息子が小学生になって初めての夏休み。親子で朝顔の観察日記に毎日コツコツ取り組みました。夏休みの終わり頃、ママ友から「朝顔が枯れてしまったので、写真を見せてほしい」と頼まれたのです。しかし、夏休み明けに先生からまさかの連絡が!
小1の宿題は親子の大切な時間に

小学1年生になった息子にとって、初めての夏休み。宿題がたくさん出るのも、これが初めてです。その中でも、特に手間と時間をかけた宿題が朝顔の観察日記でした。
毎朝、水やりをする息子。
「昨日より葉っぱが大きくなってる!」「今日は紫のお花が咲いたよ!」
小さな変化を見つけるたびに、嬉しそうに教えてくれました。
そんなある日、同じクラスのママ友から連絡が来ました。
「ねえ、朝顔の花って咲いた?」
最初は何気ない会話だと思っていました。
でも、続くメッセージを見て少し驚きました。
「うちの朝顔、旅行から帰ってきたら元気がなくなっちゃって…」「観察日記を書くために、写真で送ってもらえないかな?」
連絡が来たときには夏休みも終わりかけで、うちの朝顔はほぼ咲き終わってしまっていました。なので、宿題として書きあがった観察日記の写真を送ることに。
まさか、この親切が後から問題になるなんて、その時は思ってもいませんでした。
先生からの言葉に耳を疑う

夏休みが終わり、学校が始まって数日後。息子が帰宅すると、少し不思議そうな顔をしていました。
「今日、先生が朝顔の日記のこと聞いてきたよ」
理由を聞いてみると、息子と写真を送ってあげた子に同様の確認をしていたそうです。
私は連絡帳を見て驚きました。
「朝顔観察の宿題について、他の子と全く同じ内容になっていますので、本日確認のお電話を差し上げます」
先生によると、書かれていた内容に不自然な点があったそうです。
朝顔が咲いた日、葉っぱの枚数、花の色…そして、なんと文章まで、息子の観察日記と相手の子の観察日記が、完全に同じだったのです。
先生の説明で、ママ友の子どもは写真を参考にしただけではなく、息子の観察日記をそのまま写して提出していたことが分かりました。
「困っているなら」と思って見せたものが、まさか丸パクりされていたなんて…。
先生が怒ったのは「写したこと」だけではなかった

「朝顔が枯れてしまったことも、立派な観察なんです」「うまく育たなかった理由を考えることも、子どもの学びになります」
先生はそう話してくれました。
後日、ママ友には学校から改めて連絡が入り、面談が行われたそうです。
「お子さんの学びの機会を奪わないでください」「宿題は親が完成させるものではありません」
先生からは、かなり厳しい話があったと聞きました。
その後、ママ友から直接謝罪がありました。
「丸パクりさせようと思っていたわけではないが、私が”友達の観察日記を見て書きなさい”と言ってしまった」と。
それ以来、誰かに「宿題を見せて」と頼まれても、そのまま写真を送ることはやめました。
親が良かれと思ってしたことでも、子どもの学びの機会を奪ってはいけない…。あの夏の出来事は、私にとっても大きな教訓になりました。
(ファンファン福岡公式ライター/わたなべ)





