福岡・渡辺通のサンセルコ地下街で42年間、地元の人々に愛され、アビスパ福岡ファン・サポーターの“たまり場”としても親しまれてきた喫茶店「チャーリーブラウン」。
惜しまれつつ2024年に幕を閉じたその老舗が、10月20日(月)、薬院・平尾エリアに復活します。運営は株式会社カタンナッセ(本社:福岡市)。当時の味と雰囲気を受け継ぎ、新たな純喫茶として再スタートします。
老舗喫茶「チャーリーブラウン」とは

1983年、福岡市渡辺通の「サンセルコ」に誕生した老舗喫茶「チャーリーブラウン」。カレーやナポリタンなどの洋食を提供し、“昭和の香り漂う喫茶店”として多くの常連客に愛されてきました。

チャーリーブラウンは、かつてアビスパ福岡の事務所がサンセルコにあったことから、選手やクラブ関係者、熱心なサポーターが足繁く通うアビスパファンの聖地でもありました。

42年間続いた店が惜しまれつつ閉店したのは2024年春。SNSやファンの間では「最後にもう一度、あのカレーを」「あの空間で過ごした時間が宝物だった」と惜しむ声が相次ぎました。
今回、株式会社カタンナッセがそのブランドを引き継ぎ、薬院・平尾エリアで「新チャーリーブラウン」として再始動。先代が大切にしてきた家具や雰囲気を受け継ぎつつ、新たな時代にふさわしい“地域に愛される喫茶店”を目指します。
受け継がれる伝統のカレーと懐かしの洋食

提供:カタンナッセ
創業当時から続く定番メニュー「ビーフカレー」は、深みのあるルーにネギがアクセントとなった、まさに“喫茶カレーの原点”。ひと口ごとに懐かしさと優しさが広がります。

提供:カタンナッセ
スパゲッティナポリタンは、もっちりとした中太麺に、ケチャップの甘酸っぱさとコクが絡む一皿。素朴ながらもやさしい味わいが、喫茶店らしい温もりを感じさせます。

提供:カタンナッセ
ふわとろ卵が包む「クラシックオムライス」も健在。さらに、モーニングタイムには9種類のクロワッサンが並ぶなど、新しい一面も見せています。

新店舗は、吹き抜けのある2階建てのメゾネット構造。木の温もりが感じられるインテリアに柔らかな照明が灯り、穏やかな時間が流れます。カウンター席、テーブル席ともに設けられ、ひとりでも仲間とでも居心地よく過ごせる空間に仕上がっています。
チャーリーブラウン
オープン日:2025年10月20日(月)
住所:福岡市中央区平尾1−13−8 エスティメゾン1階
営業時間:
・モーニング 8:00〜11:00
・ランチ 11:00〜14:00
・カフェタイム 14:00〜18:00
※10月20日〜31日はモーニング・ランチのみ営業
定休日:なし
URL:https://www.instagram.com/charliebrown_1983/



