そば粉100%の十割そばが味わえる「そばと酒と天ぷら 素や 店屋町店」(福岡市博多区)。落ち着いた雰囲気の中、冷たいそばや天ぷら、穴子の白焼きなどが味わえます。昼はランチ、夜は居酒屋メニューで日本酒とともに一杯! 週末の夜、日曜午後のご褒美にいかがですか? ※価格は全て税込み

そば粉100%、グルテンフリーの十割そば

福岡市地下鉄空港線、呉服町駅から徒歩約3分。「割烹よし田 博多店屋町店」などが点在する店屋町の一角に位置しています。同じ店屋町内から引っ越し、2020年に移転オープンしました。

系列店の「素屋 石丸本店」や「素屋 岩田屋店」とはメニューが異なっていて、雰囲気はカジュアル寄り。「素や」の「や」を平仮名にして店の違いを表現しているといいます。

北海道産そば粉100%で作る麺はグルテンフリーの十割そば。つなぎの小麦粉を使用しないため、食べたときに重たさがありません。「“健康食”といえるのではないでしょうか」と津村祐貴店長は話します。
そばの実の中心に近い部位を使い、喉越しの良さ、もっちりとした食感、甘みを重視。甘みの後にそばの風味が来て、軽い歯ごたえを感じるのも特徴です。
9、10月限定「かぼすそば」や人気の天ざる

残暑から秋にかけてのおすすめは「冷たいスープのかぼすそば」(1,100円)。毎年9、10月限定で提供されるメニューです。「7月ごろになるとお客さまから『今年はまだないの?』との声をいただきます。待っている人がおられますね」と津村店長。

冷やしたスープに十割そばと輪切りのカボスが盛られ爽やかに香ります。さっぱりとしたつゆは美味。別添えのカボスを搾れば、さらに香りと酸味が広がります。

一番人気のメニューは「旬菜天ざるそば」(1,280円)。えび天と旬野菜(インゲン、ゴボウ、マイタケ、ナス、カボチャ)の天ぷらが付いてボリューム感のある一品です。(ざるそばか、かけそばが選べます)
炙りつけ麺や高麗人参の天ぷらも注目

「炙りモツつけ麺そば」(1,400円)、「炙り鶏つけ麺そば」(1,200円)、「炙り豚つけ麺そば」(1,200円)を週ごとに200円引きするサービスもあります。“あぶり”独特のスープの味がやみつきになる人も。
目を引いたメニューは、天ぷら「高麗人参一本揚げ」(990円)。素材を韓国に買い付けに行くほどのこだわりです。

対馬産アナゴやこだわりの日本酒

さらに「対馬産黄金穴子」(白焼き1,580円、刺し身1,380円)も印象的! 刺し身にできるほど新鮮なアナゴが対馬から直送されてきます。旬は夏ですが、1年を通じて取れるそうです。アナゴの入荷があるときはお店入り口のメニュー表に掲示されます。
日本酒は「出羽桜」を用意。季節ごとのシリーズをそろえています。専用のセラーでマイナス5度で管理するこだわりも。まずは冷たい温度でスーッと入ってくる飲み口を堪能。常温に近くなった頃合いで香りと風味を感じてください。
焼酎「そば湯割り」のファンもいるそうで「『そば湯で割るとお酒への罪悪感が減る』とお客さまが話されます」(津村店長)

夜の居酒屋メニューとして、穴子の白焼きや天ぷら盛り合わせ、十割そばなどに、90分の飲み放題もついたお得な「お手軽飲み放題コース」(5,000円)もあります。「このコースに満足したお客さまがランチに足を運ぶケースもありました」(津村店長)

昼はランチ、夜は居酒屋として、さまざまなシーンで利用できる一軒です。
「日曜の営業を始めたのでぜひお越しください!」(津村店長)

そばと酒と天ぷら 素や 店屋町店
住所:福岡市博多区店屋町7-1 フジメンビル1階
電話:092-710-7820
営業:11:00~16:00(L.O.15:30)
17:00~21:30(L.O.20:30)
URL:https://www.instagram.com/motoya.sobatosaketotenpura/?igshid=t9ljfa0mdlkw