「偏愛」第3回は、福岡市東区の「ナガタパン 箱崎店」を調査。昭和の面影を残す店構えで、地域の人々はもちろん、パン好きからも支持を集める人気店です。豊富なラインアップの中でも特に好評なのが「明太フランス」。一口かじると止まらなくなる魅力の秘密を探ってみると、決め手は明太子ペーストに忍ばせた“隠し味”にありました。
50~60種類のパンの中でも上位の人気!
地下鉄空港線箱崎宮前駅から徒歩5分ほどの場所にある「ナガタパン箱崎店」(福岡市東区)。築70年以上の古民家を改装したという店舗は、古い柱や梁(はり)をそのまま生かしたレトロな雰囲気が特徴です。
取材の日は雨でしたが、多くの人でにぎわっていました。

ショーケースには菓子パンから総菜系まで常時50~60種類のパンが並びます。その中でもファンが多いのが今回紹介する「明太フランス」(テイクアウト260円/イートイン265円)です。
1人で何本もまとめ買いするお客さんがいたり、焼き上がり時間を予告すると予約だけで完売したりすることもあるそうです。

花椒の風味が食欲を刺激

九州産の小麦粉、全粒粉を使用したバゲットは、生地を一晩熟成させて焼き上げているそう。もちっと歯切れ良い食感です。
たっぷりとのった明太子ペーストには、マスカルポーネとバターを合わせてコクをプラスし、奥行きのある味わいに仕上げています。
隠し味に加えているのは花椒(ホアジャオ)。ほんのりピリッとした辛さが食欲を刺激します。
明太子の辛み・うまみ・コクが絶妙に調和し、一口かじると止まらなくなるおいしさです。
中心部にかかった刻みのりと一緒に頬張ると、のりの風味がプラスされて味の変化を楽しめました。見た目のアクセントだけでなく、「明太子との海産物つながり」というのがトッピングに刻みのりを選んだ理由だそうです。

「ナガタパン 箱崎店」の2階にはイートインスペースがあり、窓際のカウンターからは筥崎宮を眺めることができます。この日注文したホットコーヒー(200円)はお代わり無料。パンのお供にぴったりです。
焼きたての明太フランスを狙うなら、8時もしくは12~13時頃の来店がおすすめとのこと。
独自のこだわりが詰まった明太フランスを味わいに、ぜひ足を運んでみては。
ナガタパン 箱崎店
住所:福岡市東区箱崎1-44-20
電話:092-643-8680
営業:8:00〜19:00
定休日:火曜
URL:https://pannagata-hakozaki.com/
※その他の店休日はInstagramで確認を
※パンが売り切れ次第営業終了
※2026年6月26日号掲載





