ケイミュー株式会社伊賀事業所で「工場見学×コーチング対話会」を開催

2025年6月27日、三重県伊賀市にあるケイミュー株式会社 伊賀事業所にて、全国のCLコーチング導入企業が一堂に会する「工場見学×コーチング対話会」が開催されました。

屋根材・外壁材のトップメーカーのケイミューが、自社の最先端工場を公開するとともに、経営視点での対話を通じて、未来の住環境・現場づくり・組織づくりについて深く語り合う貴重な一日となりました。

目次

対話が組織を変える ― コーチングが生む経営視点と生産性向上

迎田事業所長(右)藤 副事業所長(左)

開会にあたり、伊賀事業所長の迎田義昭氏は、全国から集った経営幹部に向けてこう語りました。

「3年前から“組織をより良くするには何が必要か”を問い続けてきました。そしてたどり着いたのが、グローバル企業が実践する“対話”でした。対話を習慣化し、文化にすることで、現場から自律的な改善が生まれ、生産性も高まりました。今日、皆さんと交わすこの対話こそ、未来を変える原点になると確信しています。」

迎田氏は、日常の目標に向けた対話や1on1の取り組みを通して、「共創」型の組織づくりを推進。その結果、製造ラインでは1枚あたりの作業時間短縮といった目に見える改善が進み、利益率も向上、伊賀事業所の業績向上、エンゲージメント向上につながっています。

関西万博でのケイミュー最先端製品 ― 世界の舞台で評価された技術力

工場見学では、ケイミューが誇る最新屋根材「ROOGA(ルーガ)」、光触媒外壁材「光セラ」、塗料、日本の気候と暮らしに最適化された製品群が紹介されました。

これらの製品は、現在開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、パビリオンやゲート施設などの主要建築物に多数採用されています。国内トップクラスの技術と品質が、今や世界の舞台で高く評価されているのです。

副事業所長・藤靖宏氏は「ROOGAは、軽さと強度を両立した屋根材で、衝撃にも強く、施工性にも優れています」と説明。製造グループ長・松田秀信氏は「紫外線にも強い塗装技術や持ち運びやすさを考慮した形状など、現場の声を活かした製品開発を徹底しています」と語りました。

国内でも唯一のデザイン住宅を手掛ける、株式会社テラジマアーキテクツ 代表取締役社長 深澤彰司 氏は「ケイミューさんの製品は、機能・耐久性・意匠性すべてにおいて一流。今回の見学では、住宅を支える“本物のものづくり”と、組織を支える“対話の文化”の両面に深く感動しました。建築を通して未来を創る私たちにとって、大きな気づきを得た一日です」と語りました。

全国から見学会と発表会に集まった参加者

参加企業(五十音順・抜粋)

  • 株式会社テラジマアーキテクツ 代表取締役社長 深澤 彰司 氏
  • 株式会社イマジネーション 常務執行役員 菊池 康二 氏
  • 西福運送株式会社 取締役 真鍋 亮介 氏
  • 有限会社メイクアップ 紅林 健一郎 氏
  • 全国各地からCLコーチング導入企業の経営幹部が参加

ケイミュー株式会社伊賀事業所 参加者

  • 屋根材製造グループ長  松田 秀信 氏
  • 外壁材製造グループ長  前川 雅也 氏
  • 品質保証グループ長            西村 浩一 氏
  • 塗料製造グループ長            漆原 孝明 氏

未来へつながる共創の一歩 ~全国の経営者が“最先端のものづくり”と“対話の力”に触れた一日~

成果事例を紹介する迎田事業所長

この日、交わされた対話、見学した製造現場、経営者たちの感性を揺さぶる製品群――そのすべてが、参加企業一社一社にとっての変革のきっかけとなりました。

コーチ・コントリビューション株式会社 代表取締役 市丸邦博氏は「ケイミュー株式会社伊賀事業所様からの工場見学、組織づくり、製品への姿勢から、全国企業の皆様が経営者として多くの気づきを得られた一日となりました。本日の“対話”こそが、明日からの企業経営に活きる“コーチングの実践”であり、そこから始まる一社一社が主役として変革していくことを確信しました。このような素晴らしい機会をいただいたケイミュー様、そして全国の企業の皆様に、心より感謝申し上げます。」とイベントを振り返りました。

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