「ねえ、テーブルは?」お気に入りのテーブルが消えた!夫の口から出た言葉にあ然…まさかそんな理由で?

買い物から帰ったらリビングに違和感。子どもたちの姿も見えない?不思議に思いながらリビングをよく見ると違和感の原因が判明。そこにあるはずのお気に入りのテーブルがなくなっていました。つまらない理由で大切なものを失うことになったお話です。

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買い物から帰ってきたら

写真AC

この日、私は1人で買い物に出掛けました。
「ただいまー」帰宅して玄関のドアを開けます。両手には大きな買い物袋。
「お帰り!アイス買ってきた?」「お菓子ちょーだい!」
いつもならドタバタと子どもたちの足音が響いてくるのに、今日はそれがありません。寝ちゃった?夢中で遊んでる?

リビングにはテレビを見ている夫がいました。
「子どもたちは?」
「向こうの部屋にいるんじゃない?」
そっけない返事が返ってきました。

そうなの?と思いながら重たい荷物をなんとかキッチンに運び込み、冷蔵庫に食材をしまって、ようやく一息つきます。

ローテーブルがない!

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お茶を飲んだら子どもたちの様子を見に行こうと、お気に入りのマグカップを手にリビングへ戻ったのですが、
「…あれ?」リビングの様子がおかしいことに気が付きました。でも何がおかしいのか、すぐにはわかりません。

室内を見回すと、
「…ない」そこにあるはずのローテーブルがありませんでした。買い物に出かける前、掃除機を掛けるために窓際に立てかけておいたローテーブルが見あたらないのです。頭が真っ白になりました。今朝も、子どもたちがそのテーブルでお菓子を食べたばかりです。
それが、ない…。消えた?盗まれた?いや、そんなはずはない。

混乱したまま、夫に声をかけます。
「ねえ、テーブルは?」
返ってきた答えはあまりにもあっさりしていました。
「捨てたよ」
「は?」

捨てた?あのローテーブルを?どういうこと?言葉の意味が理解できませんでした。思考が追いつかないまま、理由を聞くと、夫は面倒くさそうにこう言い放ちました。

「子どもたちがさ、テレビ見てて、テーブルの脚が邪魔で見えないからって喧嘩し始めて。うるさいから腹立って…」そこで一拍おいて、
「だから外に出して、壊して捨てた」
「動かせばよくない?」
「面倒だったから」

テーブルなんて立てかけてあったのを戻せばいいだけの話です。それに対して返ってきた、驚くほど軽い一言。その瞬間、頭の中で何かが崩れ落ちました。
面倒だから家具を捨てるの?壊してまで捨てる方がよっぽど面倒でしょ?

結婚した時に夫と2人で選んだ私のお気に入りのテーブルでした。大事に使っていたローテーブルを何の相談もなく、そのときの感情のままに面倒だからと捨てた…怒りというより、理解ができません。目の前にいる人が、急に知らない誰かになったような、そんな奇妙な感覚に襲われました。

私はしばらく、言葉を失ったまま、何もない床を見つめていました。そこには確かに日常があった。テレビを見ながらお茶を飲んだり、子どもがお絵描きをしたり…それが、夫のたった一瞬の苛立ちで、あっけなく消えてしまいました。

子どもたちはどこに?

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そのとき、まだ子どもたちの姿を見ていないことを思い出しました。子どもたち部屋に行ってみると、不安そうな顔で私に駆け寄って来ました。私の帰宅時に子どもたちが姿を見せなかったのは、
「怒りに任せてテーブルを壊して捨てるパパが怖くて部屋から出てこられなかった」と上の子が話してくれました。

夫は、子どもたちがおびえたように私の後ろに隠れる姿にショックを受けた様子でした。その後の夫は、子どもたちの機嫌を取ろうとお菓子やアイスで釣ろうとしてもダメ。公園に遊びに行こうと誘ってもダメ。おもちゃを買ってあげると言ってもダメ。打つ手が無くなったらしく、私にフォローをして欲しいと言います。
「自分でまいた種なのだから自分でどうにかして!私は子どもたちのメンタルのケアに忙しいからあなたに構っている暇はありません!」私は突き放しました。

夫が捨てたのはローテーブルという「物」。ですが、結婚当時の私との思い出、やさしいパパという子どもたちからの信頼。それも一緒に捨ててしまったも同然なのです。

夫は普段は穏やかでも、急に瞬間湯沸かし器のように怒り出すことがあります。子どもたちを怖がらせたこの日のことを反省して、その性格を直してくれるといいなと思っています。

(ファンファン福岡公式ライター/ひとみ)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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