日に日に暖かくなるこの季節。福岡にも数多い神社やお寺といった古来の文化に出合うことで、心のデトックスやリフレッシュが得られるかも知れません。もっとカジュアルに「神社仏閣」に親しんでみませんか。福岡市地下鉄に乗って巡りやすい場所を紹介します。
地下鉄空港線|室見駅【鷲尾愛宕神社】
東京、京都に並ぶ、日本三大愛宕の一つ。およそ2,000年の歴史があり、縁結びや厄除けなどの御利益があるといわれています。愛宕山の頂上に位置し、福岡の市街地を一望できる絶景スポットとしても有名です。バットとサッカーボールを持った「勝ち地蔵」にも注目。福岡ソフトバンクホークスとアビスパ福岡の必勝を祈念して設置され、両チームのファンが勝利祈願に訪れるとか。3月14日(土)からは「桜まつり」が行われ、ライトアップされた夜桜を楽しめます。

★勝ち地蔵
熱心なホークスファンを中心に設置が企画され、2000年に建立。

★鷲尾愛宕神社社殿
長い石段の先にある社殿。夜景や夕焼けも堪能できます。
プチ情報
★いわい餅
鳥居のほど近くにある甘味茶屋「岩井屋」の名物。外はカリっと、中はしっとり食感の焼き餅です。1689年の創業当時から受け継がれてきたあんこは優しい甘さで、参拝後の一休みにぴったり。こしあん、粒あん、栗、抹茶の4種類があります。春パフェやいちご大福といった季節のスイーツも提供。

鷲尾愛宕神社
住所:福岡市西区愛宕2-7-1
アクセス:地下鉄空港線「室見駅」徒歩約15分
※2026年3月13日号掲載
地下鉄空港線・七隈線|博多駅【鉄道神社】
2011年、JR博多駅直結の駅ビルが開業するのに合わせ、JR博多シティ屋上「つばめの杜ひろば」に、近くの住吉神社から勧請されました。梅の花や紅葉など季節によってさまざまな表情が楽しめます。中でも必見は本鳥居の前にある「縁結び七福童子」。九州地図の上で子どもたちが電車ごっこをするユーモラスな像で、奈良県マスコットキャラクター「せんとくん」の作者で彫刻家、籔内佐斗司さんの作品です。童子の頭をなでると御利益があるとか。

★縁結び七福童子
7人の子どもの表情や動きがそれぞれ違います。細部まで観察してみては?

★ヘルマン・ルムシュッテル記念碑
鉄道建設に尽力したドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルの記念碑も。
プチ情報
★2代目博多駅1番ホームの鋳鉄柱
現在の博多駅(4代目)から北西に600メートルほどの場所にあった2代目博多駅1番ホームの支柱が3本、鉄道神社のそばに移設されています。駅が解体された後は住吉神社で保存されていたそうで、4代目の駅完成に伴い、歴史を伝える〝証人〟として博多の街を見つめています。

鉄道神社
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1
アクセス:地下鉄空港線・七隈線「博多駅」徒歩約5分
※2026年3月13日号掲載
地下鉄箱崎線|呉服町駅【海元寺】
閻魔(えんま)大王を祭っているお寺。境内にある「えんま堂」では、迫力のある閻魔像を拝むことができます。地蔵菩薩の化身とされる閻魔大王は、お参りすることで正しい道に導いてくれるそう。御朱印帳やお守り付きおみくじといった閻魔大王モチーフの授与品が人気。記念写真を撮れる顔はめパネルも。訪ねてみれば、地獄へのイメージが変わるかも? 地獄の休みといわれる1月16日と8月16日は「閻魔祭り」が行われ、参拝者でにぎわいます。

★えんま様と地獄の鬼たち
以前は「閻魔祭り」期間中だけの公開でしたが、2016年から常時公開に。

★えんまガチャ
お守り付きおみくじ。40~50個に1個の確率で金色の閻魔大王が!
プチ情報
★奪衣婆(だつえば)にお供えするこんにゃく
閻魔大王の前方にいる老女の鬼・奪衣婆。「閻魔祭り」では、この奪衣婆にこんにゃくをお供えするというユニークな習わしがあります。灰汁で固めたこんにゃくにちなみ、病気の悪を取ってくれるといわれています。

海元寺
住所:福岡市博多区中呉服町10-5
アクセス:地下鉄箱崎線「呉服町駅」徒歩約6分
※2026年3月13日号掲載
お得な1日乗り放題の乗車券
地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)で改札当日に限り、何度でも乗り降りできるお得な乗車券です。

詳しくはこちらから
URL:https://subway.city.fukuoka.lg.jp/fare/card/
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