福岡市と北九州市の間に位置し、玄界灘に面した福岡県宗像市。世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を擁し、歴史と自然、そして豊かな食文化が息づくこの街から、地元の”光”となる20のスポットや産品が選ばれました。

「まだ知られていない魅力」発信
西日本新聞社など7つの地方新聞社が連携して地域の魅力を発信する「ふるさとの光」発見プロジェクトの一環で、8月19日に福岡市内で記者発表会が開かれました。主催者として、西日本新聞社の田川大介社長は「宗像市にはまだ知られていない魅力や文化が数多くある。広く発信していきたい」とあいさつ。特別協賛しているJR西日本の倉坂昇治社長は「プロジェクトをきっかけに、一人でも多くの方に宗像を好きになっていただきたい」と期待を込めていました。
発表会の後に開かれた交流会では、宗像市の伊豆美沙子市長が「市の魅力はそこに住む人。歴史を大事にしながら、新しい価値をつくる挑戦も続けたい」と語りました。JR西日本は、スマホ向けの観光ナビサービス「tabiwa by WESTER(タビワ・バイ・ウェスター)」での旅行商品化を検討しています。「ふるさとの光」は5人の選定者によって選ばれ、3つのテーマに分類されています。

【歴史・祈り】神々に出会う。ものがたりに出会う。
世界遺産の中心「神宿る島」沖ノ島や、沖津宮・中津宮・辺津宮からなる宗像大社をはじめ、世界遺産の魅力を伝えるガイダンス施設(神宝館・海の道むなかた館・大島交流館)、秋季大祭「みあれ祭」「高宮神奈備祭」、八所宮、織幡神社、鎮国寺、梅谷寺の千手観音立像など、計8件が選ばれました。ここにしかないストーリーが感じられるスポットが目立ちます。
【自然・景観】海と山が育んだ、美しさに出会う。
江戸時代の趣を残す唐津街道赤間宿、光岡八幡宮の大楠、風車展望所や御嶽山展望台から玄界灘を望める大島、さつき松原、釣川さくらづつみ公園の桜並木、四塚連山など、6件がラインアップ。写真映えするスポットがそろっており、お出かけ企画にもぴったりです。宗像市内の魅力をあらためて発見するのも楽しそうです。
【食】四季折々の恵みに出会う。
地島の椿油、道の駅むなかたに集まる地元の味覚、宗像おきゅうと・とうへい鍋・ノウサバといった”知る人ぞ知る”海の幸、むなかた地魚茶漬け祭り、老舗酒蔵「伊豆本店」と「勝屋酒造」、鶏のすき焼き(鶏すき)まで、6件が選出。美容や健康志向の高い読者にも響く椿油は、要注目です。海の幸、山の幸を地酒と合わせる…大人の楽しみ方ができそうです。

今後、新聞紙面で宗像市の魅力を紹介
これら宗像市の魅力は今後、9月下旬の西日本新聞朝刊でプロジェクト概要とともに紹介される予定です。10月下旬には「ふるさとの光」20件の詳細が特集されます。11月下旬ごろには実行委員会7紙(西日本新聞、北國新聞、福井新聞、京都新聞、神戸新聞、山陽新聞、中国新聞)での特集紙面掲載も予定されています。世界遺産登録10周年となる2027年7月を前に、宗像市の魅力を再発見するプチ旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
