く住宅街で、そのような話題を何気なく口にすることに強い違和感を覚えました。占い師だから特別なものを感じるのかもしれない。そう思おうとしましたが、それよりも「なぜ今、この場で話すのだろう」という気持ちのほうが大きかったのです。

「あなたは黄色ね」突然の指摘に感じた恐怖

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それからしばらくして、占い師のママ友から
「オーラを見てあげるよ」と言われました。

興味本位でお願いすると、彼女は私の顔をじっと見つめます。数秒間、何も話さずに見つめられる時間が、思っていた以上に長く感じました。

そして静かに口を開きました。
「あなたは黄色ね」
その一言だけなら、特別怖い言葉ではありません。黄色という色にも良い意味があるのだろうと思いました。

それでも、不思議と心がざわつきました。怖かったのは占いの内容ではなく、私のことを見透かされているような感覚がしたことです。

もちろん、
「全部見えている」と言われたわけではありません。
しかし、じっと目を見ながら話す姿に、「私の心の中まで知られてしまうのではないか」という不安を覚えました。

その後も彼女は占いに関する話題をよく口にしていましたが、私は以前のように気軽に聞くことができなくなっていました。

人付き合いで大切なのは心地よい距離感

その後も謝恩会の準備は続きましたが、私は少しずつ占い師のママ友と距離を置くようになりました。

会うたびに「今日は何を言われるのだろう」「また何か見えると言われるのではないか」と考えてしまい、以前のようにリラックスして話せなくなったのです。

今振り返ると、彼女に悪気があったとは思いません。見えたことや感じたことを伝えただけだったのでしょう。

一方で私は、仕事とプライベートは切り分けて接したいタイプです。そのため、占い師の仕事をしているといっても、占いの話が日常的な会話に出てくることに戸惑いを感じていました。

私は、人付き合いには相性だけでなく、価値観や距離感も大切だと思っています。同じ言葉でも安心する人もいれば、不安になる人もいる。だからこそ、相手がどう感じるかをしっかり配慮できる人と付き合っていきたい。自分が自然体でいられる相手との関係を大切にしたいと思うようになりました。

(ファンファン福岡公式ライター/haru119)

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