福岡市・天神の大丸福岡天神店で進められてきた11年ぶりとなる地下2階食品フロアの大幅リニューアルが完成し、8月28日にグランドオープンしました。今回は、全国的にも人気が高く、九州初となる「GODIVA Bakery ゴディパン」、「バターのいとこ/北海道ブラウンチーズ」など、早くも話題になっている新規出店が盛りだくさん。早速、ファンファン福岡編集部が取材して実食レポートします。
〈GODIVA Bakery ゴディパン〉親しみやすさと高品質が融合したベーカリー

全国で6店舗目となる「GODIVA Bakery ゴディパン」は、天神地下街につながる連絡通路から入館してすぐの区画にあり、すぐに見つけられます。
ゴディパンは、日本で進化してきた菓子パンや総菜パンに、ショコラティエ(チョコレート菓子職人)の発想を加えてパンづくりをしています。
目を引くのは、福岡市中心部に多い「屋台」をイメージした店構え。ここには、常温で販売される焼きたての商品が随時、提供されるそうです。その隣には、看板商品ともいえるコロネが並ぶ冷蔵ケースが配置されていました。

試食した商品のうち、人気商品となるであろうコロネ(ショコラ)〈1個464円〉を紹介します。
先にお伝えしますが、食感に驚くと思います。よく見かけるチョココロネのような見た目ですが、チョコレートカスタードクリームの中にダークチョコレートのバー1本が隠れています。歯ごたえのあるバーと相まって、カカオの風味が豊かに香ります。
もう一つ、コロネ(明太子ポテトサラダ)〈1個496円〉も要注目。甘くないカカオ生地のパンに、ホイップクリームと合わさった軽い食感のめんたいこポテトサラダがおいしい総菜パンに仕上がっていました。ポテトのゴロゴロとした食感も味わい深かったです。
〈バターのいとこ/北海道ブラウンチーズ〉新食感を楽しめる、サステナブルなスイーツ


同じく天神地下街につながる連絡通路から入館してすぐのエリアに、九州初上陸となるクラフトスイーツブランド「バターのいとこ」と「北海道ブラウンチーズ」がオープン。
運営するGOOD NEWSは、バターを作る際に出る無脂肪乳や、チーズ作りの際に出るホエイ(乳清)といった本来は活用されにくい食材に新たな価値を生み出し、地域資源の循環や持続可能な社会の実現を目指しています。
おいしいのはもちろん、素材を無駄なく活用した環境にやさしいスイーツがそろいます。


大丸福岡天神店限定の「バターのいとこ あまおう苺」〈1箱3枚入り・1,080円〉と、「スノードーム プレーン」〈1箱4個入り・1,296円〉を試食。
「バターのいとこ あまおう苺」は、ふんわりとしたワッフル生地に、とろりとしたミルクジャムとあまおう苺ジャムをたっぷりサンド。濃厚な甘さに加え、かむたびにシャリシャリとした食感も楽しめます。バターの包み紙を思わせる遊び心のあるパッケージも印象的でした。
一方の「スノードーム プレーン」は、ころんとした愛らしい見た目が特徴。上部にはさくっとしたメレンゲ、下部にはホエイを煮詰めて作ったブラウンチーズをチョコレートで包み込んでいます。ブラウンチーズはキャラメルのような濃厚な味わいで、コク深い甘さが口いっぱいに広がりました。
「バターのいとこ あまおう苺」は「ふわっ・シャリッ・とろっ」、「スノードーム プレーン」は「さくっ、シュワッ、とろ~」。どちらも新食感が楽しめるスイーツでした。
〈チョコレートショップ〉店舗で焼き上げる「NEO和菓子」を新発売

8月5日にオープンした「チョコレートショップ」は、“博多のチョコのはじまりどころ”として親しまれている人気店。
百貨店では初となる常設店で、チョコレートがとろりと垂れる様子を表現した印象的な店舗デザインが目を引きます。看板商品の「石畳ケーキ」をはじめ、チョコレートや焼き菓子が並んでいました。

