「奥さんより私の方が大切らしいです」夫の浮気相手からの挑発メッセージを、たった一つの行動で黙らせた私の反撃

夫の浮気相手から突然届いた挑発メッセージ。「奥さんより私の方が愛されてますよ?」と、にやつく顔が目に浮かぶような文章でした。怒りで手が震えた私。しかし、そのまま反撃するかわりに、効果的な“予想外の仕返し”を思いついてしまったのです。

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挑発メッセージは突然に

写真AC

ある日の夕方、買い物袋を下げて帰宅した瞬間、スマホが震えました。画面に表示されたのは、夫の浮気相手Aさんからのメッセージ。

「今日も旦那さんと一緒でしたよ。優しくしてもらいました(ハート)」

胸がドクンと跳ね、足がすくむような感覚。続けざまに、

「奥さんより私の方が大切らしいです」

という追い打ちのメッセージ。頭が真っ白になる一方、怒りで手が震え、買い物袋を床に落としそうになりました。

怒りで突っ走らなかった理由

そのまま返信してやりたかった。「ふざけるな」と、一言だけでも送り返したかった。
でも、ふと気づいたんです。返信した瞬間、彼女は“勝った”と思うだろうって。

挑発に反応する私は、思うツボ。そのとき頭の中にひとつの言葉が浮かびました。
「沈黙ほど人を不安にさせるものはない」私は深呼吸し、スマホを裏返しに置きました。

私が選んだ“静かな反撃”

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その夜、私がしたのはただ一つ。自分のSNSに、家族で撮った日常写真を数枚アップすること。夫と子どもが笑っている、何でもない休日の写真。

「今日の夕飯は家族でピザ作り。楽しかった!」そんな他愛ない文章を添えて。

浮気相手に向けて書いたわけじゃない。でも“奥さんは動じない”“夫は家族の時間を大切にしている”。そう見えるように、あえて“静かに、淡々と”投稿したのです。

Aさんは必ず見ている。夫のアカウントから、私のSNSは丸見えのはずだから。

沈黙が招いた変化

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翌日、Aさんからのメッセージが、ピタリと止まりました。さらにその週末、夫が突然、
「最近SNSの写真、なんか良かったな。俺ももっと家のことちゃんとやらないとって思った」と言い出したのです。

Aさんからのメッセージは二度と来なくなり、夫の態度も以前より家庭に向き始めました。私は何ひとつ強い言葉を使っていない。ただ“反応しなかった”だけ。それだけで、相手の自信は静かに崩れていったようでした。

浮気相手から挑発メッセージを受けたら、怒りに飲まれそうになるのは当然です。でも、その怒りのまま反撃すると、相手が求める“感情の勝利”に加担してしまうことも。

私が選んだのは、あえて何も言わず、日常を淡々と発信するという“静かな仕返し”。言葉より沈黙の方が、ずっと強いメッセージになることもあると気づいた出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/ひなた葵)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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