『親ガチャ失敗だよね~』息子の一言に凍りつく私…胸を痛める母を救った友達の温かい“神フォロー”

離婚を経て、地元で始めた新しい生活。初めてわが家に遊びに来てくれたお友達を前に、大はしゃぎする長男の姿を見て、私は心からほっとしていました。ところが、家族構成の話題になった瞬間、息子が笑いながら放った一言に、私は胸を締め付けられることになるのです。

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転校先でできた初めての友達、息子の笑顔にほっとした日

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離婚をして地元に戻り、ようやく新しい生活に慣れてきた頃のことでした。当時小学3年生だった長男が、「明日、友達と家で遊んでいい?」と言い出したのです。

引っ越す前は学童保育へ通っていたこともあり、家で友達と遊ぶ機会はほとんどありませんでした。それだけに、初めて友達を自宅に招けることがよほど嬉しかったのでしょう。

「みんなでゲームしてもいい?」と前日から何度も話しながら、楽しみにしている姿を見て、私まで嬉しくなりました。転校してきたばかりで、新しい学校に馴染めるか心配していましたが、気の合う友達もできたようでほっとしました。心配する必要はなかったなと、息子の笑顔をみて胸をなでおろしたのです。

「何人家族?」何気ない質問で少し気まずい空気に

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当日、学校から急いで帰ってきた息子。準備するよう頼まれていたお菓子やジュースを見せると、満足げにうなずき、急いでゲームの準備を始めました。しばらくして、お友達が次々と到着。

「いらっしゃい!」と迎える息子は、家で見せる姿とはまるで別人です。お友達の前では少し大人びて見えました。私は子どもたちに挨拶だけ済ませると、子ども同士で遊ばせようと思い、別の部屋で過ごすことにしました。

それでも笑い声は聞こえてきます。学校のこと、ゲームのこと、お互いの好きなもの。楽しそうに話していたその時、一人のお友達が何気なく尋ねました。

「息子くんって、何人家族なん?」
息子は何の迷いもなく答えます。

「お母さんと弟と、3人だよ」
その言葉を聞いた瞬間、部屋の空気が一瞬止まったように感じました。お友達も、「まずいことを聞いてしまったかも」と思ったのでしょう。さっきまで聞こえていた笑い声が、ふっと静まり返ったのです。次の瞬間、息子の口から、私が想像もしなかった言葉が飛び出しました。

「親ガチャ失敗」息子の冗談に笑えなかった私

そんな気まずい空気を変えたかったのでしょう。

「親ガチャ失敗だよね~」
息子は笑いながら冗談っぽく言ったのです。その明るい声につられて、お友達も笑い、部屋には再び笑い声が戻ります。

けれど、隣の部屋で聞いていた私だけは笑うことができませんでした。胸がぎゅっと締め付けられような気持ちになったのです。

離婚を選んだのは私。その決断は、本当に正しかったのだろうか。本当は寂しい思いをさせていたのではないか。

「親ガチャ失敗」
笑って口にしたその一言が、本心だったらどうしよう。いろいろな思いが頭の中を駆け巡り、私はただ黙って子どもたちの声を聞くしかできなかったのです。

「それは違うで!」お友達が続けた言葉とは

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賑やかな笑い声が戻った、その時でした。

「息子くん、それはちゃうで~!」
一人のお友達が明るい声でそう言ったのです。そして、その子は続けました。

「親ガチャ、失敗なわけないやん!大成功やで!なぁ?」
周りのお友達に同意を求めると、「そうやな~!」と次々に明るい返事が返ってきました。

さらに、その子はこう続けたのです。

「若くてかわいいお母さんとか、めっちゃうらやましいで!」
小学生の気遣いとは思えない、100点満点の温かい言葉でした。子どもたちが帰った後、息子が少し申し訳なさそうな顔で近づいてきました。

「あれは、みんなが気まずそうやったから笑わせようと思って言っただけ」
どうやら、「親ガチャ失敗」と言ってしまったことを、私が傷ついたのではないかと気にしていたようです。その瞬間、張りつめていた気持ちが一気にほどけました。

そして、あの時すぐに「それはちゃうで!」と笑って返してくれたお友達の優しさにも、改めて感謝したのです。

あの日、小学生だったあの子たちが教えてくれた優しさは、今でも私の心に残っています。きっと今頃、人の気持ちに寄り添える素敵な男の子になっているのではないかと思っています。

(ファンファン福岡公式ライター/すぅ)

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