佐賀の秋空を色鮮やかな熱気球が彩る「2026佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。10月30日~11月3日、佐賀市の嘉瀬川河川敷をメイン会場に世界各国から熱気球が集まってバルーン競技、バルーンファンタジア(変形気球)などを展開しました。イベント会場内には数多くの協賛ブースやグルメエリアがお目見えし、大にぎわい。タイ国政府観光庁は、タイの観光PRやステージイベントなどを通して、タイの多彩な魅力を発信しました。タイからはバルーンパイロットのダムカム・タウィンさんが、ゾウをモチーフにした熱気球「Phupha War Elephant」でバルーン競技のフェスタ部門に参加しました。タイのバルーンに搭乗して、佐賀の空を飛んできた様子を紹介します!
世界各国からバルーンが集結! 佐賀の秋空を彩る祭典

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、毎年秋に佐賀市の嘉瀬川河川敷を中心に繰り広げるアジア最大級のバルーンの国際大会です。今年は10月30日~11月3日の5日間に実施され、国内外から123機の熱気球が参加しました。

パイロットが風を読みながら技術を競うバルーン競技をはじめ、動物やキャラクターなどのユニークなバルーンがお目見えする「バルーンファンタジア」、夜空に熱気球が幻想的に浮かび上がる「夜間係留」など、多彩なプログラムが用意されています。会場ではグルメやステージイベントなども楽しめる、佐賀市の秋を代表する一大イベントです。
タイのパイロットが飛行する「ゾウ型バルーン」を世界初披露!

今回、注目されたバルーンの一つが、タイ国政府観光庁がスポンサーとしてフェスタ部門に参加した「Amazing Thailand(アメージング・タイラン)ド」のロゴが入った「Phupha War Elephant(プーバ・ウォー・エレファント)」。つぶらな瞳が印象的なゾウの形が見学者の目を引きます。
タイでは古くからゾウが人々の暮らしや文化と深く結びついていて、国を象徴する存在として親しまれています。そんなゾウをモチーフにしたかわいらしいバルーンが今大会、世界で初めて披露されました。大きな耳や長い鼻など、ゾウの特徴を表現したユニークな姿が佐賀の空に舞い上がりました。

このバルーンを操縦するのは、タイ・バンコクを拠点に活動するバルーンパイロットのダムカム・タウィン(DUMKHAM Tawin)さん。佐賀市への参加は今回で10回目ほどになるというベテランで、タイ国内だけでなく、台湾やフィリピンなど各国のバルーンイベントに参加しています。

今回のゾウ型バルーンについて尋ねると「通常の丸いとは形が異なるため、周囲の障害物などには特に注意が必要なんです」と話します。一方、フライト中には地上からゾウのバルーンを見つけて、たくさんの人が手を振ってくれたそうで、佐賀の人たちとの交流を楽しんでいる様子でした。

世界各地の空を飛んできたタウィンさん。空を飛ぶことが好きで、かつては飛行機のパイロットにも憧れていたそうです。現在はバルーンパイロットとして各国のイベントに参加し、空を通じた交流を続けています。「今後は、タイ北部のスコータイで観光バルーンを飛ばしたいと考えているんですよ」と、実現に向けて準備を進めているそうです。歴史あるスコータイ遺跡を空から眺めるフライトが実現すれば、また新たなタイの魅力を楽しめそうですね。
いざ搭乗! 空から見た景色は格別

そして今回、バルーンに搭乗させてもらえる貴重な機会に恵まれました! バーナーの炎を勢いよくたいて、バルーンがゆっくりと地上を離れると、目の前には色とりどりのバルーンと佐賀平野の雄大な景色が広がりました。風に乗って空をゆっくり移動するので、揺れを感じることなく快適です。普段は地上から見上げているバルーンフェスタを、空から楽しむという特別な体験になりました。

バルーンには飛行機のような操縦かんはなく、パイロットが自由に進行方向を変えることはできません。タウィンさんは「熱気球はバーナーの炎を加減して、上がるか下がるかを操作します。高度によって風の向きが違うので、その風を読みながら飛んでいます」と説明します。例えば、低い場所では右に吹いている風が、少し高度を上げると左に吹いていることがあるそうで、パイロットはそれぞれの高度の風向きを見極めながら、進みたい方向へとバルーンを導いていきます。

特に難しいのが着陸地点の選択。着陸したい場所を見つけても、そこへ向かう風に乗ることができなければ、たどり着くことが難しいそうです。風を読み、自然と向き合いながら飛ぶバルーン。実際に搭乗して話を聞くことで、パイロットの経験と技術の奥深さを改めて感じました。
伝統舞踊や観光PRでタイの魅力を発信!

タイ国政府観光庁は毎年、バルーン競技の協力に加え、会場内にPRブースを出展しています。来場者が気軽に参加できるワークショップを実施するほか、タイの観光情報や魅力を紹介しました。

この日のワークショップは、タイスイーツのチャームを使ったキーホルダー作り、「お花でデコうちわ」作り、「ぬりえマグネット」作り。いずれも出来上がりがカラフルでかわいらしく、お土産としてもぴったり。参加は無料(申し込みが必要)で、家族で参加する人が多く見られました。

また、ステージイベントでは連日、タイの伝統舞踊を披露しました。華やかな衣装に身を包んだ踊り手の優雅なダンスで会場を彩りました。

バルーンのフライトに加え、タイの観光や文化にも親しんでもらおうという取り組み。空と地上で、タイの魅力を楽しくアピールしました。
Phupha War Elephant(佐賀インターナショナルバルーンフェスタ)
問い合わせ:タイ国政府観光庁 福岡事務所
電話:092-260-9308





