「そこまでやる?」PTAの異常な作業量に限界!地獄を抜け出した“予想外の方法”

4人の子どもを育てる私が、長男の入学をきっかけにPTA役員に。効率を考えて選んだ総務役員でしたが、想像以上の完璧すぎる業務に違和感が募ります。引き継ぎ時に学校と相談し見直したことで見えてきた、PTA活動の問題点とは。

目次

効率を考えて選んだPTA総務役員

私は4人の子どもを育てる母です。長男が中学校に入学するタイミングで、「PTAの役員をやらないか」と声をかけられました。息子の中学校では、保護者1人につき1年間は必ずPTA活動をする決まりがあります。ただし「総務役員」を引き受けると2年間の活動であるので、その後の兄弟分はすべて免除。

「それなら一気に終わらせた方がラクかも」そう考えた私は、総務役員を引き受けることを決めました。活動は2〜3カ月に一度、3時間ほどの会議。体育祭や文化祭の準備・片付けもありますが、総務役員は自家用車で登校OK。徒歩30分の距離を考えると、これはかなりありがたいポイントでした。

完璧すぎる先輩役員に感じた違和感

写真AC

最初の役員会で出会ったのは、仕事がとにかく丁寧で抜けのない先輩役員。配られた資料を見て、思わず目を疑いました。全校生徒分の名簿に、保護者の名前、連絡先、さらには家庭環境まで細かく記載されていたのです。

「ここまで必要…?」

そう感じた私に、先輩は「何かあったときのために必要だから」ときっぱり。その場では納得するしかありませんでしたが、心の中には違和感が残り続けていました。

終わらない作業に追われる日々

名簿の更新作業は想像以上に大変でした。各家庭に確認を取り、情報を整理し、細かく修正。終わりの見えない作業に、思わず「そこまでやる?」と感じてしまうことも何度もありました。

もちろん、活動時間だけでは終わらないので、仕事の合間や寝る時間を削ってまで、作業をする日々。周りの役員たちも同じように感じていたのか、苦笑い。でも、これまでの流れが慣例となっていて、大きくやり方を変える雰囲気ではありませんでした。

学校と相談して見えた“ちょうどいい形”

写真AC

そして翌年、私が引き継ぐ立場になったとき。このままでは誰も続けていけない。そう思った私は、思い切って学校側に相談しました。すると先生方から返ってきたのは、意外にも柔軟な言葉。

「やりやすい形で大丈夫ですよ」その一言で、方向性が決まりました。

そこからは思いつくことは全て改善していきました。これまで保護者名で管理していた名簿は、すべて子どもの名前ベースに変更。これによって、名簿作成は学校で作っていた名簿をコピペするだけの作業に軽減。個別のお便りも「〇〇さん(子どもの名前)+保護者様」とすることで問題なく対応できました。

家庭環境などの補足情報も、「何かあった時に確認すること」として、調べることをやめました。扱う情報がシンプルになり、作業量も大幅に削減。役員の負担はぐっと軽くなりました。

PTAは“続けられる形”がいちばん大事

PTAの活動は、基本的に1年ごとにメンバーが入れ替わり、毎年ほぼ新人の集まりです。さらに、多くの保護者が仕事や家庭と両立しながら関わっているボランティアでもあります。

だからこそ、これまでのやり方にとらわれず、一度立ち止まって見直してみることも大切だと痛感しました。PTAの活動に少しでも違和感を感じたら、小さなことからでも改善してみることが大切だなと学びました。

完璧であることよりも、続けられる形にすることが、結果的に自分も周りも助けるのだと思った体験です。

(ファンファン福岡公式ライター/tomomicchu)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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