【注目】福岡で一番早く始まる情報番組 FBS「バリはやッ!」岡澤アキラさん・若林麻衣子さん 2人のMCを直撃!

〝福岡で一番早く始まる〟朝の情報番組としてスタートして10年を迎えたFBSの「バリはやッ!」。2025年4月に番組に仲間入りしたタレントの岡澤アキラさんと、若林麻衣子さん(FBSアナウンサー)のMC2人に、番組への思いや、舞台裏のエピソードなどをたくさん聞きました!

「バリはやッ!」のスタジオに立つMCの若林麻衣子さん(左)と岡澤アキラさん
目次

岡澤さん「自分の感覚」を大事にして伝える

―番組のテーマ、コンセプトを説明いただけますか。

岡澤アキラ:番組名の通り、「福岡で一番早く始まる番組」ということで、ニュースはもちろん、エンタメ、スポーツ、本当に幅広くたくさんの情報を扱って、地元の福岡、佐賀のニュースももちろんたくさんありますし、福岡をもっと好きになってもらえるような情報盛りだくさんの番組です。

若林麻衣子:言葉に表すのであれば、「元気」、「楽しい」、「爽やか」というのを一番目指していて、それにプラスして、「誰かに話したくなる情報」を入れたいなと。「バリはやッ!で、こんなこと言ってたよ~」「あんなことやってたよ!」ってことを誰かに話したくなるような番組にしたいのが一番の根底にあります。

―そのために、出演する側として心がけていらっしゃることとか、工夫されていることはありますか?

岡澤:番組MCとして情報をただ伝えるだけじゃなくて、「自分」を通して伝えるようにしていて、自分の感覚とか、視聴者にできるだけ寄り添って、「見る人がどういう気持ちでいるんだろう?」っていうところを大事にしています。朝早い番組で、ご覧いただいている理由がきっとあると思うので、いろんな方に寄り添えるようなことも通して、お伝えできるように心がけています。

若林:同じように私自身も自分の発言としては視聴者目線を絶対忘れないように。あとは子育てしている母であり、主婦でありという視点を忘れないようにしながら、皆さんに共感してもらえる部分は一つ入れたいと思っています。新聞記事や、その日の話題になっていることをお伝えするコーナーもあるんですけれども、そういう時に西日本新聞さんも出させていただいたりしているんですが、1紙だけじゃなくて、いろいろ見ながら、「あ、こんな意見もあるな」っていうのを自分自身の中に入れた上で発言できるよう心がけていますね。

―視聴者にはどういうふうに見て、楽しんでほしいですか?

岡澤:もっと身近な存在になってほしくて、やはり地元の福岡・佐賀で放送している番組なので、テレビを通してなんですが、番組のメンバーが身近な存在になってくれるような言葉とか、問いかけとか呼びかけを意識はしてます。実際に、街で視聴者にお会いして、目の前でお伝えしているような、そんな感覚は心がけています。

若林:スタジオの雰囲気はすごく大事にしていて、「楽しいよね」っていう雰囲気をなるべく出そうっていうのはあります。だからこそ、あまりリハーサルはやらないんですよ、私たち。ぶっつけ本番の掛け合いみたいに。一度やってしまうと、もう同じことを2回目の本番だとあまりリアクションが大きく取れないので、アキラさんのオープニングのエピソードトークなんかもぶっつけ本番で聞いています。

―いいリアクションが生まれるということですね。

岡澤:周りの人もみんなその日に(内容を)知ります。その瞬間に聞いて、その瞬間に「それどうなの?」みたいな感じですね。僕もギリギリまで隠しておきたいというか。だからこそ視聴者の皆さんとスタジオが同じような感覚で反応していただけるのかなと思います。

若林:そういう、ワイワイした感じは大事にするようにしています。

「駅前食堂」のロケシーン

―いろいろなテレビ番組が同じ早朝の時間帯にある中で、どういう違い、特徴があると考えていますか?

