暦の上では暑さが落ち着く「処暑(しょしょ)」を迎えたものの、まだまだ残暑が厳しい福岡。そんな季節にぴったりの涼やかな花々が、国営海の中道海浜公園(福岡市東区)で見頃を迎えています。
目次
熱帯性スイレンとは?

提供:一般財団法人 公園財団 Parks Japan.F
現在、園内の「フラワーミュージアム」では、夏から秋にかけて咲く花々が色鮮やかに咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませています。中でも注目は、140株が咲き揃う「熱帯性スイレン」。紅紫色、青紫色、黄色など、品種ごとに異なる多彩な花色が魅力で、日差しを受けて輝く姿はまるで絵画のよう。水面に映る花の姿も幻想的で、写真映えも抜群です。
この熱帯性スイレンは、寒さに弱いため通常は温室で展示されることが多いのですが、同園では温室で冬を越した株を、7月から9月にかけて屋外で咲かせています。夜に咲く品種や香りのある品種もあり、それぞれに個性が光ります。
分類:スイレン科スイレン属
原産地:熱帯アフリカなど
見頃:9月下旬まで
規模:140株
残暑を彩る花々
■オミナエシ
夏から咲く、秋の七草の一つ。高さ1mの茎先に黄色い小花が多数咲きます。
分類:オミナエシ科オミナエシ属

■トサカケイトウ
名前の通りトサカのような個性的なフォルム。ケイトウには様々な品種があり、秋まで楽しめます。
分類:ヒユ科ケイトウ属

国営海の中道海浜公園
住所 福岡市東区西戸崎18-25
電話 092-603-1111
URL https://uminaka-park.jp/
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