新築したわが家をお披露目するBBQの予定が、まさかの義家族総勢8名を接待する状況に。事を荒立てたくない私と夫は我慢して過ごします。しかし、夫の怒りが頂点に達したとき、6歳の娘が衝撃の一言を放ちます。それにもめげない義母にさらに一撃!娘をこんなにも誇らしく思える日がくるなんて、思いもしませんでした。
BBQがしたいと言う義母

家を新築したばかりの年、義母から夫に
「今年のお盆の集まりは、あんたの家でBBQ がしたいんだけど」と電話がありました。
例年は義実家で食事をしていたのですが、夫も建てたばかりの家を兄弟にお披露目したかったのでしょう。
快く承諾し、お盆のBBQが決定しました。
私は
「誰が買い物に行くの?私、仕事もあるんだけど?」と再三確認しましたが、夫は
「買い物はうちが行こうかね。仕事も午前中だけでしょ。大丈夫、大丈夫!」という能天気な返事ばかりで苛立ちを覚えました。
義家族御一行がやってきた!

結局、必要な買い物は前日に終わらせました。
そしてBBQ当日、義父・義母・祖母・次男夫婦・三男夫婦・従弟の総勢8名が到着!25歳以上の背の高い大人たちが、ぞろぞろと集まり、夫はみんなに家の中を紹介していきます。
その後、夫は「準備始めようか」と庭へ出ます。
しかし、皆で準備をするつもりが、他の人は涼しいリビングのソファに座ってテレビを見たり「汗かいた~」とお風呂に入る義弟がいたりと、まさかの事態に!
夫は汗だくになりながら、庭にテーブルや椅子を出し、火を起こします。
背中からはイライラが伝わりますが、義家族御一行は気づかず寛いでいます。
私はキッチンで食材の準備。BBQの肉や野菜の準備に加えて、おつまみやおにぎりも必要です。
いつもは冷凍の枝豆ですが、義父の好みに合わせて鞘付きの枝豆を1つ1つ切って湯がきます。
娘が怒りの一撃!

BBQは準備が大変です。わが家はいつも
「働かないとお肉は食べられないんだよ」と娘に言い聞かせていました。
庭で汗だくになり火を起こす夫。食材を準備する私。そして夫の隣でちょこまかとお手伝いをする6歳の娘も、完璧なサポートをしています。
肉が焼けたので、夫は御一行様に声をかけました。
「お肉焼けたよ!食べにおいで~」しかし、外にでた御一行様は
「暑いね。家の中で食べようか」と言い出す始末…。
さすがに夫も怒ります。
「何のためにBBQしたん?せめて外で食べて」と言います。しかし
「だって暑すぎでしょ」と言われ、夫もことを荒立てたくなく
「好きにしな…」とあきらめモード。
すると、そんな御一行様の様子を見た6歳の娘が
「準備した人しか食べられないんだよ!」とはっきり言いました。
義母は「ばあちゃんは、いいんよ!」と謎の返事をしますが、娘は続けます。
「なんでいいの?BBQは準備が大変で、みんなで頑張るからおいしく食べられるんだよ!」と、まさに私と夫の気持ちを代弁する一言。
「よく言ってくれた!」という気持ちでした。子どもにそこまで言われて動かないわけにもいかなくなったのか、御一行はそそくさと靴を履き庭へ出ます。
やっと楽しいBBQがスタートしたのでした。
娘の言葉に感謝

楽しいBBQの予定が、疲労困憊とイライラの事態に…。
でも娘が一撃してくれたおかげで、その後は楽しくBBQをして、片付けもみんなでしました。
この出来事から数年が経ちますが、義家族とのBBQをわが家ですることは一切ありません。
お盆は大人しく義実家で集まるのが恒例になっています。
(ファンファン福岡公式ライター / ユズキ)





