わが家と同じ時期に引っ越してきた隣人はとても感じの良い人で、子どもの年齢も近く良好な関係でした。ところが、生ごみを肥料にした家庭菜園を始めると、においや虫、カラス被害が発生。さりげなく伝えても届かず、悩みながら自衛している体験談です。
仲の良い隣人だからこそ言いづらい悩み

わが家とお隣さんは、ほぼ同じ時期にこの地域へ引っ越してきました。子どもの年齢も近く、外で会えば立ち話をしたり、学校の話題で盛り上がったりする関係です。
感じの良いご家族で、これからも穏やかに付き合っていきたいと思っていました。ご近所トラブルとは無縁だと、正直思っていたほどです。
ですが最近、どうしても見過ごせない悩みができてしまいました。相手が良い人だからこそ、余計に言い出しづらい問題です。
始まった“家庭菜園”に戸惑い

きっかけは、お隣さんが家庭菜園を始めたことでした。野菜づくり自体は素敵な趣味ですし、最初は私も「楽しそうだな」と思っていました。
ところが、肥料として使っていたのが生ごみだったのです。野菜くずや食べ残しのようなものが庭先に置かれ、土づくりに活用している様子でした。
しかも、その場所がわが家の玄関側に面した位置だったため、外に出るたびに目に入ります。見た目にも気になりますし、正直なところ、戸惑ってしまいました。
カラス、におい、虫…影響は想像以上

困ったのは見た目だけではありませんでした。生ごみを狙ってカラスが集まるようになり、土から出ている生ごみをあさっては散らかしていくのです。
気づけば、わが家の玄関前にも食べかすのようなものが飛ばされ、周辺にはフンまで落ちている状態。朝、玄関を開けてため息をつく日もありました。
さらに春から夏にかけては匂いも強くなり、虫まで増えてきました。窓を開けたい季節なのに開けづらく、生活にまで影響が出始めたのです。
そこで私は、玄関先に鳥よけグッズをインテリア風に置いたり、吊り下げタイプの虫よけグッズを設置したりして、自分なりの対策を始めました。ですが、原因はうちではないのに、こちらが工夫しなければならない現実に複雑な気持ちになりました。
伝えても届かず、悩みは続く
本音を言えば、やめてほしいです。せめて家庭菜園をする場所を変えるか、生ごみの管理方法を見直してほしいと思っています。
お隣さんへ「最近カラスが多いですね」「虫が増えましたね」とさりげなく伝えたこともありました。ですが、生ごみが原因だとは思っていないようで、こちらの気持ちはあまり伝わりませんでした。
お隣さんは普段とても感じの良い人で、子ども同士のつながりもあります。これから先も長く付き合う相手だと思うと、強く言って関係がこじれるのも怖いのです。
毎日気になっているのに、何も解決できないまま過ごしている自分にもモヤモヤします。ご近所づきあいは距離が近いからこそ難しいものだと、改めて実感しています。
(ファンファン福岡公式ライター/tomomicchu)