岡澤:朝一番早く始まる番組ですから、情報のスピードや、新しさというところですかね。一番最初にお届けするので、視聴者には一番早く情報が届きます。

若林:ローカルでも、同じ時間帯にいくつも番組がある中での差別化って本当に難しいところなんです。先ほどお伝えしたことと重なるんですけれど、やっぱり、親近感っていうところで、この「バリはやッ!」の雰囲気好きだな、と思ってチャンネルを合わせてもらえるようになったらいいなっていう思いはありますね。ニュース、エンタメは(別の番組でも)同じ話題を取り上げることがすごく多いので、それを受けてどんな発言をするのかなとか、どんなふうにワイワイ話しているのかなっていうところで、出演者自身を好きになってもらえたら…っていう思いはあります。

〝福岡一早く始まる〟朝の情報番組として

―「このポイントは負けない」っていうところなのかなと思うんですよね。

若林:となると、出演している私たち自身のキャラクターがやっぱり求められてくると思います。

岡澤:どんどん情報が展開していく、スピードは結構、福岡の番組の中では早い方だと思うので、ニュースで次、すぐエンタメにいって、スポーツにいって…っていう、いろいろな情報が何時から見ていただいても、一通り福岡の情報や、いろんな話題をお届けしているところは強みなのかなと思います。

若林:ですね。地元のニュースはもちろん、全国ニュースもしっかりお伝えするので、「るつぼ」ではありますよね。いろんなものがこうギュッと凝縮しているという。自宅を出る前に、押さえておきたいものはお見せしますよというコンセプトもありますね。

―早朝から放送しているっていうこともあって、放送する上で大変なことはありますか?

若林:とても細かい話で、取材した本人がもう(職場に)いないことがよくあるわけです。前日に取材した人がある程度、原稿を作っているんですが、最後の仕上げは別の人がするんです。だから原稿を見ながら、「この言い回しって、こう書いてもいいのかな」とか、「これってどういうことなの?」っていう細かい詰めをしたい時に、日中だったら記者に直接聞けても、(早朝の時間帯なので)ほぼ寝ています。で、「これ誤報になるかもしれない」ぐらいの時は電話するんですけど、ちょっとの疑問ではなかなか連絡できないということはあるんです。「書かれているままいきましょう」となることもあります。

―電話した事例っていうのは、どんなことだったかって覚えていらっしゃいますか。

若林:数字ですね。数字の誤りがないかどうかとか。「プレスリリースにはこう書いてあるんだけど、この数字はどこから、どこに根拠があるの」みたいな疑問には、私じゃなくてもっと上の立場の人が起こして電話をしたりしています。ニュースではないんですが、以前、高校生にインタビューするコーナーがあり、中途半端に話が終わっていたんです。「その子は結局どうなったの?」っていう疑問があって、「そこを伝えないと、話が終わらないよね」っていう時には、電話したことがありました。そうしたら、「そうでした、この写真を出す予定でした」っていうことで、その写真もスタジオでご紹介できて、「電話してよかった!」というようなこともありました。

―チームプレーでバトンタッチしながらニュースや番組を作っているがゆえの難しさもありそうですね。

若林:早朝は特に。私たちは未明から作業してるので、それはあります。

岡澤:「今日を生きている人」と、「昨日を生きている人」が職場に同時に存在してるんですよ。これが面白くて。二つ重なっているわけです。だから「明日」って表現する人がいるんですが、未明から動いている者からすると「それ今日だよ!」っていう話はよくあります。

若林:ありますね~。前日の夜から仕事してる人は私たちと一緒に午前1時や、2時に打ち合わせをした時に、「明日の放送では」って言うんですよ。それは私たちにとっては「もう今日」だから。

―25時、26時の方がいれば1時、2時っていう人もいる。時間軸が二つ存在している職場ですけど面白いですね。番組制作で大変だったエピソードとして、岡澤さんはどんなことがありましたか。

岡澤:私は取材に出ることが多くて、水曜日は「岡澤アキラの駅前食堂」という企画をやっているんですが、うどん以外のものの伝え方が難しいというか不思議な感覚というか。今まで「こういう伝え方もあるんだ」みたいなところですね。ひたすら麺をすすってきた。「え、ナイフとフォーク?」「なんか違和感あるな…」というふうに。自分がすすってない姿を見るのも、不思議な感覚でしたし、味を表現する言葉にも、いろんな表現があるなっていうことを改めて、イチからリポーターとして、福岡のタレントとしてやっている感じ。初心のような気持ちで取材をやってます。

「駅前食堂」のロケシーン

―表現のバリエーションはけっこう、増えてきたと実感されているんでしょうか。

岡澤:そうですね、増えつつあります。

―どういう時に感じられましたか、どんな料理に直面した時に実感しましたか?

