40歳の夫と8歳の娘、6歳の息子と暮らす44歳のママです。ママ友との関係に不安を抱えながら幼稚園の副会長を引き受け、昭和生まれの最年長として飛び込んだ役員活動で起きた、笑いあり感動ありの1年間をお届けします。
断り切れず副会長に…ひと回り以上若いママばかりで不安な日々
幼稚園の先生から役員の打診を受けたとき、正直すぐには返事ができませんでした。
「私なんかが務まるのかな…」と思いながらも、結局断り切れずに副会長を引き受けることに。昭和生まれの私は、役員メンバーの中でダントツの最年長でした。

集まってみると、周りは20代や30代前半のフレッシュなママばかりで、「話が合うかな」「浮いてしまわないかな」と内心ドキドキしっぱなし。
最初の顔合わせの帰り道、「1年間やっていけるだろうか…」と不安な気持ちで自宅に戻ったことを今でも覚えています。
愛称はまさかの「長老」!?想像もしなかった展開に

活動が始まってしばらくすると、私にはいつの間にか「長老」という愛称がついていました。
最初に「長老!」と呼ばれたときは思わず「え、私!?」と吹き出してしまいましたが、そこに悪意はみじんもなく、むしろ温かい敬意がこもった呼び方だとすぐに感じました。
さらに驚いたのは、気遣いの細やかさです。
役員会では真っ先に広い席を譲ってくれて、老眼気味の私がプリントを目を細めて見ていると「読みますよ!」とさらりと読み上げてくれるのです。
至れり尽くせりの対応に、「こんな素敵なママたちと一緒になれたんだ」と胸が熱くなりました。
「長老は座ってて!」率先して動いてくれる若いママ友の神対応
役員の仕事は思った以上に体力勝負な場面もありましたが、若いママたちが「いいから、いいから、座ってて!」と言いながら率先して動いてくれました。
重い荷物の運搬やスマホを駆使した細かいデータ作業も、笑顔でサクサクこなしてくれる頼もしさに何度も助けられました。彼女たちの動きの速さは、まさに令和のスピード感。
ランチ会でも気遣いは変わりません。お店に入るたびに「こっちこっち!奥に座って」と一番ゆったりした奥の席に案内してくれるのです。ドリンクバーで私がいちいち席を立って出入りしなくて済むようにという、さりげない配慮でした。
さらに、私が席を立とうとすると「自分の分も次に行くから!何がいい?」と軽やかに声をかけてくれました。
私の分のドリンクまでついできてくれる彼女たちに「気を遣わせてごめんね」と言うと、「ついでだから気にしないで!」と笑い飛ばしてくれました。
押しつけがましくない、ごく自然な優しさに触れるたび、私は「なんて幸せな環境なんだろう」と心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
年齢なんて関係ない!最高の仲間とワイワイ走り抜けた1年間
1年を通じて、年齢差を感じる場面はほとんどありませんでした。昭和の思い出話で盛り上がったり、最新の流行を教えてもらったり。冗談を言い合い、失敗したら一緒に笑い、困ったときは助け合う。
気づけば「長老」という愛称が、私にとってこの上なく誇らしい、大切な仲間との絆の証になっていました。

役員の任期が終わった打ち上げの席で、「このメンバーで活動できて本当に良かった!」と思わず口にすると、
「こちらこそ長老が副会長としてまとめてくれたおかげです!楽しく活動できました!」と全員が笑顔で返してくれました。
その言葉に思わず目頭が熱くなりました。最高のママ友たちと出会えたこの1年は、私の人生においてかけがえのない宝物です。
ママ友との関係に不安を感じていた私が、「長老」という愛称とともに素敵な仲間に恵まれた1年間。
年齢差なんて関係なく笑い合える関係は、勇気を出して飛び込んだからこそ生まれたものだと感じています。これからも年齢にとらわれず、新しい出会いを大切にしていきたいと思います。
(ファンファン福岡公式ライター/ひなたママ)





