出産後、義父が分娩方法について聞いてきました。その場では正直に返答をしましたが、家に帰ってみるとなぜそんなことを聞いてきたのだろうと不快な気分に。その後も育児に関して「母乳は?」「白湯をあげろ」など時代錯誤な口出しを繰り返す義父に、さすがの私も限界…。涙ながらに夫の姉へ相談することにしました。すると、義姉の一言で一変!暴走する義父をスカッと撃退してくれたのです。
出産後、お産方法について聞いてくる義父

約5年かけてようやく娘を授かった私たち。これからどんなしあわせな生活が待っているだろうと期待でいっぱいでした。ところが出産後、必要以上に義父が出産や育児に関して口を挟んできたのです。
私が退院をすると息をつく間もなく、義父は家にやってきてこう言いました。
「出産は自然分娩?無痛分娩?」
「無痛分娩です」と私が答えると、
「しようがねえなあ。今はみんな無痛分娩だなあ」と義父。
無痛分娩だから何なのかと思いながらも、その時は何も言わずに義父の言葉を受け流しました。しかし、義父の口出しはこの程度では済みませんでした。
その後も人の子育てに口を挟んで来る義父

義父はその後も毎月家に来ては、
「泣いているぞ。お腹が空いているんじゃないのか?」
「乳は出るのか?授乳はしてるのか?」
「のどが乾いていそうだから白湯をあげた方がいい」などと言い、育児に介入しようとしてきました。
旦那はというと、少し面倒くさそうにしているものの、黙ったまま。私は義父だけでなく、そんな旦那にも腹が立ってきました。
私が、
「完ミ(完全ミルク)で先ほどミルクをあげたばかりなので大丈夫です」
「白湯はあげる必要がないと病院で言われています」と答えると、
「赤ちゃんは汗をかくから夏は白湯も上げた方がいい」と食い下がる義父。
助産師さんからは「水分はミルクで十分補えるから、他の飲み物はあげる必要がない」と言われていました。私は相手をするのが面倒くさくなり、「そうですね…」と返事をしてその場をやり過ごしました。
ついに我慢の限界が来て義姉に相談

義父が帰った後、なんであそこまで言われなければならないのだろうと思い、涙が込み上げてきました。本人は悪気のないつもりでも、言われたことを思い返してみると悔しい気持ちでいっぱいになりました。
毎月家に来られるのもそろそろ我慢の限界だと思い、私は夫の姉である義姉に相談することにしました。義姉は「わかった!なんとかする」と言ってくれて、翌月の訪問時には、義父と一緒に家に来てくれました。
例のごとく、私がミルクを作っていると義父が
「泣いているぞ、急いだほうがいいんじゃないのか」と言ってきました。
すると、義姉が
「いいんだよ。子供は泣くのが仕事なんだから」とフォローしてくれました。
さらに「母乳をあげないと乳がんになるぞ」と根拠も分からないようなことを言ってきた義父に対して義姉もイライラしてきたのか、
「うるさい!私だって完ミだったけど乳がんになっていないし、子供たちも元気だよ!!そもそも自分は母乳あげた経験があるわけ?経験もないくせいに古い考え方を押し付けないでよ!!」そう言い放つと、姉は帰っていきました。
義父はというとどこか落ち込んだ様子で黙ってしまいました。
持つべきものは姉!義姉の一言により事態は収束
さすがの義父も実の娘には適わないのか、その後、子育てに口出ししてくることはなくなりました。いくら子育て経験があるからといって、世の中は常に変化しており、数十年前の常識は現代では通用しません。
今回の件を通して、義姉との絆がより深まったように感じます。一人っ子の私ですが、持つべきものは姉であると思いました。
(ファンファン福岡公式ライター /W.M)


