待ちに待った結婚式。準備は大変でしたが、夫と一緒に作り上げた人生最高の日を迎えました。ウエディングドレスを身にまとい、幸せで胸がいっぱいです。しかし、そんな幸せな日に義母から掛けられた一言。今振り返ると、その言葉は義母との価値観の違いを感じた最初の出来事でした。
幸せ絶頂の花嫁に義母が掛けた衝撃の一言

付き合っていた彼と、いよいよ結婚式を迎えた日の話です。
私はウェディングドレスを着て、親族へのお披露目の時間を迎えていました。式の準備中は慌ただしい日々が続いていましたが、結婚式当日は穏やかな気持ちで過ごしていました。少し浮かれた気持ちで待っていると、来てくれた親族たちが次々とお祝いの言葉を掛けてくれます。
そんな中、義母と義妹も笑顔で私のところへやって来ました。2人ともおしゃれをしていて、お互いの服装を褒め合いながら和やかに会話をしていました。
すると突然、義母がこう言ったのです。
「これから一緒に息子をいじめましょうね」
私は一瞬、言葉の意味が理解できませんでした。
義母は、それまで私を歓迎してくれているように感じていました。好きなお菓子を買ってきてくれたり、自宅に招いてくれたりと、何かと気に掛けてくれる人だったのです。そのため、私は義母に対して悪い印象を持っておらず、まさかそんな言葉を掛けられるとは思っていませんでした。
義母の言葉に笑うしかなかった

義母は冗談のつもりだったのでしょう。しかし、これから夫婦として新しい人生を歩み始める日に掛ける言葉とは思えませんでした。
その場では「あはは」と笑って受け流しましたが、心の中にはモヤモヤした気持ちが残りました。私は夫に不満があるわけでもなく、これから始まる結婚生活を楽しみにしていました。
義母の意図はよく分からなかったのですが、悪気がないことは伝わってきました。それでも、結婚式の日に聞きたい言葉ではありません。
始まってしまえば、結婚式は欠席者や大きなトラブルもなく、無事に終わりました。久しぶりに会う友人や恩師とも再会でき、私にとっては幸せいっぱいの1日になりました。そのため当時は、義母の言葉について深く考えないようにしていたのです。
今振り返ると価値観の違いを感じた結婚式

しかし今振り返ると、あの一言は義母との価値観の違いを感じた出来事だったように思います。結婚式当日はとにかく慌ただしくて、その場で夫に話すことはありませんでした。後から思い出して話そうと思ったこともありましたが、結局言わないままになっています。
結婚後の義母は、私への接し方が結婚前から変わったわけではありません。実際に息子をいじめるようなこともありませんでした。
私を自分の味方に引き入れたかったのか、その場を盛り上げる冗談のつもりだったのか、今でも本当の意図は分かりません。悪気はなかったのでしょう。それでも結婚式当日の私には理解できず、今でも忘れられない言葉として心に残っています。
(ファンファン福岡公式ライター/Hitomi-kus1)





