家を建てたばかりの新築ご近所さん。普通なら「これからよろしくお願いします♪」で始まる平和な関係になるはずでした。ところが…。
これは、知り合いから聞いた実際の体験談。まさかの不倫関係に発展し、夫婦が鉢合わせして修羅場に。離婚こそ回避できたものの、最終的には仕事を辞めて県外に引っ越す事態にまで発展したそうです。あまりに衝撃的なこのご近所トラブル、あなたならどうしますか?
ご近所付き合いの始まりは「理想の新築ライフ」

新築一戸建てを購入したときのワクワク感、想像できますか?知り合いのAさんは憧れだったマイホームを手に入れたはずでした。向かいにBさん夫婦が引っ越してくるまでは。
お互いに子どもが同じ年齢で、保育園の送り迎えや地域のイベントで顔を合わせる機会も多く、すぐ仲良くなり、バーベキュー、クリスマスパーティー、子ども会と楽しい日々。そんな理想的なご近所ライフを送っていたAさん夫婦とBさん夫婦。表面上は、とても円満な付き合いに見えました。
でも、実際には、表には出せない深すぎる関係が裏で進行していたのです。
思いもよらぬ急接近、そして不倫関係へ

最初は、ただの「仲良しご近所さん」だったそうです。しかし、Aさんの夫とBさんは、徐々に距離が近づいていきました。ホームパーティーをしたり、一緒にお花見をしたりと家族ぐるみの付き合いで顔を合わせることが多くなっていったのです。最初は「パパ同士も仲良くなれてよかったね〜」なんて笑っていたけれど、今思えばその時すでに、危険な兆候はあったのかもしれません。
Aさんは夫がLINEでやたらとやりとりしている様子や、突然身だしなみに気を遣い始めたことに違和感を覚えるように。そしてある夜、夫のLINEに目を通してしまったAさん。そこには、Bさんと夫とのやりとりが何十件も残されていたのです。
「昨日の夜のこと、忘れられない…また会いたい」
「奥さんにはバレてないよね?次は例のホテルで」
「◯◯くん(子ども)が寝た後、こっそり抜け出すね」
そこには完全に二人の関係が成立している内容が並んでいました。一瞬で血の気が引き、震える手でスマホを握りしめたまま、Aさんはその場で立ち尽くしてしまったそう。
予期せぬ修羅場!真相を知った配偶者の反応
「ねぇ、これどういうこと?」Aさんが夫を問い詰めると、しばらくはしらを切っていたものの、最後には崩れるように膝をついて、全てを認めました。怒りと悔しさで震えながら、AさんはBさんの家へ向かいます。
ピンポンと鳴らすと、Bさんの旦那さんが出てきて「ちょうど今、妻もいます」と言い、リビングに通されました。まさかの「全員集合」状態で、修羅場が始まりました。
Aさんはスマホのやりとりを見せながら冷静に事実を伝えました。Bさんの旦那さんも初めは言葉を失っていましたが、すぐに怒りを露わに。「お互い、信じてたのに…。最低だよな」とうつむいたまま、現実を受け止めるしかありませんでした。
離婚は回避、でも代償はあまりにも大きかった

最終的に、Aさんは「子どものために」という理由で離婚はしませんでした。ですが、夫は自ら職場に退職を申し出て、この街を離れる決断をしました。子どもを守るには、物理的な距離を置くしかない。日々顔を合わせるBさん家族とこれ以上隣同士で暮らすのは、精神的にも耐えられないと判断したのです。
一方のBさん夫婦はというと、別居後、最終的には離婚してしまったのだとか。不倫の代償は想像以上に大きく、「ほんの気の迷い」で人生を一変させてしまう結果になったのです。
家を建てるときは『隣人ガチャ』も重要?
「新築マイホーム」は夢だけではなく、人間関係という現実もセットでついてきます。今や「隣人ガチャ」という言葉があるように、どんな人が近くに住んでいるかで、生活の満足度は大きく変わります。
・一緒に子育てを楽しめる仲間になるか?
・それとも、家庭を壊す存在になるか?
これは実際に住んでみなければわからない問題。でもだからこそ、日常的なマナーや節度、そして「相手との適度な距離感」を保つことが、何よりも大切なのではないでしょうか。
(ファンファン福岡公式ライター/Happymam)



