「ご主人の役職は? 家はローン?」初対面で始まった恐怖の“尋問”…生活水準を探るママ友にドン引き

初対面のママから、いきなり夫の職業を深掘りされました。その瞬間から始まった、理解不能な質問攻め。このママは一体なぜここまで踏み込んでくるのだろうか…。胸のざわつきが止まらなかったあの日の出来事をつづります。

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初対面で主人の職業を詰められ思わず固まる

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子どもが通う保育園のある行事で、隣の席になったママは気さくで話しやすい印象でした。

しかし、会話が始まってすぐ「ご主人のお仕事って?」と唐突に切り込む質問が。曖昧に返しても「どんな会社?役職は?」と問いが続き、こちらの困惑には全く気付かない様子でどんどん質問攻めしてきます。

私は初対面でここまで踏み込まれるとは想像しておらず、笑顔の裏で警戒心がじわりと芽生えました。

次々と生活に踏み込む質問に困惑が深まる

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驚いたのはそこからで、「家は持ち家?ローンは?」「実家の援助は?」と生活に踏み込む質問が次々と飛んできました。

まるで書類作成のための情報収集のような細かさで、こちらの戸惑いにはまったく気付かないでどんどん質問攻めです。

わたしは尋問されているのかと錯覚しました。その後も話題を変えようとしても流れを遮れず、周囲の視線も気になり、息苦しさだけが募っていきました。

距離を置いたあと判明した“同じ被害者”の存在

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その日以来、私は自然と彼女との接触を避けるようになりました。会っても軽く会釈する程度にとどめ、できるだけ一対一にならないよう慎重に距離を取る日々。

数週間後、園の帰りに別のママたちと立ち話をしていた際、偶然そのママの名前が話題に上がりました。

すると「初対面で家のこと根掘り葉掘り聞いてこない?」とひとりのママが口にしました。

続いて「うちもローンまで聞かれた」「実家の援助の話までされたよ」と、次々に“被害報告”が出てきます。

どうやら彼女は以前から「新しく入った人に質問攻めをするママ」として有名だったようで、多くの人が静かに距離を置いていたとのこと。

私だけではなかったという事実に少し安堵した一方で、気づかないうちにターゲットにされていたことを知り、背筋がゾッとする思いでした。

違和感を覚えたら距離を置く。無理しない関係が大切

この体験を通して実感したのは、ママ友との距離感は自分で守るしかないということです。初対面であっても、踏み込まれて不快に感じるラインは人それぞれ。少しでも違和感を覚えたら無理に関係を続けず、浅い付き合いを選んでもいいのです。

周囲に同じ経験をした人がいたことは心強く、自分の感覚は間違っていなかったと安心できました。これからも、自分にとって心地よい距離を大切にしていきたいと思います。

(ファンファン福岡公式ライター/Eri.K)

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