「やだー、びしょ濡れじゃないの!」大雨のショッピングモールで幼い息子と私が浴びた心ない一言…清掃スタッフの“神対応”に救われた話

大雨の中のショッピングモールでの出来事。雨による衣服や靴の濡れには注意していたものの幼い子どもを連れての買い物中に心ない言葉をぶつけられショックを受けた私と子ども。そこへ救世主が現れました。人を責めるのではなく助けることの難しさを実感した出来事です。

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大雨のなか幼い息子を連れてショッピングモールへ

写真AC

大雨の日の出来事です。まだ小学校に上がる前の幼い息子を連れてショッピングモールへ出かけた私。雨がひどかったので本当は別の日に買い物を変更したかったのですが、どうしても買わないといけないものがあり、渋々出かけました。

家から徒歩で行ける距離なので、車で行くと余計に遠回りになるため仕方なく徒歩でショッピングモールへ向かいました。幼い息子はまだしっかり傘を持つことができないため、念のためレインコートを着せて傘をさしていました。

しかし傘をさしていても服や靴が濡れるほどの大雨で、ショッピングモールに到着した時にはすでにびしょ濡れ。ショッピングモールに入る前にできる限り水滴は落としたつもりでしたが、入口付近の床にも水滴を落としてしまっていました。

人前で浴びせられた心ない一言

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気をつけて歩いていたものの、近くにいた女性から
「やだー、びしょ濡れじゃないの!ちゃんと拭いて歩いてくれません?」と嫌味っぽく言われてしまいました。

私は「すみません」と謝ることしかできずとても惨めな気持ちでした。私も息子も雨で服や靴が濡れてしまい、少し肌寒いなかでの買い物だったので、余計に悲しい気持ちになったのを覚えています。

ふと隣の息子に目をやると私の気持ちを感じ取ったのか息子はうつむき、今にも泣きそうな悲しい顔をしていました。息子が悪いわけではないのに、わが子にこんなに惨めな思いをさせてしまった自分を責めました。

女性は大きな声で言ったため、まわりの人たちも振り返って私たちを見ています。周囲の視線も気になり、さらに申し訳なさと気まずさでいっぱいになり、早くその場から立ち去りたい気持ちでした。

張り詰めた空気を変えてくれた清掃スタッフの神対応

その時です。張り詰めた空気を和らげるように近くで清掃していたスタッフの方がすぐにやって来てくれました。そして私に向かって
「雨の日はどうしても濡れてしまいますから、大丈夫ですよ」と笑顔でフォローしてくれたのです。

その言葉は傷ついた私の気持ちをふっと軽くしてくれました。スタッフの方は嫌な顔ひとつせず手慣れた表情で濡れた床を拭いてくれました。その対応にピリピリしていた空気が和らいだ気がします。私たちに嫌味を言ってきた女性もそれ以上何も言えず気まずい様子で足早にその場を離れて行きました。

責めるより助けることの難しさ

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先ほどまでピリピリしていた空気が少し和らぎ、一気に張りつめていた気持ちが軽くなりました。不安そうな顔をしていた子どもも私の顔を見てホッとしたように小さな笑顔を見せてくれました。

床を濡らしたことには申し訳なさはあったのです。しかし、女性からキツイ言葉を向けられた時は、申し訳なさと人前で注意された恥ずかしさで何も言えませんでした。「私が悪いのかな」と思い自分を責めるしかありませんでした。

しかし清掃スタッフの方のとっさの優しい対応に救われたのです。

誰かを責めるのは簡単なことかもしれません。でも相手の気持ちを考え優しい言葉をかけることは難しいことだと思います。あの日の清掃スタッフの方の優しい言葉と笑顔は今でも忘れられない出来事です。

(ファンファン福岡公式ライター/つきのあ)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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