お花見で隣に来たのは「黒ずくめの強面おじさん集団」!3歳息子が近づいてしまい…思わぬ展開にびっくり

桜が咲く時期になると、毎年、娘のお友達5~6家族とお花見を開催するわが家。その年も、「今年はどこでお花見しようか」と予定を立てていました。そして決まったのは、今まで行ったことのないお花見スポット。みんなでお花見当日を楽しみに、お弁当やお菓子を用意しました。

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楽しみなお花見

写真AC

お花見当日。その公園では、家族連れはもちろん、会社の集まりや大学生など、いろいろな団体がお花見を楽しんでいました。そんな中で、公園のすみに場所を見つけた私たち。

そこはメインのお花見場所からは少し離れていました。ただ、ここなら子どもたちが多少騒いでも周りに迷惑をかけないだろうと安心してレジャーシートを広げました。

場所を確保し、少し公園で遊んでから、いざお昼。子どもたちはそれぞれ持ってきたものにはしゃぎながら、楽しいお弁当タイムが始まりました。テンションマックスな子どもたちを見ながら親たちも楽しんでいると、すぐ隣のスペースにレジャーシートを広げる団体が。

隣の強面グループに向かう息子

写真AC

浮足立つ私たちの隣に陣取ったのは、黒ずくめの服を着た強面の男性6人グループ。響き渡る低い笑い声に、私たち親は思わず顔を見合わせました。

威圧感のあるイカツイ集団に緊張感が高まった私たち。けれど、このタイミングで場所を変えるのも相手に失礼な気がして、動くに動けません。私たちは委縮しながら、何も感じていない子どもたちに「座って食べよう」「他の人もいるからうるさくしないでね」と先ほどよりも厳しくするしかありませんでした。

何とか子どもたちのテンションを落ち着かせ、静かに食事を済ませたら場所を移動しよう、そう思っていたときです。当時3歳の息子が、「あっ!」とうれしそうに声をあげて、男性たちのレジャーシートの方へ歩いて行ってしまいました。

「あっ、まって…!」と制止する手もむなしく、隣の男性の背中をポンポンと叩く息子。「やめてー!」と心の中で叫びながら、息子を連れ戻そうと立ち上げると…。

「おじちゃん、〇〇(キャラクター)のシールがついてるよ」と、息子は男性の背中についていたシールをとったのです。男性の外見に似合わない、幼児向けのキャラクターの名前に一気に頭の中に「?」がとぶ私たち。

強面男性の正体

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すると男性はサングラスをとりながら「おっ、まだついてたのか!朝おじちゃんの子どもにいっぱいつけられちゃったんだよ。ありがとうな!」と、驚くくらい優しいまなざしで笑いました。追いついた私が「すみません」と言うと、「いえいえとんでもない!3歳くらいですか?うちと同じくらいだと思います」とニコニコ。

男性たちはバイク乗りの集団で、大半が私たちと同じくらいの子どもを持つパパでした。息子が声をかけたのをきっかけに「いや、実は隣にこんな男たちが来て嫌じゃないかなって話してたんですよ」と話し始めました。

そこからはパパトークが炸裂。「うちは娘なんですが、もうかわいくて」とか「赤ちゃん何カ月ですか?懐かしいなぁ」とか、さっきまでの強面のイメージからは想像できないような、みなさんやさしいパパの顔になっていました。

私たちもホッとして、最終的にはおたがいに持ってきたお菓子やお酒のアテを交換したり、近くに停めてあったバイクにまたがらせてもらったり。私たちの勝手な先入観を、子どもが鮮やかに壊してくれた印象的なお花見になりました。

(ファンファン福岡公式ライター/K)

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