【福岡グルメ】ワンコイン以下で楽しめる!福岡の“コスパ最強”グルメスポット3選

「安くて美味しい!」を叶える福岡市内の“コスパ最強”グルメスポットを編集部が食べ歩きレポ。今回は、500円以下で楽しめる3スポットをご紹介します!
※本記事は2025年に取材した内容をもとに構成しています。価格やメニューは変更の可能性があるため、最新情報は各店舗にお問い合わせください。

目次

1|博多一口餃子たけとら今泉店

“包まれるより包みたいまじで”をキャッチフレーズに福岡市内3店舗、福岡県久留米市に1店舗を展開する「博多一口餃子(ぎょうざ)たけとら」。大人気の看板商品「博多一口餃子焼10個」が、なんと500円で味わえます。

キッチンの中央にドンと据えられているのは、直径約50㎝、一度に100個の餃子が焼ける二つの大きな鉄鍋。多い日で3,000個を焼くという大人気の一口餃子は、粗めに仕上げた牛と豚の合いびき肉を使用。白菜とニラ、ニンニクを加えて店内で手ごねし、一つ一つ手包みしているそうです。

熱々の餃子は、焼き目がついた皮がカリッとしていて、かむと肉のうま味とニンニクの香りが広がります。

染み出る肉汁とむっちりとした肉の食感。もちもちした皮と、あんのバランスが良く、小さいのにとっても食べ応えがあります。「一口で食べられる大きさながらガツンとくるニンニクの香りとジューシーさ」「皮とあんが口の中で同時にすっとなくなるような食べ心地」を追求していると、店長の小野雄大さんが教えてくれました。

半分を食べ進んだところで、今度は「たけとら」オリジナルのたれを付けて。酢の酸味の中にだしの風味を感じるたれにラー油をひと垂らし。さっぱりとした味わいになります。

「たれアリ」と「たれナシ」、この調子で3皿くらいペロッと食べられそうなおいしさです。

1階はオープンキッチンを囲むカウンター席がメイン。目の前で料理が出来上がる様子を楽しめます。テラスと中2階がテーブル席になっています。メニューは刺し身や自家製チャーシュー、激辛麻婆豆腐など60種類超と豊富です。

博多一口餃子たけとら今泉店

住所:福岡市中央区今泉1-12-8

2|西新たこやき風味道

西新中央商店街に入るとすぐ右手に「勝鷹水神通り商店街」というディープな商店街があります。うどん店など小さな商店が並ぶ中、赤い看板が目印のたこ焼き店「西新たこやき風味道」があります。

西新商店街の一つ「勝鷹水神通り商店街」

4個入り(250円)から購入できますが、8個入り(380 円)のお得感に驚き!なんと追加料金なしで、10種類の味付けを選べるというからさらに驚きです。気になる10種類の中身は「ソース」「素焼き」「醤油」「しお」「旨辛ソース」「チーズ」「ごま油しお」「ガリマヨペッパー」「明太マヨ」「一味マヨ山椒」。どれも魅力的です!

店内はカウンター6席、2人掛けテーブル2席の合計10 席で、夜になるとお酒を楽しむ人たちでにぎわいます。テイクアウトコーナーには近所に住む小学生が買いに来る姿も。平日の月曜日の午後5時まで、小学生限定で6個入りをなんと100円で販売しているそうで、地域の人に愛されている理由が垣間見えます。

本場大阪で腕を磨いた大将、森本大介さんが毎朝仕込むこだわりの生地には、和風だしのほか、とんこつ、鶏がら、野菜、果物を煮込んだスープが入る丁寧さ。生地を煮込むように時間をかけて鉄板で焼いていくのがポイントです。

王道の「ソース」は一口食べると、表面はカリカリ、中はトロトロ。うまみたっぷりの生地が口の中に広がります。刺し身用のタコは大きくかみ応えもあり、紅しょうがやネギの風味も◎。スパイシーなソースと相性ぴったりで、あっという間に完食です。

たこ焼きメニューは4~16個入り(250~660円)で販売していますが、50円追加で「ハーフ&ハーフ」、80円追加で「ネギ乗せ」もできるそう。いろいろな味を試したい人は、さらにお得なテイクアウト専用の「味比べ4種盛り」(850円)がおすすめです。20個入りで同店の人気の味をぜいたくに楽しめます。

「タコのから揚げなどおつまみメニューも好評です。来年から店内は立ち飲み形式になるので、もっと気軽にたこ焼きを楽しめると思います」と森本さん。西新商店街で地域の人に愛されている同店。本場のたこ焼きをぜひ味わってみてくださいね!

