「自分の旅費しか出さん!」親戚17人の旅行幹事を任された私…次々と飛び出すワガママに前途多難すぎる展開に絶句

夫の親戚一同、総勢17名で旅行に行こうという話が浮上。幹事を任された私ですが、次々と飛び出すワガママな要望に早くも前途多難の予感。さらに叔父は「自分の旅費しか出さない」と言い出す身勝手ぶりで…。

目次

お義父さんから家族旅行の提案

写真AC

ある日、夫のお父さんから「家族旅行に行くから、手配をお願いしたい」と旅行大好きの私に相談がありました。めったに遠出をしない義両親の頼みとあって、二つ返事で引き受けることに。

旅行に行くのは私たち家族を含むお義父さんの一家親戚11人と、夫の叔父さん一家6人の合同で総勢17名。目的はみんなでのんびり過ごすこと。そして、家族仲が悪いため普段は一人で暮らす叔父さんと、独立したその子どもたちの「親睦会」を兼ねるというものでした。

驚きの旅行の条件

旅行の希望条件を聞いていきます。「温泉宿」「個室での食事か」まではよかったのですが、次の条件に私は固まりました。
「全員で大部屋に泊まりたい」

参加する両家には、それぞれに0歳の子どもがいます。おむつ替えや夜泣き、授乳があるのに大部屋なんて、母親なら周りの目が気になってゆっくりするどころではありません。

私の考えを伝えると、お義父さんも「確かにそうだね」と納得。部屋割りについて、改めて全員に希望を聞き直してくれることになりました。

とんでもない部屋割りの希望

写真AC

しかし、後日お義父さんから届いた部屋割りの希望を見て、私は衝撃を受けます。

叔父さん一家の0歳児家族は「ペットがいるから別部屋」、乳幼児のいない3人家族は「個室」。そこまでは良いのですが、なぜか当の叔父さん本人は、私たちのいる大部屋での宿泊を希望していたのです。

叔父さん一家の親睦会も兼ねた旅行のはずが、当の父子は同じ部屋になる気ゼロ…。私は「この旅行に意味はあるのか?」と思いつつ、何とか希望通りに泊まれる宿を見つけました。

予算は大幅にオーバーしていましたが、お義父さんからはOKの連絡が。加えて「うちの親族分の旅費は自分が出す」とのありがたい申し出がありました。ありがたい提案でしたが、この旅行に対する不安もあり、宿の予約をするときには複雑な気持ちでした。

旅費をめぐる違和感

写真AC

予約から数日後、夫からこんな話が。
「叔父さん、自分の分の旅費しか出さないらしい。子どもたちの分は割り勘だって」
旅費を各自で出すという考えは間違っていませんが、どこか引っかかりました。なぜなら、叔父さんはそんなにケチな人ではなかったはずだからです。

嫌な予感がした矢先、お義父さんから「叔父さんの子どもたちの旅費も、僕が出すことにします」と連絡がありました。

「え!?」と思わず声が出ました。
口出ししていいのか迷いましたが、私は思い切ってお義父さんに意見を伝えました。
「自分達の父はお金を出さず、代わりにお義父さんが旅費を出してくれる。それって、子ども達は、叔父さんに対して良い印象を抱くでしょうか。私なら逆だと思います」

その意見にお義父さんも納得してくれたようで、もう一度叔父さんと話をしてくれることになりました。

判明した“衝撃の真実”

数日後、夫からまた衝撃の一言。
「叔父さん、重度の認知症でレベル4まで進んでいるらしい」
もともと叔父さんは持病を患っており、定期的に通院していました。物忘れが悪化していたため、追加で認知症の検査をしたところ判明したそうです。当然、旅行は白紙になりました。

それにしても、実の子どもたちが父親の違和感に気付かなかったことが不思議で夫に聞くと、「もともと変わった人だから」とあまり気にしていなかったそう。外から入ってきた部外者の「嫁」の視点だったからこそ、気づけた異変だったようです。

親戚との関係は、どこまで踏み込んでいいか迷うことも多いです。ですが、気になったことはきちんと伝えることが大切。そう深く感じた出来事になりました。

(ファンファン福岡公式ライター/小豆太)

記事をシェアする

※この記事内容は公開日時点での情報です。

プロフィール

ファンファン福岡編集部のアバター
ファンファン福岡編集部

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

タグ

フリーワード検索

目次