岡澤:洋風の料理ですかね。聞いたことがない食べ物が出てきた時とかも。そう、ベトナム料理やスパイスのきいたスリランカカレーだったり。出合うものが初めて食べるものばかりなんですよ。「福岡にもこんなにたくさんグルメがあるんだな」っていうのを、お伝えはしているので、見たこと、聞いたことはもちろんあるものの、実際に食べるとなると、「こういうふうに自分は感じるんだ」と感じるのはすごく新しい発見があります。

―番組制作上の話で、今だから言えるハプニングを教えてください。

岡澤:原稿が紙じゃないことですね、一番は。全部ニュース原稿なんかもタブレットに入っているんです。ペーパーレスで原稿が入っていて、タブレットなので、急に電源が落ちることもあって、原稿が飛んじゃったりする時もあるんですけど、そういう時は助け合いというか、スタッフがすぐに原稿を入れたりとか、原稿なしで読んだりとかする時もあるので、ハプニングって言ったらそれが一番多いですかね。

―電源が落ちたりとか、原稿が行方不明になったりっていうこともあったっていうことですか?

若林:別のところでデスクがちょっと原稿に更新をかけると、私たちが見ているものが別のページに「ピンっ」て飛ぶことがあって。だから「オンエア中に更新しないで」とお願いしてるんですけど、読んでいる時に別のページに飛んでしまうことがあったりはしますね。

岡澤:そう、でもそれがハプニングにならないのはやっぱり、若林さんが全部そういうのを拾ってくれて、ちゃんとカバーしてくれる。ギリギリで本当のハプニングにはなってないです。視聴者の皆さんには分からないようにしていただいています。

若林:私の原稿が見えなくなって、(テレビに)映ってないから隣にいるアキラさんに見せてもらって原稿を読んだ時もありますし、マイクの音声が入らない時は、別の出演者のピンマイクを借りて原稿を読んだこともありました。焦ったのは2023年の夏、放送中に「大雨特別警報」が出た時です。普段から私たちは大雨や地震発生時のために訓練をたくさんやっているんですけど、本当にそうなった時に、「冷静にやれていたかな」っていうのは、ちょっと反省点ではありますね。的確に今どこに大雨特別警報が出て、誰が何をしないといけないのか。その瞬間に伝えないといけない。

若林さんはピンチを救う⁉「頼れる存在」

―お互いに、どんなキャラ、人物だと思っていますか?

若林:アキラさんはもう全く裏表がないんですよ。オンエアの時も、カメラが回っていない時も、そのままの穏やかさで、本当に波がないのが良いところなんですよ。だけど、「どういう時にテンションが上がるのかな」っていうのを、けっこう観察するんです。ゲーム、うどん、エジプトの話をする時はテンション上がって、話が終わらないこともありますね。

岡澤:歴史が好きなんです。その話題が入るとちょっと熱は入っちゃいますね。

若林:あと、ものすごく努力家。(2025年)9月にイベントでピアノの演奏をしましたけど、ほぼ初心者の状態で2ケ月しか時間がないわけです。最初のロケは私も同行したんですが、「いや~、この企画やっぱりちょっとやめた方がいいかも」ってみんなささやくほどだったんです。そこから1日2時間以上練習して毎日「バリはやッ!」に出演して、ロケもあって、土日も他のイベントの仕事もあるのに練習して、最後ピシャっと仕上げてきたっていう…。すごく努力をする人なんだなっていうのは感じました。

岡澤:「バリはやッ!」が10周年という節目で盛り上げようっていうタイミングだったので、私は4月からMCとして入ったばかりだったのですが、10周年っていう節目を迎える大事なタイミングだったので、もうそこは「きっちり決めねば」っていうことで、練習は頑張りました。

―岡澤さんから見ていかがですか、若林さんの人柄は。

岡澤:本当に細やかな気配りと、あとは冷静な、的確な判断力で、いつもピンチを救ってくれる頼れる存在っていう感じですね。出演者もそうなんですが、スタッフみんなが頼りにしてるので、「何か分からないことがあったら若林さんに聞け」という感じはすごくあるので、やっぱり本当に「柱」として大事な存在です。

―どういう時に感じられたんですか、それは。

岡澤:突然のハプニングを救っていただいた場面ももちろんありますし、番組にゲストが来られた時とかも、ゲストの方がすごく話しやすいような雰囲気を事前につくってくれて、いろいろ情報を調べてくださっています。

若林:いやぁ~、明日からも頑張れそうです。

生放送に備え、午前2時から打ち合わせ

―1日の動きというかタイムスケジュールを聞いていいですか?

