レトロ喫茶ブームが続く今、福岡にも長く愛されてきた名店が点在しています。今回は、地下鉄沿線で立ち寄りやすく、食事も喫茶時間も満たしてくれる3軒をピックアップ。昭和の空気感と、変わらない味を守り続ける喫茶店は、忙しい毎日にほっと一息つける存在。ファンファン福岡編集部が過去取材した情報をもとに、ランチにもおすすめの喫茶店を紹介します。
※価格・販売状況は取材当時から変更の可能性があるため、最新情報は各店のサイトやSNS等で確認してください。
天神で34年。名物ランチが話題の「喫茶・お食事の店 ふじ」

地下鉄空港線・天神駅近くに店を構える「喫茶・お食事の店 ふじ」は、1992年創業の老舗喫茶。店内にはフォークソングが流れ、スポーツ新聞や週刊誌が並ぶ、昭和の面影を色濃く残す空間です。

朝はトースト2枚にドリンク、ゆで卵、サラダが付く「モーニングトーストセット」(600円~)が人気。昼は豚のしょうが焼きやハンバーグなどが並ぶ「日替りランチ」(800円)が定番で、ご飯大盛り無料とみそ汁付きもうれしいポイントです。食後のコーヒー(+250円)までお得に味わえます。

最近はSNSの反響で若い客層が増えているのだとか。中でも話題なのが「チーズカツカレーナポリタン」(1,200円)。山盛りのボリュームに驚かされつつも、どこか懐かしい味わいに箸が進みます。
「お皿に山盛りになるまで注ぐだけよ」と笑顔の京子ママに会えた時はいっそう元気をもらえます。創業当時から味と雰囲気を守り続ける一軒です。
喫茶・お食事の店 ふじ
住所:福岡市中央区天神4-7-11 クレアビル1階
電話:092-781-2408
営業:7:30~16:00(土曜~15:00)
休み:日曜・祝日
※全席喫煙可能
渡辺通で深呼吸。仕事の合間に立ち寄りたい「珈琲ふじた」

渡辺通の路地、九州電力の裏手側にひっそりと佇む「珈琲ふじた」は、1981年創業の喫茶店。階段を上った2階に広がる店内は、落ち着きと温かさを感じさせる空間です。

ランチタイムには「各種カレー」や「ホットサンド」が提供され、なかでも人気は「特製エッグカレー」。さらりとしながらもコクのあるカレーに、薄焼き卵がのる一皿は、この店ならではの味わいです。食後には、蝶ネクタイ姿のマスターがネルドリップで淹れる珈琲を。

賑わいの中にも静けさがあり、ランチと珈琲で心が整う感覚を味わえます。忙しいビジネスマンに長年愛されてきた理由が伝わってくる一軒です。
珈琲ふじた
住所:福岡市中央区渡辺通2-8-29
営業:7:30~19:00(土曜~18:00)
※ランチタイムは11:00~15:00
西新で50年以上。味で勝負する老舗喫茶「芽瑠辺」

早良区西新の西新オレンジ通り沿いにある「芽瑠辺」は、1972年創業のレトロ喫茶。長い歴史の中で店名や場所の変遷を経ながら、現在は西新の一店舗で営業を続けています。
この店の魅力は、マスターが大切にしてきた料理の味。「エビフライとハンバーグのセット」(1,200円)は、スープとサラダ付きで、大ぶりのエビフライとハンバーグが並ぶ満足感のある一皿です。日替わりランチは850円で提供され、なくなり次第終了。

フルーツパフェやクリームソーダなど、写真映えする喫茶メニューも豊富で、最近は若い世代の来店も増えています。世代を超えて愛される理由が感じられる一軒です。
芽瑠辺
住所:福岡市早良区西新1-7-10
営業:12:00~21:00
休み:日曜・祝日





