子どもを連れて訪れたショッピングモールの授乳室で、まさかの光景に遭遇!なんと、3人の女子高生がスマホでショート動画を撮影中。しかも私たち親子を悪者扱いする始末。困り果てた私に代わって義母が放った一言に思わずスカッとした出来事です。
ショッピングモールの授乳室に娘を連れて入ったら…

子どもを連れて、義家族とショッピングモールへ出かけた日のこと。買い物の途中で授乳のタイミングになったため、ベビールームへ向かいました。
「ちょっと待ってね。おっぱい飲もうね」
子どもを抱っこしながら授乳室のドアを開けた私は、思わず固まってしまいました。3人の女子高生がそこにいたのです。
見れば、スマホを台のようなものに立てかけ、手足だけ使う簡単なダンスを踊っている様子。どうやら、ショート動画を撮影しているようでした。
「え…ここ、授乳室だよね?」
まさか授乳室を動画撮影に使う人がいるとは思ってもみませんでした。
まるでこちらが悪者扱い

私たち親子が入ってきたことに気づいた女子高生たち。そのうちのひとりがスマホを確認しながら、
「は!?撮り直しじゃん!」とあからさまに嫌そうな顔をしました。
どうやら私たちが映り込んでしまったようです。
「え…私たちが邪魔ってこと?」
唖然としていると、女子高生たちはこちらをチラチラ見ながら、何やら相談しています。
「もう一回撮ろうよ」
「人来ると思わなかった」
そんな声が聞こえてきました。いやいや…授乳室はショート動画を撮影するための場所ではないでしょう。とはいえ、相手は女子高生とはいえ数が多い。子どもを抱っこしていた私は、強く注意することもできず、どうしたものかと困ってしまいました。
義母の一言に女子高生が絶句

付き添いで授乳室の入り口まで来た義母は、女子高生たちに気づいて言いました。
「ここは赤ちゃんがおっぱいを飲む場所なんだけど、あなたたちもまだお母さんのおっぱい飲む年なの?」
女子高生たちは、まさかそんな言葉が返ってくるとは思っていなかったのでしょう。
「…は!?」
「キモ!」
「何こいつ…!」
女子高生たちはそう言いながらも、明らかに気まずそうな表情。
さっきまでの勢いはどこへやら、スマホを慌てて片付けると
「もう行こ」と、顔を見合わせながら授乳室を出ていきました。
その後ろ姿を見送りながら、私は思わず義母の顔を見ました。義母は何事もなかったかのように、
「ここは赤ちゃんのための場所でしょう?」と涼しい顔。
私は思わず笑ってしまいました。
私だったら言えなかった
正直、私は女子高生たちにどう注意したらいいのか分かりませんでした。
「ここは授乳室ですよ」と言えばいいだけなのかもしれません。
でも、数人で撮影しているところにひとりで注意するのは、少し勇気がいります。
しかも子どもを連れていると、できるだけトラブルは避けたいと思ってしまうもの。そんな私に代わって義母がズバッと言ってくれたことで、授乳室を使えるようになりました。
女子高生たちは、授乳室の中はとてもキレイな内装をしているし、個室なので撮影に最適な場所だと軽い気持ちで動画を撮っていただけなのでしょう。でも、「ここは何のための場所なのか」を考えれば、やってはいけないと判断できたはずです。
私は、この一件で義母のことをますます好きになりました。
「お義母さん、最高!」
心の中で、何度もそう叫んだ出来事でした。
(ファンファン福岡公式ライター/わたなべ)