岡澤:私は毎朝、午前1時に起きて、そこから準備をして、2時から全体の打ち合わせが始まるのでFBSに来る感じです。全体打ち合わせが終わった後は、一通り流れが固まっているので、それについて新聞やネット上の情報も調べます。衣装を着て、原稿を読む練習もします。自分で読むところはチェックして、間違いがないように、あとは発音とか、分からないところがあったら若林さんに聞きに行って本番に臨んでいます。

―番組が終わったら一区切りとなると思いますが、その後も、ロケに出ることもあるんですよね。

岡澤:その後、「駅前食堂」のロケに出ることもあります。何もない日もあるんですが、その後はイベントの打ち合わせや、他の仕事のことをやることもありますね。午後8~9時ぐらいには就寝する感じです。でも、その日にお伝えした情報やニュースもどんどん変わるわけです。やっぱり日中にいろんな情報が新しくなるので、目を通しておく時間とかもあって、それでだいたい午後8~9時ぐらいに寝ることになります。ホークスの試合が夜あれば、試合をチェックすることもあります。

若林:私は午前1時30分に出勤なので、0時50分に起きて出社します。1時30分からの勤務でオンエアが5時20分って、「時間ありすぎじゃない?」と思われるかもしれないんですけど、これがもう足りないぐらいなんですよね。もちろんメーク、衣装の着替えもあるんですが、事前準備や下調べにすごく時間がかかります。会社員なので午前9時30分まで勤務して、そこからいったん家に帰り、私は午前中に2、3時間寝るんですよ。前日は午後9時ぐらいに寝ているので、夜は睡眠時間が3時間半あるかな…くらいで。一日のトータルで計6時間くらい睡眠時間を確保できていたらいいかな、っていう感じです。

―1日の睡眠を2分割しているんですね。

若林:お昼過ぎに起きたら自分の時間はあるんですけれども、母親でもあるので、家の片付けなどもやります。10代の子どもが2人いるんですが、塾だの、部活だので、午後8時30分過ぎに帰ってくるんです。それまでに食事を作っておくんですが、一応食べさせるまでは見届けるので、結局、午後9時すぎでしょうか、寝るのは。就寝時刻はちょっと遅くはなってますね。

インタビューに答える岡澤アキラさん(左)と若林麻衣子さん

「頑張る人の背中を押す番組に」

―2025年4月に番組がリニューアルされてからのPRというか、番組のアピールを。

岡澤:私がリニューアルのタイミングで入らせてもらって、やっぱり一番は爽やかに元気にっていうのがポイントなので、自分の中ではできるだけ、いい1日のスタートを切れるような番組にしたい。だんだん周りも「見てるよ」っていう方も増えてきて、子どもたちからもけっこう言われるんですよね。朝が苦手だという人もいると思いますけど、頑張っている人の背中を押したいです。

若林:(2025年)4月以降ですね、アキラさんに入っていただいたことで、アキラさんを番組の「アイコン的存在」として、より知っていただくっていうことがポイントです。それでアキラさんをメインにしたコーナーというのも増やしましたので、アキラさんの口から伝えてもらい、アキラさん目線で意見を言ってもらっています。

―現在の視聴者もそうですけど、これから見る人たちに向けてのコメントというか、メッセージを頂けたら。

岡澤:「バリはやッ!」は早朝から放送している番組ですので、その朝から起きてる人は、何かしら理由があるといいますか、本当に1日を頑張ろうっていう人たちが起きてる時間帯だと思いますので、その人たちの背中を押せるような番組作りをやっぱり日々心がけているので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。本当に私自身が福岡、地元が大好きなので、皆さんにもっと福岡を好きになってもらえるような番組にしていきますので注目していただきたいです。

若林:朝、起きて一番にテレビをつけてくれる人たちに元気をお届けできるよう毎日、本当に気持ちを込めて「おはようございます」のあいさつをしています。今から1日を始める皆さんの活力になれるように、地元の喜怒哀楽、全部含めてしっかりと凝縮して丁寧にお伝えしていきたいです。

毎週月~金曜/午前5時20分~6時54分(生放送)/出演:岡澤アキラ、若林麻衣子ほか
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