九大箱崎跡地はカギや財布いらず「顔パス」の街へ エディオン、ロイヤルホームセンター、イオン九州が出店!再開発プロジェクト名は「HAKOZAKI BLOCK」 

九州大学箱崎キャンパス跡地(福岡市東区)の再開発プロジェクトの名称が「HAKOZAKI BLOCK(ハコザキ ブロック)」に決まりました。お買い物も、子育ても、毎日のお出かけも、暮らしの「当たり前」がまるごとアップデートされる、未来のまちの姿が見えてきました。10月22日に開かれた発表会で明らかになった主なポイントを、ひと足先にご紹介します。

「HAKOZAKI BLOCK」の全体像イメージ
目次

名前は「HAKOZAKI BLOCK」~好奇心まで、ひらくまち~

名称には、まちを形づくる「街区=BLOCK」の意味に加え、九大の歴史を受け継ぐレンガや、箱崎の「箱」を思わせる形も重ねられています。積み木のように、知恵や人、暮らしを組み合わせて積み上げていく――。そんな願いが込められているそうです。コンセプトは「好奇心まで、ひらくまち。」。住友商事、JR九州、西部ガス、清水建設、大和ハウス工業、東急不動産、西日本新聞社、西日本鉄道の8社が手がけ、福岡市が進める「FUKUOKA Smart EAST」の先行プロジェクトに位置付けられた日本最大級のスマートシティです。天神、博多に続く「福岡の次の主役」として期待が高まっています。

エディオンにイオンも 買い物が便利に楽しく

国道3号に近いウェルカムゾーンは暮らしを支える商業施設が入り、頼もしい3つの「柱」が出店を決めました。家電量販店のエディオンは、なんと九州最大規模の旗艦店(3階建て、延べ面積約10,000平方メートル)。イオン九州は複数の専門店を併設した大型食品スーパーを、九州に店舗がないロイヤルホームセンターはペット関連の機能やものづくりを楽しめる工房、フィットネスジムまでそろうライフスタイルセンター(延べ面積約20,000平方メートル)を展開します。2028年度中の開業を予定しています。

国道3号側から「HAKOZAKI BLOCK」を見たイメージ図。家電量販店やスーパーができる予定

さらに、九州の食をテーマにした日本最大級のフードパークも誕生する予定。産地直送のマーケットやフードホールが並びます。平日は食材のまとめ買い、休日は愛犬とお散歩してひと汗、帰りにフードホールで九州グルメを・・・。そんな欲張りな1日が、このまちならかないそうです。

AIが見守り、まちごとスマート化 路線バスも乗り入れ

まちの「頭脳」となりそうなのが、最新のスマートサービスです。まちに点在する「スマートポール」にはAI防犯カメラを搭載し、まち全体をやさしく見守ります。住民や利用者は「共通ID」ひとつで、健康、移動、買い物などさまざまなサービスにスムーズにアクセスできるようになります。

イノベーション拠点として敷地中央部に整備される「BOX FUKUOKA」のイメージ

移動もぐっとラクに。路線バスが延伸し、まちの中心に設ける「交通広場」がターミナルの役割を担います。自転車やベビーカー、電動車いすなどのシェアモビリティ、必要なときに呼べるオンデマンドバスも導入予定です。まちの内側は歩行者優先で、雨の日も歩きやすい「アンブレラフリー」の回廊も整備されます。ベビーカーでのお出かけも、天気を気にしなくてよさそうです。

玄関もお会計も“顔パス” 財布いらずの毎日が実現⁉

中でも注目は、まさに「顔パスの街」といえる暮らし。まちの総合窓口となる「タウンポータル」で一度顔を登録すれば、自宅の玄関のカギが顔認証で開くようになるそうです。朝、子どもを保育園へ送るのも、お気に入りのカフェでコーヒーを買うのも、オフィスに入るのも、すべて顔パスで完結します。

「HAKOZAKI BLOCK」のゾーンごとのイメージ地図

エリア内のお店やオンデマンドバスでは顔認証決済も導入予定。両手が荷物でふさがっていても、小さな子どもと手をつないでいても、カギや財布を探してバッグをゴソゴソ・・・なんて小さなストレスとは、もうお別れ。スマホさえ持たずに手ぶらで出かけられる未来が、すぐそこまで来ています。

1万本の緑に包まれて 約5,400人が暮らす新しいまち

住まいは、ファミリー向けの分譲マンションが13棟(約2,000戸)、単身者や2人世帯向けの賃貸マンションが2棟(約770戸)の計画で、合わせて約5,400人が暮らすまちになります。託児スペース付きの産婦人科クリニックや総合病院もそろい、子育て世代も安心です。

マンションが建てられ、居住地となる「サウスリビングゾーン」のイメージ図

まち全体を公園のように整え、1万本を超える樹木を植えて緑化率40%を実現します。屋根への太陽光発電や水素の活用も進め、まち全体でのカーボンニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を、福岡市の目標である2040年度を待たずに達成する計画。まずは12月12日(土)に、仮囲いを彩るウォールアートのお披露目イベントも開かれます。

10月22日に現地で開かれた発表会に登壇した「HAKOZAKI BLOCK」の関係者たち
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