ネットで義母から不用品を押し付けられたママさんのエピソードを読んで、私が過去に近所のママ友にわが子のお下がりを譲っていたのも迷惑だったのでは?と急に不安に…。クレクレママならぬクレルクレルママ疑惑の勃発に、思い詰めた私が起こした行動が意外な展開になりました。
夫の従妹は「クレクレママ」
夫と同年代の親戚の中で、赤ちゃんの誕生が一番早かったわが家。後に妊娠した夫の従妹から「使わなくなった育児用品があれば譲ってほしい」と義母を通じて連絡がくるようになりました。
正直、夫の従妹とは私たちの結婚式以降会う機会もなく、親戚と言えども付き合いは希薄。それでもここは義母や夫の顔を立てたほうがいいかなと、ベビー服や本、おもちゃなどをまとめて複数回送りました。
そんなある日、自宅の車庫を片付けていたときに偶然通りかかったママ友から、保管していたベビーベッドを見て、「使ったり貸したりする予定がないなら、下の子が生まれたら貸してほしい」と言われたのです。
付き合いのない親戚よりも近所のママ友

私にとって、夫の従妹よりも近所のママ友のほうがずっと親しみがあります。もちろんその場でOKし、1年ほど貸したのですが、返却時には旦那さんと一緒に菓子折りを持ってお礼に来てくれました。
一方で、電話の一本すらない夫の従妹…。別にお礼を期待していたわけではないけれど、送料もわが家持ちなのになんだかなぁと思ってしまい、それからは従妹にお下がりを送る前に、近所のママ友に先に声をかけることに。
ある日は公園のベンチで、またある日はわが家のリビングで。その場にいるママ友に「わが子のお下がりだけど、欲しいものある?」と言うと、それぞれが手に取って気に入ったものを引き取ってくれるようになりました。
お下がりに出したものはほとんど引き取ってもらえたので、次第に夫の従妹へ譲ることはなくなっていきました。
目に飛び込んできたネット記事に身震い

わが子のお下がりをママ友に譲る流れは数年に渡って続きましたが、夫の転勤に伴うわが家の引っ越しを機に終わりました。それからさらに数年が過ぎた日のことです。何気なくSNSで目にしたネット記事を読んで衝撃が走りました。
そこには、義母から不要品を押し付けられて困っているお嫁さんの話が掲載されていたのですが、読んだ瞬間に思い出したのは、わが子のお下がりをママ友に引き取ってもらっていた、かつての自分。
私自身は無理強いしたつもりはなくても、もしかしたらママ友も「せっかくだし何か一つくらい持ち帰らないと申し訳ない」と思っていたのかもしれない…。
夫の従妹がクレクレママなら、私は何でも無理やり押し付ける「クレルクレルママ」だったのでは!?
そう思うと一気に血の気が引き、言い知れぬ不安が襲ってきました。
5年ぶりの連絡で知ったお下がりの“その後”

数日が過ぎてもモヤモヤが止まらなかった私は、意を決して、当時のママ友のひとりに連絡をしてみることにしました。かろうじてLINEは繋がっていたものの、連絡をするのは実に5年ぶり。
そもそも私を覚えているのか、覚えていたとしてもどんな反応が返ってくるか心配でしたが、「tsukimiちゃん!ひさしぶりだね!元気だった?」と明るく返信が来てまずは一安心しました。
お互いの近況報告を済ませた後、いよいよ本題です。
急に連絡をした理由を送信してドキドキしながら待っていると、すぐに「大丈夫!いらないものをありがとう~って受け取るほど、お人よしじゃないから~!」と返信が来て、ホッと胸を撫でおろした私。
でも、話はここで終わりではありませんでした。
「譲ってもらった絵本は末っ子のお気に入りで、今も大事に使っているよ~」
なんと、わが子のお下がりが未だに現役だと言うのです。
思わぬ形でお下がりの“その後”を聞けて心がほっこりしたのと同時に、これから人に物を譲るときはクレルクレルママにならないよう、しっかりと注意しようと思った出来事でした。
(ファンファン福岡公式ライター/tsukimi)





