「ポイント制ってなんですか?」保護者全員が凍りついた!PTAの“暗黙の了ルール”を一刀両断した、転入生ママの痛快な一言

子どもの小学校では、PTAに「ポイント制」が導入されていました。 内容は、PTAの各役職をこなすとポイントが付き、保護者は子供の卒業までに、合計2ポイント獲得しなければならないというもの。 しかし、PTA要項を見てもポイント制についての記載はなく、入学前に幼稚園の先輩ママから口頭で伝わる“暗黙の了解制度“だったのです。 そんな中、転入してきた一人のママの素朴な疑問が、見過ごされてきた慣習に一石を投じることになります。

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PTA役員はポイント制!?口頭のみで伝わる謎制度

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「小学校のPTAはポイント制だから、気をつけてね」子供が卒園し、もうすぐ小学校入学を控える頃。先輩ママからこのような話を聞きました。

ポイント制とは、PTAの各役職をこなすとポイントが付き、保護者は子供の卒業までに、合計2ポイント獲得しなければならないというもの。

先輩ママの助言は同幼稚園ママたちの間で広まり、「低学年のうちに2ポイント獲得しておけば、後が楽そう」との認識が共有されていきました。

しかし、小学校入学後PTA要項を確認するも、「ポイント制」についての記載はありません。

若干違和感を覚えましたが、他の幼稚園・保育園出身のママたちもポイントの高い役職に進んで立候補をしており、どうやら、“暗黙の了解”制度である様子。私も遅れを取ってはいけないと思い、「ポイントがつく」と教えてもらった役職に立候補し、無事1年生のうちに2ポイント獲得することができたのでした。

「ポイント制ってなんですか?」転入生ママの抗議

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子どもが1、2年生の頃は、問題なく決まっていたPTA役員ですが、なかなか決まらず怪しい雰囲気になってきたのは子どもが3年生の保護者会。

どうやら、既にポイント獲得を済ませた保護者の割合が増え、立候補が少なくなってしまったようです。

私自身も、2ポイントの役職は本当に大変でしたので、ポイント獲得後は絶対にやりたくない!と、立候補はせず下を向いていました。

「立候補はいませんか?」先生の問いかけが、虚しく教室に響きます。そんな中、この状況にしびれを切らした保護者の方から、「0(ゼロ)ポイントの人の中から、決めてもらえばいいんじゃないですか?」と提案が。

「確かにそうですね」と安心したように承諾する先生。

「では、現時点で0ポイントの方、読みあげますね」と、突然、0ポイント保護者が公開される事態となったのです。

今までになかった展開に驚きつつも、ポイント獲得しておいて良かった!とほっと胸を撫で下ろしました。0ポイントの方に引き受けてもらえれば平等だよね、と思ったそのとき、

「待ってください。ポイント制ってなんですか?」と質問の声が上がりました。

質問者は、3年生からの転入生ママでした。先生や周りの保護者が転入生ママへポイント制の説明をするも、「転入してきたばかりなので知りません。PTA要項にも記載ありませんよね?」と反論。

「え…でも、今までずっとそうだったし…、ねえ?」周囲に同調を求め、ざわざわする保護者たち。私の方にも視線を送られましたが、思わず、目を逸らしてしまいました。

同調できなかったのは、転入生ママの言うとおりだ……と思ってしまったからです。

卒業までの年数が少ない転入生も同様に2ポイント獲得しなければならないなんて、よく考えたら不公平ですし、そもそもどこにも明記されていない“暗黙の了解”制度なんておかしい。今まで何の疑問も持たず平等だなんて思っていた自分を、恥ずかしく思いました。

決着はつかぬまま、コロナ禍へ

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結局、この件は決着がつかぬまま、他に立候補してくれた保護者の助け舟でことなきを得ました。

どうなることかと思った翌年の役員決めも、コロナのためPTA活動自体がなくなり、その間に私は夫の転勤により引っ越しすることに。引っ越した先の小学校にはPTAのポイント制度はなく、必要最小限の仕事に絞り「できるときに、できる人が、できることを」をスローガンに、少数精鋭で運営されている組織でした。

小学校毎にこんなに違うんだと、当時の衝撃は半端なかったです。コロナが明けた現在、前の小学校のPTA制度はどうなっているのでしょうか。活動内容やポイント制について、見直しされていることを願います。

(ファンファン福岡公式ライター/pemimama)

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