【実食レポ】大丸福岡天神店「デパ地下」改装第2、3弾 バタークッキー、芋和菓子、あんこ洋菓子、クロワッサン、ショコラ、えびせんべい…6店舗の商品を試食!

2026年5月から秋にかけて、菓子・ベーカリーを扱う本館地下2階と、総菜・生鮮品を扱う東館地下2階の食品フロアの大規模改装が進められている大丸福岡天神店。総投資額は10億円にもなるという大規模リニューアルだそうで、店舗の改装ができ次第、順次オープンとなっています。7月3日には新たに6店舗が同時開店しました。ファンファン福岡編集部が早速、取材してきました。実食レポートをどうぞ。

目次

〈バターステイツ〉バタークッキー専門店が「あまおう」と出合った!

東京発のバタークッキー専門店「バターステイツby銀のぶどう」が、常設展としては九州初登場となりました。イチオシは「あまおう苺のバターメルティチーズケーキ」と「あまおう苺のバターサンド あまバタージュ」。これでもか!というほどに「あまおう」が前面に出ています。バターの風味とのマッチングが楽しめそうです。

試食したのは発酵バタークッキーで、あまおうジャムとバターホイップショコラをサンドした「あまおう苺のバターサンド あまバタージュ」〈8個入り1,998円〉です。サクサク食感のクッキーの歯ごたえの後、イチゴの果肉感を十分に感じられるジャムがねっとりと口に広がります。バターのコクと合わさって、溶け合います。1つで満足感のあるぜいたくなスイーツでした。あまおう苺のバターメルティチーズケーキ〈2個入り1,836円〉は、まるで辛子めんたいこのような見た目の「あまおう苺バター」がちょこんと載り、土台のバターチーズスフレはエアリーで軽い食感。甘酸っぱさが広がる一品です。

〈蜜彩菓〉サツマイモ好きにはたまらない全国初の新ブランド

蜜彩菓は大分県・由布市を拠点として菓子づくりを続けてきた、どんど焼本舗が新ブランドとして出店しました。名前には「蜜」のように濃厚で上品な甘み、艶やかな見た目の「彩」りが込められているといいます。スイートポテトやさつま芋パイ、どら焼き、芋ようかんなどのラインアップがあり、主力商品には大分県産の「紅はるか」を40日間以上熟成させたブランド芋「甘太くん」を使用しています。

手に取ったのは、看板商品のスイートポテト「蜜艶(みつつや)」〈6個入り1,512円〉。口に入れた瞬間に分かる〝極上のねっとり感〟と表現すればいいでしょうか。これまでに経験したことのない食感に驚かされます。鼻から抜けるサツマイモの香りが高く、緑茶と合わせたくなりました。かといってしつこくはなく、しっとりとなめらかにほどける口どけが特長といえるでしょう。

〈ANKO and〉和洋折衷!100年ブランドの新感覚あんこ洋菓子

福岡県八女市で和菓子を作り続けて100年の歴史がある隆勝堂が手がける、あんこ洋菓子ブランドです。誕生の背景には「あんこの無限の可能性を世界中に知ってもらいたい」という熱い思いがあります。昔ながらのあんこの安心感と、軽やかな洋菓子の両方の強みを合わせ持った新感覚スイーツが登場しました。売り場でも「あんこ」の大きな文字が印象的なパッケージに注目です。

「100年あんこのあんフィナンシェ」(4個入り1,296円)を試食してみます。「焦がしバター×あん」「チョコ×フランボワーズ」「八女抹茶×あん」の3種類があるうち、「焦がしバター」をチョイス。小判のようなサイズのフィナンシェの表面に粒あんがのっていて、小豆とバターの風味がよくマッチします。個包装で常温保存できるので、持ち運びやすさもオススメできるポイントです。ありそうであまりなかった組み合わせが新鮮です。

〈三日月屋〉百貨店初登場!定番のクロワッサンと焼き菓子も

2005年に北九州市で生まれたクロワッサン専門店「三日月屋」は、天然酵母を使用し、丁寧な製法から生まれるクロワッサンが定番です。新鮮な具材をたっぷりと挟んだサンドイッチや食パンサンドも注目です。意外にも、百貨店では初めての出店。ミニクロワッサンを乾燥させ、パイ菓子のように焼き上げられた「パイクロワッサン」〈6個入り1,183円〉はデパ地下で人気が出そうな一品です。

実食したパイクロワッサンは、かわいらしい小さな見た目が第一印象。一口ほお張ると、バターの芳醇な香りがいっぱいに広がり、ザクッとした食感の生地と表面に散りばめられているザラメの食感が今までに味わったことのないおいしさで、上品な甘さも広がります。まさにクロワッサンから生まれたスイーツで、ティータイムにぴったり。個人的には紅茶を合わせたいと感じました。パン代わりにもなる優れものでした。

〈ラ・メゾン・デュ・ショコラ〉ラグジュアリーなチョコを味わうなら

1977年にフランス・パリで開業した世界最高峰ともいわれるショコラブランドです。甘すぎず、カカオ本来の風味を存分に引き出した「ガナッシュ」や「プラリネ」は、世界中のショコラ愛好家から絶大な支持を得ています。日本でいう「人間国宝」に相当する、フランス最高峰の称号を持つショコラティエが率いるブランドが、待望となる九州初の店舗を構えました。チョコレートを思わせる店舗の壁もユニークです。

プレーンガナッシュの中でも、王道ともいわれ、まろやかで滑らかな食感のQUITO(キト)を実食。開封した瞬間から、カカオの良い香りが漂います。外側のパリッとした食感が楽しい。中に閉じ込められているガナッシュは、口当たりの良さが印象に残ります。これは一口目で感じました。全体的に心地よい苦みと、優しさのある甘みのバランスが取れていて、後味はスッキリ。まずは、6粒入りの「アタンション」〈3,672円〉がオススメです。

〈坂角総本舗〉えびせんべい×ごぼう天という組み合わせの妙!

愛知県発祥の坂角総本舗は1889年創業の言わずと知れた、えびせんべいの老舗です。江戸時代の徳川家の献上品「えびはんぺい」に創意工夫を重ねて生み出された「ゆかり」は看板商品として知られています。1枚の7割ほどがえびの身でできているそうで、新鮮な身を丹念に焼き上げて香ばしい味わいを生み出していきます。今回、福岡県内唯一の出店となりました。福岡県民にとっては土産物として、いただき物のイメージが強いですが、博多らしい「新土産」ができたそうです。

その名も「hakata ebiQ(ハカタ エビキュー)」〈10枚入り1,188円〉。福岡を代表する名物といえば、ごぼ天うどん。えびせんべいと「ごぼ天」が出合い、焼きあご出汁のうま味が加わったせんべいです。実食してみると、口の中にゴボウとエビのうま味がバランス良く広がります。ザクザクとしたかみ応えは「ゆかり」を思わせますが、どこか別物のような印象も。新しい福岡名物になりそうな予感がしています。

このほか、コク深いバターが香る焼き菓子専門店〈TEA BREAK〉が6月17日にオープンしています。サクサクとした食感のパイや、香ばしいクッキー、口の中でほどけるようなサブレがそろいます。

◆今後の開店スケジュール(予定)

7月15日(水)AND THE FRIET(アンド ザ フリット)=九州初

7月22日(水)3p.m.(スリー ピーエム)=九州初

7月22日(水)サブレヤ=九州初

7月下旬以降 REC COFFEE(レックコーヒー) =百貨店初

7月下旬以降 SAISON DES RÉCOLTES (セゾン・デ・レコルト)=百貨店初

8月上旬 チョコレートショップ=百貨店初

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