西新たこやき風味道

住所:福岡市早良区西新4-9-3

3|窯焼きピザ専門店「ピザレボ薬院店」

「PIZZAREVO」の大きな看板が目印

「PIZZA REVOLUTION(ピザ革命)」をコンセプトにした窯焼きピザ専門の同店は、福岡市地下鉄・薬院大通駅から歩いてすぐの場所にあります。2011年10月に創業以来、「低価格なのに本格的なピザが食べられる」と人気を博し、博多阪急(同市博多区)にも2号店があります。

店内には、丸椅子やソファ席など25席ほどのイートインスペースがあります。赤と白を基調としたカジュアルな店内は、気兼ねなくランチを楽しめそうな雰囲気です。土曜、日曜は子ども連れのお客さんも多いとか。

ドリンクやサイドメニューも充実。セットで頼むとお得!

お店の前にある大きなメニューを見ると、20種類以上の色とりどりのピザが並びます。どれも1,000円以下とリーズナブルですが、最安値を探すと…。何と280円! 驚きの価格で「マリナーラ」を販売しています。

ピザの原点でもある「マリナーラ」は、トマトソースにニンニク、バジル、オレガノ、オリーブオイルのシンプルな具材がトッピングされています。本場イタリア産のトマトソースは、酸味のあるものと甘みのあるものを2種類ブレンドしているそう。ちなみに、マリナーラはイタリア語で「漁師風の」という意味だとか。

先にカウンターで注文と会計を済ませるスタイル

定番の「マルゲリータ 495円」も気になりますが、やはり280円のピザを食べてみたい! 早速、カウンターで「マリナーラ」を注文しました。調理場をのぞくと、毎朝工場から届くという“生地玉”が手早くのばされていきます。24時間以上熟成された生地は柔らかく、手で簡単にのびる!

約23cmに手のばしされた生地は、約400度の窯で焼き上げていきます。焼き時間は1分半~2分ほど。高温の窯で一気に焼き上げることで、外はサクッと香ばしく、中はもちっとした食感になるそうです。石窯から焼き上がったピザの香りは食欲をそそります。

トマトの酸味やバジルの香りが爽やかで、食欲をそそるニンニクの香ばしさがたまりません! 生地は薄めですが、耳の部分がしっかりと厚く、表面はサクサク、中はもちっとした食感です。チーズを使わないシンプルな具材は、素材そのものの良さが感じられ、1枚をぺろりと完食。

物価高騰で一度、300円台に値上げしたそうですが、ずっとマリナーラを注文してくれる根強いファンの存在を思い、やはり創業当初の価格に戻そうと今年からまた280円で提供することに。

一枚一枚手のばしで作られる本格ピザがおなかいっぱい食べられて280円とは…コスパ最高すぎです!

「アンチョビカプレーゼ」は厚切り国産トマトの甘みとアンチョビの塩味の組み合わせが◎

不動の人気ナンバーワンは「極☆マルゲリータ」(748円)ですが、薬院店限定のプレミアムピザも大好評だとか。現在「メキシカンタコス 968円」など5種類を販売している中で、「アンチョビカプレーゼ」(858円)が女性客に人気だそうです。店内では、冷凍ピザや冷凍パスタなども買うことができます。

「安くておいしい」を貫いているこだわりをもった窯焼きピザ専門の同店。おいしいピザをおなかいっぱい食べにぜひ足を運んでみてください♪

ピザレボ 薬院店

住所:福岡市中央区薬院1-10-5 新薬院ビル1階

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