皆さんが小学生の頃、友達同士でどのように名前を呼び合っていましたか?名字に君付け?それともニックネームでしょうか?私は小学生に上がった息子の「友達の名前の呼び方」を聞いて、自分の子ども時代との違いにびっくりしました。
友達はフルネームで呼び合うのがスタンダード?

昭和生まれの私が小学生の頃は、仲の良い友達のことはニックネームで呼ぶことが多かったように思います。
例えば、はるかちゃんは「はーちゃん」、ひでと君は「ひでちゅん」。
親しみを込めて、名前をもじったニックネームで呼ぶのが普通でした。
しかし、小学校に入学した息子の話を聞いていると、どうやら私の頃とは様子が違うようです。
息子は
「今日ね、山田太郎君がね」「福岡花子ちゃんがね」
という具合に、常に友達をフルネーム呼び。息子も友達からフルネームで呼ばれています。
さらに驚いたのが、保育園の頃は下の名前で呼んでいた友達も、小学校に上がるとフルネームで呼び合うように変わったことです。 私は
「もしかしたらクラスや仲良しグループの中に、名字や下の名前が同じ子がいるのかな?」と思ったのですが、そういうわけでもなさそう。
ほとんどの友達をフルネームで呼んでいたのです。
「時代によって、子どもたちの呼び方はこうも変わるんだな」と思っていたところ、他にも興味深い発見がありました。
小学校の中でも呼び方が変化していた

それは、息子の授業参観でのこと。
担任の先生が「太郎さん」「花子さん」と、名字ではなく下の名前に「さん」を付けて呼んでいたのです。
昔は、「山田君」「福岡さん」と名字で生徒を呼ぶのが普通でしたよね。
授業参観の後、同じクラスのママ友2人と子どもの呼び方について雑談しながら帰りました。すると
「今の子どもたちの呼び方には、何となく違和感がある」
ということで意見が一致しました。この違和感は、世代間ギャップというものでしょうか。
息子と同じクラスで、小学校高学年の子どももいるママ友によると、上の子の時も入学当初から友達同士の「フルネーム呼び」が始まったといいます。
学年が上がるに連れてフルネーム呼びは減り、下の名前で呼ぶことが多くなったと言います。
そのママ友は
「もしかすると、低学年のうちはクラスメートの名前を早く覚えるために、名札を見て呼び合うことが多いからかもね」と推論。
私ともう1人のママ友も、その意見に納得しました。
子どもの名前の呼び方の変化にあった理由

帰宅後、他にも何か理由があるかもしれないと思った私は、ネットで情報を調べてみました。
すると、いろいろなことが分かりました。
どうやら最近は、ニックネームやあだ名で友達を呼ぶことを禁止している学校が増えているのだとか。
その理由は、特定のあだ名に対して苦痛を感じる子や、自分だけニックネームで呼ばれないという疎外感を抱く子への配慮らしいのです。
また「君」「さん」という男女の呼び分けが「さん」に統一されたのは、「LGBTQ+(性的少数者の総称)」の子への配慮だと分かりました。
今は多様性を認めることが求められる時代。さまざまな側面から子どもの権利を守ろうという動きがあるんだなと感心しました。
(ファンファン福岡公式ライター/minimix)





