【舞台】宮沢賢治の世界を一人芝居に!「イッセー尾形の右往沙翁劇場」番外編 3/20~西鉄ホールで3回公演

福岡市出身の俳優、イッセー尾形さんが昨年4月から全国各地で公演を重ねてきた「『イッセー尾形の右往沙翁劇場』番外編 銀河鉄道に乗って」。その最終公演が3月20日(金・祝)~22日(日)、西鉄ホール(福岡市中央区)で開催されます。今回は宮沢賢治の世界をテーマにした新作7作品。2月中旬に福岡市を訪れたイッセーさんに新作や福岡への思いなどを聞きました。

目次

「心が騒ぐ人を演じるのが、僕の一人芝居」

「福岡で今年もやりますよ!」

昨年4月、宮沢賢治作品に着想を得て創作した13編の物語集「人情列車」を刊行したイッセーさん。出版社の担当者から「舞台でもやってみてはどうでしょう」と提案され「新作づくりのきっかけになった」と話します。

「宮沢賢治は逃げ水のような人。捕まえたと思ったのにいない、みたいな。そんな不思議な魅力があります」と評するイッセーさんが最も番好きな作品は「銀河鉄道の夜。ロマンチックでもあり、悲しい物語でもある。単なる冒険物語ではなく、はかなさを感じた。説教臭くなく、主人公に感情移入できる。そういう体験を舞台の上でもしたいなと思います」

「宮沢賢治は逃げ水みたいな人。『風の又三郎』はなんだか僕の一人芝居にも通じます」

また、山あいの小学校に転校してきた不思議な少年をめぐる村の子どもの心の動きを描く物語「風の又三郎」は、イッセーさんの一人芝居に通じるとも。「又三郎といわれる少年は謎のままにして、周囲の子を動かす。その視点が興味深い。一人芝居では心が騒ぐ周囲の子の方を演じます。心が騒ぐ人を演じると(観客は)想像しやすいんですよ」と演じ手としての思いを重ねます。

「福岡には僕にとって大事なものがある」

「福岡での公演はずっと続けていきたいですね」

福岡市に生まれ北九州市や長崎県佐世保市に移り、また福岡市に戻って小学3年まで過ごしたイッセーさん。「ナレーションの仕事の際にアクセントを直されることがあり、どうも福岡弁のアクセントが残っているようです。福岡空港に下りた瞬間の空気とか、雲の形とか、なじみ深い物が押し寄せてくる。僕にとって大事なものがここにはある。(福岡での公演は)ずっとやりたい」。

2023年に復活させて4回目の福岡公演。
新作で演じる人物の一部をイッセーさんの思いと合わせて紹介します。

「忘れたいシンガー」 写真:浅田政志 提供:イッセー尾形事務所

「忘れたいシンガー」
「宮沢賢治の世界を歌ってほしいと思い最初に思いついたネタです。いまは怪しげな歌手がいない。みんな明るくハッピーで元気が良くて歌唱力もある。それが信じられないんです」

「バスガイド」 写真:浅田政志 提供:イッセー尾形事務所

「バスガイド」
「宮沢賢治記念館にお客さんを連れてきたバスガイドの設定です。でもバスガイド以上に詳しいコアなファンがいて、逆に教えてもらうという感じです」

「神主Ⅱ」 写真:浅田政志 提供:イッセー尾形事務所

「神主Ⅱ」
「漠然と『不安だ』と言うサラリーマンを『そんなものは気の迷いだ』と説得する神主。神主の格好している人に『大丈夫だ』と言われたい。そういう願望があるのかな」

「都会ガール」 写真:浅田政志 提供:イッセー尾形事務所

「都会ガール」
「この写真から、さらに変貌してヤマンバになります。世の中から変人扱いされた人がテーマです」

「イッセー尾形の右往沙翁劇場」番外編 銀河鉄道に乗って in福岡

日時:3月20日(金・祝)19:00
    21日(土)、22日(日)15:00
場所:西鉄ホール(福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージビル6階)
料金:全席指定5,500円 ※税込み。未就学児入場不可
問い合わせ:イッセー尾形事務所
Eメール:info@issey-ogata-yesis.com
イッセー尾形公式サイト https://issey-ogata-yesis.com

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