少し遅いが、「ワンヘルス」とやらが叩かれておるニャ。政治のことはわからんが、名前が良くない。
「動物と人間と環境を一体的にどうのこうの」言うならニャンのことも入れとけよって話だ。「ニャンヘルス」でもいいだろう。

それはいいとして、このところ、うちに居着いているのが、「おかあちゃん」だ。
うちの飼い主がお医者さんに連れて行って晴れて地域猫になって、最近しっかり肉づきが良い。なんならおれサニよりふっくらしている。

なぜ「おかあちゃん」なのかというと、チョビを生んだ母親だからだ。
チョビも同時期に地域猫になったが、まだ子どもで小さかったので、うちに入ってきて飼い猫になった。といっても抱っこもされず逃げ回るので、「家庭内野良」というやつだ。

おかあちゃんはあちこち行ってて、時々うちに来る猫だったが、最近こんな小さな家を用意してもらっとる。表札もあるぞ。

中から様子をうかがっている。実はこのおうち、以前は、やはりおかあちゃんの息子の「とら」がねぐらにしていた。

なつかしい家族写真だ。左からとら、おかあちゃん、ヌー、うし。
おかあちゃん以外姿を見せなくなった。どこでどうしているのやら。

おかあちゃんは、たまに中から出てくるが、あまり遠くに行かなくなった。


たまにはおれも庭のパトロールをせにゃ、からだがなまる。

大家として店子の住環境にも気を配らないかん。「住み心地はどうじゃにゃ」。




こんだけゴロゴロ転がって匂いをつけておけば、他の猫もおそれをなしてやって来ない。おかあちゃんも安心して眠れるというもんじゃ。

と思ってたら甘かった。腹のところだけ白い黒猫がわが物顔で寝そべってる。早く追い出さにゃ。

と思ったら、今度は玄関に茶色いやつが。
おかあちゃんとチョビはとりわけこいつのことが嫌いみたいで、来るとウーウーうなってる。

チョビは人間はもちろん、猫にもなかなか気を許さんぞ。信用してるのは長老のおれくらいだ。


おれが横にいれば安心して眠れるようだ。

大家業とちび猫の世話で毎日疲れる。

それでも最近は医者いらず。元気に暮らせてありがたい。

せいぜい、犬の諸君も勝手に「ワンヘルス」でがんばってくれたまえにゃ。





