コンセントを抜かない夫にブチ切れ!その後の“火事騒動”が夫を変えた

先日、結婚5年目を迎えた私たち。結婚した当初は些細なことでよく夫婦喧嘩をしていました。中でも、私が耐えられなかったのは、夫がドライヤーを使った後にコンセントを差しっぱなしにすることでした。私が注意をすると不服そうにする夫。これは長期にわたる喧嘩になると思った矢先、ある出来事をきっかけに夫は家電のコンセントを抜くようになり、私たちは仲直りをすることとなったのです。

目次

家電のコンセントを放置する夫

写真AC

結婚してまだ間もない頃、私たちは些細なことでよく夫婦喧嘩をしていました。その内容は、家事分担や金銭感覚のズレといったよくある夫婦喧嘩から、親戚関係などの根の深いものまで多岐にわたりましたが、中でも特に私が耐えられなかったのが「家電のコンセント問題」でした。

夫は日ごろから、スマホや電動歯ブラシ、ゲーム機、ドライヤーなど、家中のあらゆる電気製品のコンセントを差しっぱなしにしていました。

結婚当初こそ、「たまたま抜き忘れてしまったのだろう」とたかをくくっていましたが、スマホの充電が完了した後に決まってスマホだけ取り除いたり、ドライヤーが洗面台に繋げっぱなしにしてあったり。 それは“たまたま“でないことに気づきました。

私自身、使ったら片付ける習慣があったので、夫が出しっぱなしにしているものは片付けるよう努めていましたが、「どうして私が片づけないといけないのだろう」と内心モヤモヤとしていました。

夫への注意が夫婦喧嘩に発展

写真AC

月日が経つにつれて、そのモヤモヤは蓄積されていき、やがて怒りへと変わりました。家電を使い終わった後で私がいつも片づけていることに見て見ぬふりをする夫。痺れを切らした私は、
「使い終わったらコンセントを抜いてほしい」とドライヤーで髪を乾かしていた夫に言いました。

それに対して夫は、
「また使うのにどうしてコンセントを抜く必要があるのか」と反論。

「電気代もかかるし、水回りは特に危ないから」と私が返答すると夫は、
「コンセントを差しっぱなしにしても待機電力はそんなにかからない」の一点張り。

さらには
「今までずっとそうしてきたけれど何も問題は起きなかった」と主張しました。これ以上は何を言っても無駄であると判断した私は渋々、コンセントに差しっぱなしになっているドライヤーを片づけました。

意外な出来事がきっかけで夫婦喧嘩が収束

写真AC

モヤモヤした気持ちを抱えたまま、迎えた翌日。「夫とこのまま口を利くものか」とすら思っていましたが、ゴミ捨てから戻ってきた夫の様子がおかしいことに気づきました。

夫はどこかおろおろとしていて、迷子になった子どものような落ち着かない様子でした。私が「どうしたの?」と声をかけると、
「すぐにマンションのゴミ置き場を見てきてほしい」と夫は言いました。

昨日の喧嘩を許していないこともあり、重い足取りのままゴミ置き場へ向かうと、その光景にあ然としました。

そこには、半分丸焦げ状態となった洗面台が置いてあったのです。

「洗面台?」「丸焦げ?」「火事?」目の前の光景を理解できず、しばらく洗面台にくぎ付けになりました。

自室に戻り、念のため洗面所を確認しましたが、いつも通りの洗面台があったので安心しました。夫に「あの洗面台はなに?」と確認をするも、夫もまだ驚いていて話が入ってこない様子。

後日、マンションの管理人が家に説明に来て、「隣室の住人が洗面台を焦がしてしまった 」ということが発覚しました。 その原因はなんと、ドライヤーのコンセントであり、洗面台にコンセントを差しっぱなしにしたことによって漏電が起きたというのです。

明日はわが身と意識を変えた夫

その日以来、夫が家電のコンセントを抜き忘れることはありませんでした。むしろ、私よりも神経質に、毎日寝る前と出かける前にコンセント周りを確認するようになりました。

私はというと、仲直りができてホッとした気持ちと、実際のボヤ被害を目の当たりにした恐怖でいっぱいでした。

もしかしたら、神様が夫が納得するよう手助けをしてくれたのではないかとすら思います。「明日はわが身」ということわざがあるように、人間身をもって体験をしないと学ばないのかもしれません。

(ファンファン福岡公式ライター/W.M)

記事をシェアする

※この記事内容は公開日時点での情報です。

プロフィール

ファンファン福岡編集部のアバター
ファンファン福岡編集部

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

タグ

フリーワード検索

目次