「娘ちゃんは七五三終わった?」ターゲットは着物?!クレクレママからのまさかの要求にあ然…

わが子の門出を祝う七五三、親は全力で準備しますよね。ただ、どうしても予算がかさむのは辛いところ。少しでも費用を安くしたい気持ちはわかりますが、まさかママ友から着物をねだられるなんて思いもしませんでした…。

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クレクレママから離れて平和な日々

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娘が3歳の頃の話です。家の近所には児童館があり、時々交流イベントが開催されていました。そこで仲良くなったのはAさんというママ友で、その娘さんは2歳でした。そのため、わが家の娘がサイズアウトした洋服を数回差し上げたのですがそのうち季節ごとに「待ってまーす!」と期待されるように…。

Aさんの本性は、もらえるものならなんでももらう「クレクレママ」だったのです。それがわかった瞬間「距離をとっていこう」と決意した私。LINEで遊びのお誘いが来てもやんわりお断りを続けると、次第に連絡がなくなって疎遠に。ひとまずホッとしながら過ごしていました。

偶然の再会!今度は七五三で…

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しかし私とAさんとの縁は続いていたようです。なんとある日、買い物の帰り道バッタリ会ってしまいました!最近意図的に距離をおいていたことを彼女は特に気にした様子もなく、
「久しぶり~!」と話しかけてきたのです。

険悪な空気にならずにすんで内心ホッとしながらも、早く帰りたくてソワソワする私。すると
「娘ちゃんは七五三終わった?」とAさんから質問がとんできました。わが家はちょうど数日前に神社へお参りに行ったばかりです。

それを伝えると
「着物はレンタルしたの?」ニヤっとしながら聞いてくるAさん。なんだか雲行きが怪しくなってきたな、と感じながら
「メルカリで買ったよ」と私が答えると
「そうなんだ!それってまだ持ってる?よかったらおさがりくれないかな?」着物が欲しいという衝撃のクレクレ発言を引き出してしまいました…。

引き下がらないママ友…切り札を発動!

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道端で予想外のおねだりをされて、頭がまっしろになる私。でもこの件を了承してしまったらまた執着されることだけはわかります。とにかく断るためのきっかけを脳内で必死に探しました。

「うちの着物ピンクなんだけど、そっちの娘ちゃんは気にしないかな…?」
「いいのいいの!あなたの子が着たなら、うちもきっと気にいるし!」もらう気まんまんのAさんに笑顔がひきつる私。

しかし、そのとき私は断る最強のカードをひらめきます。それは「わが子とA娘の圧倒的な体格差」です。3歳の娘は骨格ががっしりして平均より大柄なのに対し、Aさんの娘は一個下でも少し身長が小さい方でした。

私は会話を次のように切り返します。
「うちの着物、A娘ちゃんには大きいかも。丈のお直しは私できなくて…ごめんね」Aさんは明らかに面倒そうな雰囲気になりました。
「そっかー、それは私も難しいなぁ…うん、わかった!違うの探してみるね」こうしてなんとかAさんからのクレクレを断ることに成功したのでした。

雑談でも気が抜けない関係にぐったり

偶然会ってから数日はAさんから再び連絡があるかとビクビクしていましたが、幸いなことに何も事件は起きませんでした。今回のことを夫にも話しましたが
「着物持ってるなんて言わなきゃよかったんだよ!」

なんて正論パンチ。指摘はもっともですが、まさか道端でバッタリ会うとは思わなかったのでとっさに嘘をつくのが難しかったのはもう仕方ないといえます。

「クレクレママと雑談するときにはいつでも自分の発言に気をつけるべき」と胸に刻みましたが、なんだか疲れてしまった出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/マママゲドン)

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