「俺の給料があるから生活できる」時短ママを見下すモラハラ夫⇒一夜で立場が“完全逆転”したワケと、夫のその後は?

「俺が家計を支えている」と、時短勤務の私を見下していた夫。 しかし、私は転職活動を開始。夫婦で稼ぎが多い方が偉いんだとしたら、今の私たち夫婦で偉いのはどちらでしょうか? と言いたくなったエピソードです。

目次

夫からトゲのある言葉を聞かされる毎日

写真AC

出産してもキャリアを継続したかった私は復職することにしました。ただ、夫は、朝早くから夜遅くまで残業だらけで、自然と家事と育児は私の担当になり、仕事と家庭のことを両立させるために時短勤務を選択することに。

しかし、夫はそれをありがたがるどころか、少しずつ「家計は俺が支えている」と言わんばかりの態度で私を見下してくるようになりました。

「俺の給料があるから生活できてるんだよ」「時短勤務で8万円も収入減るの?」「そんなはした金のために、子どもを寂しい目に遭わせるなよ」

今思うとモラハラだったと感じますが、当時は夫の収入に依存せざるを得ない現実もあり、私はただ黙って耐えるしかありませんでした。

突然の倒産

写真AC

そんな歪んだ日常が、ある日突然、音を立てて崩れ去りました。夫の勤める会社が、業績悪化により事実上の倒産に追い込まれたのです。倒産の通知を受けたその日の夜、帰宅した夫はリビングのソファへ倒れ込むように座り込みました。
「会社が、なくなった」
あんなに自信満々だった夫が、一瞬にして収入源を失ったのです。

そこからの夫の変わりようには私も驚いたほど。これまで家庭内で絶対的な権力を支えていた「収入」を失った夫は、日に日に自信を失い、家の中でもおどおどするようになっていきました。私は、夫の失意を目の当たりにして、「このままでは家族が共倒れになる」という強い危機感を抱き始めたのです。

夫が失業したため、家計が苦しくなるのは目に見えていました。マイホームはペアローンで買ったし、私の時短勤務の給料だけでは、貯金を取り崩すだけの日々になります。

すぐさま動き出した私

焦りの中で、私は手あたり次第に転職エージェントに登録しました。
「私がフルタイムに戻るだけじゃ足りない」「もっと条件が良くて、今の状況をカバーできる仕事を探さないと!」
藁にもすがる勢いで相談すると、エージェントから目から鱗の提案が。
「これまでのキャリアなら、リモートワークやフレックスを活用してキャリアアップすることも狙えますよ」

元々出社前提の時短勤務だったため、子育てをしながらフルタイムに戻るイメージはゼロでした。でも、説明を受けているうちに、これが家族を救う「選択肢」だと気づいたんです。

立場が逆転して見えた新しい夫婦のカタチ

写真AC

結局、私は条件の良い企業への転職に成功し、週の大半をリモートワークできるフルタイム正社員として働くことに。今では、かつての夫と同等以上の収入を得られるようになりました。

一方の夫は、紆余曲折を経て、以前より規模は小さいものの落ち着いて働ける会社に再就職しました。かつて私を見下していた夫は、今では完全にプライドを捨てたのか、たまには家事を手伝うように。

「俺が食わしてやっている」「お前の収入だけじゃ何もできないだろ」というモラハラ発言もなくなりました。むしろ、あのとき夫を見捨てず、文句も言わず大黒柱になった私に多少なりとも感謝しているようです。

それでも、夫からひどい言葉を言われた過去がすべて消えてなくなるわけではありません。今では私一人で十分に稼げるようになり、私と子どもだけであれば生活していけます。そう考えたら、夫はいてもいなくてもいいのかも…。もう一度同じことを繰り返すようであれば、今度は遠慮なく夫を捨ててやろうかなと思っています。

(ファンファン福岡公式ライター/わたなべ)

記事をシェアする

※この記事内容は公開日時点での情報です。

プロフィール

ファンファン福岡編集部のアバター
ファンファン福岡編集部

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

タグ

フリーワード検索

目次