「いけると思った」夫が泳げない3歳児を海にドボン…夫の“危険すぎる油断”にゾッとした話

次女が2歳を迎えた夏に、初めて家族で海へ行くことに。もちろん主役は子供たち。のはずが、夫は久しぶりの海に浮足立っていたようで…。次女を見ていた私がふと夫と長女に目を向けた瞬間、驚きの光景が広がりました。

目次

家族で初めての海へ!

これは、次女が2歳を迎えた夏、家族4人で初めて海へお出かけした時の話です。付き合っていた頃は海でキャンプをした経験もある私達夫婦。今回は日帰り旅行ですが、とても楽しみでした。とはいえ、今日の主役は初めて海で泳ぐ子供たち。子供に合わせて浅瀬でのんびりする予定でした。

海は思ったより波があり、慣れない子供たちはよろけてうまく立っていられません。それでも楽しそうなその姿を写真に収めたいと思った私は、スマホを取りに行くために、パパに声をかけようと振り返ります。

するとパパはなんと、離れた場所でひとり気持ちよさそうにぷかぷか浮いているではありませんか!
ちょっと!今日は子供が主役じゃないの?

マイペースな夫

写真AC

「パパもこっちきて子供みてよ~!」

声をかけると、我に返ったような顔をしてすぐに近寄ってくる夫。どうやら久しぶりの海が気持ち良すぎて「パパ」という役割を忘れていた様子。

その後夫は、3歳の長女と遊び始めました。そのため自然と私は次女を主に見るように。パパは長女の腰を抱き、彼女をぷかぷか海に浮かせていました。長女は四つん這いのような姿勢で、波に揺られ楽しそうに声を上げています。

しばらくしてふと長女に目を向けた瞬間、その光景に一瞬息が止まりました。

頭まで海に沈む長女

「パパ!沈んでる沈んでる!」

何故かパパが長女を掴んでいた手を離したのです!彼女はそのまま海の中へドボン。私は慌ててすぐに長女を抱き上げました。長女に異常はありませんでしたが、突然のことに驚き、大泣きしてしまいました。

「パパ!なんで手を離すの!長女ちゃん泳げないでしょ!」

私の言葉に彼は何食わぬ顔でこう言いました。

「僕の膝くらいの水の高さやし、いけると思った」

「いけるわけないでしょ!しかもこの子、泳ぐどころか顔を水につけたこともないですけど!?」

「あ、そっか。ごめん、気を付けるわ」

夫の返事に開いた口がふさがりませんでした。

しかしこの事件、単なる夫の不注意で終わることではありませんでした。夫婦で子育てをする上で大切なことが隠れていたのです。

夫と私の「当たり前」の違い

私は海に囲まれた島国出身で、幼い頃から海で泳ぐことは身近なことでした。海の怖さや、小さな子と泳ぐときに注意すべきことも自然と身に付いており、それが当たり前の知識になっていました。

しかし、夫にはそれが「当たり前」ではなかったのです。小さな子と海に行った経験もなく、ましてや泳いだことがない子供の状態すら想像できなかったようなのです。

夫と長女が立っていた場所は、長女にとって「ぎりぎり四つん這いになっても頭が少し出る高さ」でした。夫の認識としては、自分が手を離して、長女が海の中に入ってしまっても、怖がらず自分で立ち上がれると考えたらしいのです。

私は夫と自分の認識の違いに気付き、とても驚きました。

そこで丁寧に、「子供たちは海に慣れていない」こと、「泳ぐどころか顔を水につけたこともない」ことなどを伝えました。夫は素直に納得、その後はしっかり子供を見ていました。とはいえ、長女はもう夫を信用せず、私にべったりでしたけどね。

初めての場所へのお出かけの際は「当たり前の違い」に気を付けて!

写真AC

今回の旅行を通して、私は夫との「当たり前の認識」の違いを強く感じました。違うことが悪いわけではないと思いますが、それが大きな事故に繋がったら大変です。

特に、お出かけなどの非日常の空間ではどうしても浮足立ってしまいがち。今回の夫のように「パパであること」を忘れてしまう瞬間もあるかもしれません。パパとママ、どちらにもありえることだと思います。自分にとって当たり前の感覚が、夫にとってもそうだと決めつけず、きちんと伝えるようにしよう。特に、初めての場所へお出かけする時は気を付けよう。そう感じた出来事でした。家族でお出かけする際の、皆さんの参考にもなれば幸いです。

(ファンファン福岡公式ライター/小豆太)

記事をシェアする

※この記事内容は公開日時点での情報です。

プロフィール

ファンファン福岡編集部のアバター
ファンファン福岡編集部

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

タグ

フリーワード検索

目次