歳を重ねても、1年に一度はやってくる誕生日をお祝いしてもらえるのは、やっぱりうれしいもの。母親になってからの誕生日は、わが子たちからもお祝いをしてもらい、以前とはまた違った“幸せ”を感じられる1日でもあります。しかし、今年の誕生日は夫のある言動によって、今までの中で一番悲しいものとなったのです。
平日にあった私の誕生日

転職したばかりで、毎日クタクタな時期に迎えた私の誕生日。今年は水曜日でした。お祝いは週末でも良かったのですが、夫がたまたま休みの日だったので、当日の夜にお祝いしてくれることになりました。
少し前に「その日は仕事が休みだから、ケーキを買ってくるよ」と話していた夫。私が仕事を終えて家に着くのは18時になるため、もちろん、夜ご飯も用意してくれるものだと、疑いもせず思い込んでいました。
実際には、学校から帰ってきた息子たちを連れて、ケーキとスパゲッティの麺とパスタソース、サラダを買ってきたようでした。
夫の信じられない一言に唖然

仕事から帰宅し、先にお風呂に入らせてもらうことに。仕事の疲れを癒し、「今日は、家事をやらずに済む♪」とルンルン気分でリビングへ行くと、ソファーに座ったままの夫が…。もう準備してくれているものと思い、「さ、ごはん食べよう!」とテンション高めに声をかけると、
返ってきたのは「何にするの?」の一言。
その言葉と態度に呆れると同時に、私の中の“何か”がプチッと切れた気がしました。
スパゲッティやサラダは、何のために買ってきたのだろう?
スパゲッティを茹でてソースをかけて、サラダをお皿に盛るだけじゃないの?
私に用意をさせるつもりだったのか?とイライラする気持ちを抑えつつ、無言でご飯を炊いて、急いで親子丼とみそ汁を作りました。
なかなか登場しない誕生日ケーキ
家族に料理中の態度が伝わったのか、ちょっと重苦しい空気の中、ごはんを食べました。さすがに、食後にはケーキが出てきて「おめでとう!」と言ってくれるのだろうと期待しつつ、いっぱいになったお腹を落ち着かせることに。
ところが、待てども待てども冷蔵庫に入っているケーキが登場しない…。私は仕事の疲れもあり、少し寝室で横にならせてもらいました。そのうち「ケーキ食べよう!」と声をかけてくれるだろうと、どこかで期待していました。

しかし、夫はスマホ、息子たちはゲームに夢中。気づけば21時を回っていました。だんだん、誕生日なんて、どうでも良くなってきて、そのままふて寝してしまいました。
来年からの誕生日は…
私が寝てしまったことを知ると、息子たちは「お母さんとケーキを食べたかった」と泣いていたそう。
ケーキなど準備をしていたのにも関わらず、なぜ何もしてくれなかったのか?と疑問に思い、後日あらためて話を聞いてみました。
すると当日の朝、私がバタバタ仕事へ行く準備をしている中、遅く起きてきた夫が「お誕生日おめでとう」と声をかけてくれたのですが、そのときの私の返事が素っ気なかったことに、不満を感じたのだとか。
いつも、そうした些細なきっかけで、へそを曲げるから困りものです。
息子たちには、ちょっとかわいそうなことをしたなぁ…と思っていますが、何もしてくれなかった夫へのイライラは、きっと一生忘れられません。
お祝いディナーってセルフサービスなのでしょうか?
子どものころは、当たり前のように両親や友達にお祝いしてもらってきた大切な記念日。そんな日に、悲しい思いをさせられ、悔しくてたまりませんでした。来年からは、自分の誕生日は誰にも期待せず、 “自分で”食べたいものを買ってきて、“自分で”用意して食べようと決めました。もう、あんなに悲しい誕生日を過ごしたくはないので…。
(ファンファン福岡公式ライター/いと)





