「ママがいい!行かないで!」慣らし保育で限界寸前!泣き叫ぶわが子を置いて会社へ…罪悪感が消えたベテラン保育士さんの一言

娘が1歳になるタイミングで職場復帰を果たしました。保育園で泣き叫ぶ娘を無理やり預けて会社に行く罪悪感で押しつぶされそうだった私が、ベテラン保育士さんのある一言に救われ、前を向けるようになった体験談です。

目次

泣き叫ぶ娘を置いて出社する罪悪感

復職初日の朝、自宅を出るまでは機嫌よくパンを食べていた娘。しかし、真新しいリュックを背負って保育園の玄関に入った瞬間、急に表情が固まりました。異変を察知したのか、私の首に必死にしがみつき、顔を真っ赤にして泣き叫びます。

「ママがいい!行かないで!」

保育士さんに引き剥がされるように娘を預け、私は後ろ髪を引かれる思いで保育園を後にしました。

「あんなに泣かせてまで、働く意味はあるのか」

仕事に向かう車の中、娘の泣き声が耳の奥に残って離れず、自分を責めて視界が涙で滲みます。私の決断が娘を傷つけているようで罪悪感がこみ上げました。

2週間泣き止まない娘に焦る日々

写真AC

慣らし保育が始まって2週間。周囲の子が笑顔で登園し始めるなか、娘だけは全力の拒絶を続けていました。

朝のバイバイは、まさに地獄絵図。私の裾を握りしめたまま床に突っ伏して号泣し、離そうとすると、のけぞって暴れる娘。その姿を背に、逃げるように立ち去る毎日。

帰宅後も私にべったりで、夜泣きもひどくなる一方でした。「うちの子、いつ慣れるの?」と不安が募るばかり。

そして、連絡帳に並ぶ「今日も泣いていました」の文字。他の子と比較しては、出口の見えないトンネルにいるような焦りに支配され、私は一人で追い詰められていました。

復職から1カ月…保育園からの呼び出しが怖くて限界寸前

写真AC

職場復帰から1カ月が経ち、本格的に仕事が再開しても、集中とは程遠い状態。スマホに通知が届くたび、保育園からの呼び出しではないかと心臓が跳ね上がりました。

案の定、お昼過ぎに鳴り響く着信音。「発熱です、お迎えをお願いします」入園してから、すでに3回目のお迎え連絡。同僚に謝り早退する後ろめたさと、娘への申し訳なさ。

「仕事も育児も中途半端。私は、母親失格なんじゃないか」熱でぐったりした娘を横目に、冷え切った食事を口にする。張り詰めた糸が、今にも切れそうな限界の日々を過ごしていました。

救ってくれたベテラン保育士さんの一言

写真AC

ある日の夕方。お迎えに行くと、ベテラン保育士さんが、そっと声をかけてくれました。

「お母さん、お疲れ様。娘ちゃん、お母さんのことが大好きだから、全力で愛を伝えてくれているんですよ」その言葉にハッとしました。

「あんなに激しく泣けるのは、信頼している証拠。罪悪感なんて持たないで。ここは、私たちと一緒に娘ちゃんを育てる場所なんですから」
その力強い言葉に、肩の荷が下りるのを感じました。私は一人で戦っているのではないと、心の底から救われたのです。

あんなに泣いていた娘も、数カ月後には保育士さんの手を自ら取って「バイバイ」ができるようになりました。今では笑顔で登園するほど、保育園が楽しい居場所になっています。

慣らし保育の期間は、親にとっても大きな転換期。泣き叫ぶわが子を前に、罪悪感で押しつぶされそうになるかもしれません。しかし、その涙は拒絶ではなく、これまでの深い愛情の裏返しです。

一人で抱え込まず、プロの保育士さんを信頼してみてください。まずは今日、お迎えのときにわが子を思い切り抱きしめることから始めてみませんか。

(ファンファン福岡公式ライター/ゆうママ)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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