「今日は俺が家事するよ!」→キッチンが大惨事に…一体何があった?

夫の家事手伝いは、時に想像を超えるトラブルを招くことがあります。 私は40歳の夫と8歳の娘、6歳の息子と暮らすママです。 日曜日の昼下がりに起きた、キッチンでの出来事と夫のドヤ顔にまつわる、忘れられないエピソードを紹介します。

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夫から「皿洗いは任せて」とまさかの申し出

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日曜日の昼食後、のんびりとした空気が流れるわが家で、珍しいことが起きました。 普段は食後に子どもたちと遊ぶのが担当の夫が、自分から
「今日は俺が皿洗いするよ!」と家事手伝いを申し出てくれたのです。 滅多にない神様のような提案に、私は「えっ、いいの?ありがとう!」と大喜びで感謝を伝えました。

キッチンを夫に任せ、私は8歳の娘と6歳の息子を連れて庭へ出ました。 縄跳びの練習に付き添いながら、子どもたちの楽しそうな笑い声を聞く時間は至福そのもの。「洗い物をしなくていいなんて、本当に助かるな」と夫の優しさに浸りながら、久しぶりに家事から解放されたリラックスタイムを満喫していました。

「終わったよー!」の声に戦慄

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しばらくして、自宅の中から夫の「終わったよー!」という誇らしげな呼び声が聞こえてきました。 私は「ありがとー!子どもたち、縄跳び上手になったよー!」と明るく声をかけました。 夫と入れ違うようにして、私は手を洗いにキッチンへ。 意気揚々と子どもたちの元へ向かう夫の背中を見送りながら、リビングの扉を開けた瞬間、私の時は止まりました。

見ると、そこには目を疑うような光景が広がっていたのです。 蛇口周りが濡れているのは想定内でしたが、驚いたのはその範囲。まるでキッチンで小鳥が激しく水浴びをしたかのような惨状です。さらには床のあちこちにも、点々と泡混じりの水しぶきが飛び散っています。「えっ、なんで?なんで…?」と、私はその場に立ち尽くしてしまいました。

慌ててシンクの中を覗き込むと、さらに追い打ちをかける衝撃が待っていました。洗い終えたはずの皿のあちこちに、白い洗剤の泡がところどころ残ったまま、水切りカゴに積み上げられていたのです。
「これ、全然流せてないよね…」と私は絶句しました。

さっきまで庭で感じていた夫への感謝の気持ちは瞬く間にどこかへ消え去り、一人のキッチンで激しい困惑と怒りに似た感情が静かにこみ上げてきました。

ドヤ顔の夫に募るプチストレス

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外から戻ってきた夫に、私はこみ上げる感情を抑えながら
「どうやったら冷蔵庫までビショビショになるの?」と問い詰めました。すると夫は、自信満々のドヤ顔でこう答えたのです。
「勢いよく洗った方が綺麗になると思って、ジャバジャバ洗った!」と。

「ジャバジャバはいいけど、床まで水浸しなんだけど…」と言い返したい気持ちが喉まで出かかりましたが、せっかくの好意を無駄にしたくない一心で、私はその言葉をグッと飲み込みました。精一杯の平静を装い、
「そっか、そうなんだ…。 でも次は、もう少し優しく洗ってほしいな」と伝えました。

結局、私は夫が洗ったはずの皿をすべてすすぎ直し、水浸しの床を雑巾で拭く羽目になりました。「ありがとう」という気持ちが喉の奥で詰まり、代わりにプチストレスがじわじわと募っていきます。良かれと思ってやった行動が、結果的に私の仕事を増やしているという現実に、深い溜め息が漏れました。

「適材適所」で平和な家事分担を

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今回のキッチントラブルを経て、私は安易に夫へ家事を頼むのをやめようと静かに決意しました。夫の気持ちは本当にありがたいのですが、人によって「洗い物」の基準がこれほどまでに違うとは、身に染みて痛感した出来事でした。 主婦にとって、二度手間ほど悲しいことはありません。せっかくの好意を無下にしないためにも、わが家の平和を守るための独自のルール作りが必要だと感じました。

今後は、夫には通常通り「得意分野」である子どもたちの相手を担当してもらうことにします。誰にでも向き不向きはあります。無理に苦手なことを頼んでストレスを溜めるよりも、お互いが一番力を発揮できる場所で動くのが、わが家にとっては最適な形なのです。次回からは、夫に全力で外遊びを任せ、私は確実にキッチンを死守しようと心に誓った一日でした。

(ファンファン福岡公式ライター/ひなたママ)

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