大丸福岡天神店限定の新商品として登場したのは、和×洋のどら焼き「DORAca(ドラカ)」〈1個432円〉。
中にはチョコレートショップの生チョコレート「ひとくち石畳(スイート)」を丸々一つと、生クリーム、粒あんを包んでいます。「粒あんとチョコレート?」と不思議に思いながら食べてみると、それぞれの甘さが程よく調和し、上品な味わい。餅粉を使っているというココア生地はクセになりそうなもちもち食感です。店舗で焼き上げて提供される商品で、時間帯ごとに販売できる数量が決まっているそうです。
〈SAISON DES RÉCOLTES/REC COFFEE〉コーヒー店とパティスリーの複合ショップ


8月11日には、福岡発のスペシャルティコーヒーブランド「REC COFFEE」と、REC COFFEEから生まれたパティスリーブランド「SAISON DES RÉCOLTES(セゾン・デ・レコルト)」がオープン。
セゾン・デ・レコルトは2店舗目となる出店で、REC COFFEEの豆を生地に練り込んだ「コーヒーシュー」をはじめ、九州産素材を使った焼き菓子などを展開しています。
両店の商品を自由に組み合わせて購入できるほか、お菓子に合うコーヒーを提案してもらえるのも魅力。手土産やギフト選びにも重宝しそうです。

セゾン・デ・レコルトでは、「うるう農園のあまおうのシュークリーム」〈1個720円〉を試食。
ザクザクとしたクッキー生地の中には、あまおうクリームとヨーグルトクリーム、カスタードクリームがたっぷりと詰まっています。食べ進めると、中心からは果肉感あふれるあまおうのジュレソースが登場。存在感のあるサイズながら、ヨーグルトとイチゴの爽やかな酸味が全体を引き締め、最後まで軽やかに味わえました。
9月24日(木)までの期間限定で販売されています。
鎌倉・京都の人気店、老舗菓子店プロデュースのブランドなど…話題の店舗を紹介
看板メニューを試食した店舗以外にも、九州初出店の人気店や老舗菓子店が手がけるブランドなど、見逃せない店舗が今回のリニューアルでオープンしました。話題の店舗を紹介します。
〈パンデロー〉

福砂屋がプロデュースするブランド「パンデロー」では、カステラやオランダケーキをアレンジしたオリジナルスイーツを展開。「和菓子の日」などの特別な日にのみ販売されていた限定商品も常時購入できます。
中でも注目は、先行販売中の「ナッツとベリーのパンデローカッサータ」〈2,700円〉。檸檬カステラを土台に、3種のナッツと4種のベリーを混ぜ込んだ濃厚なクリームチーズを合わせたアイスケーキで、暑い季節にぴったりのひんやりスイーツです。
〈鎌倉紅谷コーナー/村上開新堂コーナー〉

これまで催事で人気を集めてきた鎌倉発の菓子店「鎌倉紅谷」が、九州初となる常設コーナーをオープン。代表商品の「クルミッ子」〈5個入891円など〉をはじめ、ブラウニーや焼き菓子の詰め合わせなども購入できます。
さらに同じ区画には、京都の老舗洋菓子店「村上開新堂」のコーナーも登場。定番のレーズン味をはじめとした、日本最古の洋菓子とされる「ロシアケーキ」〈1枚270円〉5種などを販売します。クッキーともビスケットとも異なる独特の食感と、どこか懐かしい素朴な味わいが魅力です。
〈AND THE FRIET(アンド ザ フリット)〉

九州初出店となる「AND THE FRIET」では、フレンチフライ専門店のおいしさをそのまま閉じ込めたプレミアムスナック「DRIED FRIET」を販売。ダブルトリュフソルト味や、大丸福岡天神店限定の明太子マヨネーズ味(60g・540円)など、多彩なフレーバーがそろいます。1袋〈60g・540円〉から購入できるほか、複数のフレーバーを詰め合わせたボックスも用意。福岡土産にはもちろん、自分へのちょっとしたご褒美にもぴったりです。
今回の大幅改装により、大丸福岡天神店の本館地下2階食品フロアは、約7割の店舗がリニューアルしました。
生まれ変わった「デパ地下」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。





