「あーこれは取り付けできないですね」エアコンの交換に来た業者が驚愕の一言 設置不可の原因はわが家にあった!?

ネットショップで購入したエアコンを設置しようとしたところ、やってきた業者に「取り付けできません」と言われてしまいました。思いもよらない原因で体験することになったトラブルを紹介します。

目次

待ちに待ったエアコンの設置日

写真AC

ある年の夏、リビングのエアコンが故障。新しいエアコンを購入することになりました。

9月になっても残暑が厳しく、一日でも早く設置したかったため、設置日が早いお店を探しました。比較した結果、最も早く取り付けられるネットショップで購入することに。

取り付け工事もセットだったので、あとは設置日を待つだけでした。最短で手配してもらえたものの、設置日は4日後。その間は2階の涼しい寝室で過ごし、「あと4日の我慢」と自分に言い聞かせながら暑さに耐えていました。

ようやく迎えた設置日。作業に取りかかった業者さんが室内の配線を確認すると「あー、これは…」とぽつり。
次の瞬間「このエアコンは取付対象外です」と告げられました。

なぜ設置できないのか分からず、「どういうこと?」という疑問と、「まだこの暑さ地獄は続くのか」という絶望感で頭が真っ白になりました。

設置できない理由は配線

写真AC

業者さんの説明によると、原因はエアコン本体ではなく、家の「配線」にありました。
家庭で使われる配線には1.6mmと2.0mmの2種類の太さがあり、購入したエアコンを取り付けるには2.0mmの配線が必要だったのです。しかし、築10年の戸建てのわが家で使われていたのは1.6mmの配線でした。
配線に種類があること自体、初めて知りました。2.0mmの配線が主流とのことでしたが、ハウスメーカーから家を建てるときに説明を受けた記憶はなく、「大事なことなのに知らなかった…」と驚くばかりでした。

さらに悪いことは重なります。一般的にはエアコンを取り付けた壁の外に室外機を設置し、壁に穴を開けて配線を通すことが多いそうです。しかし、わが家のエアコンは室外機とは反対側の壁に設置されており、配線は壁の中を通す造りになっていました。

そのため、配線交換には壁を外す大がかりな工事が必要になるとのことでした。古いエアコンと交換するだけのつもりが、家の工事まで必要になるとは…。工事内容を聞いて、その規模に驚きました。まさかここまで大ごとになるとは思わず、頭はすっかりフリーズしてしまいました。

そこで、業者さんの勧めで、ハウスメーカーへ連絡することにしました。

ハウスメーカーへ相談した結果

写真AC

状況を説明すれば、ハウスメーカーにすぐに対応してもらえるものだと思っていました。しかし返ってきたのは、通常の工事依頼をするようにとの案内でした。

なお、建築当時に配線についてどういう説明をしていたか確認しようとしましたが、当時の営業担当者はすでに異動しており、エアコンの設置場所や配線については「説明していたかどうかは分かりません」という回答でした。

私たちは「なぜ1.6mmの配線だったのか」という理由を知りたかったのですが、ハウスメーカーは「仕様です」の一点張り。結局、最後まで詳しい説明を受けられず、モヤモヤが残りました。

しかしその後、夫が何度もハウスメーカーと話し合いを重ねた結果、配線工事を無償で行ってもらえることになりました。

後日行われた配線工事は大がかりなものでした。電気工事士、大工、クロス職人、そして営業担当者まで集まり、それぞれが連携しながら作業を進めていきました。

「配線を交換するだけで、こんなに多くの人が関わるなんて」と思いながらを見守っている間に作業は終了。壁紙もきれいに張り替えられ、ようやく新しいエアコンを設置することができました。

今回の経験で学んだこと

最短で取り付けられることを優先して、新しいエアコンを選びました。ところが、配線の問題で工事は大がかりになり、結果的には予想上に時間がかかってしまいました。エアコンの購入前にお店に相談していれば、もっとスムーズだったかもしれません。

家づくりでは決めることがたくさんありますが、エアコンの設置場所や配線まで意識する人は少ないでしょう。私もそうでした。

家の購入前にエアコンの設置場所や配線の種類を確認しておくだけで、思わぬトラブルを避けられるかもしれません。これから家づくりやエアコンの買い替えをする方は、ぜひ一度確認してみてください。

(ファンファン福岡公式ライター/fafako)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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