産後2カ月過ぎたころ、私はワンオペ育児と寝不足で心も体も限界になりました。夫は帰宅すると毎日1時間の長風呂でリラックス。我慢の限界を迎えた私が本音を伝えた結果、夫婦の関係はどう変わったのか。今だから話せる私の体験談をご紹介します。
産後2カ月でワンオペ育児に心も体も限界

これは3児の母の私が、第1子を出産して間もない頃に経験した出来事です。
実家で出産して、産後2カ月で里帰りを終えると、ワンオペ育児生活が始まりました。当時、夫は職場が遠く、毎朝7時に家を出て帰宅は21時頃だったので、私一人で育児をすることになったのです。
初めての育児は想像以上に大変。夜泣きや授乳でまとまって眠れず、おっぱいの張りによる痛みとも向き合う日々でした。近くに頼れる人もおらず、1日を乗り切るだけで精一杯だったのを覚えています。
そんな中、夫は帰宅すると私が作った夕食を食べ
「お風呂入ってくるね」と毎日速攻で浴室へ向かっていく生活でした。
夫は1時間の長風呂で私は自分のことも後回し

もともと夫は長風呂をする人ではありませんでした。しかし、その頃はダイエットを理由に、1時間以上お風呂にこもるようになっていたのです。スマートフォンを持ち込んで、夫はゆっくり湯船につかり、自分だけの時間を満喫していました。
一方の私は、赤ちゃんと一緒に慌ただしく入浴し、裸のままで赤ちゃんの着替えをします。自分より赤ちゃん優先で、ゆっくりお風呂に入る時間などありません。
「もう少し早く出てきてほしい」
夫にはそう何度か伝えたものの、私の大変さは十分に伝わっていない様子でした。夜泣きで起きることもなく、授乳をする必要もない夫にとって、育児の大変さは実感しにくかったのでしょう。
我慢の限界を迎えた私が伝えた本音

ある日、積もり積もった気持ちがあふれ、今まで感じていたことをすべて夫にぶつけました。自分のペースでお風呂に入ることも、ゆっくり食事を楽しむこともできない毎日。その悔しさが一気にあふれ出しました。
「あなたは仕事から帰れば休めるけれど、私は24時間休みがない!」「私の生活は子どもが生まれて180度変わったけれど、あなたは何も変わっていない!」
初めて本音をぶつけたことで、夫もようやく私が限界だったことを理解してくれたようです。その日を境に、夫は長風呂をやめ、数分で出てくるようになりました。そのうえ
「今日は赤ちゃん見ているから、ゆっくりお風呂に入っておいで」と声をかけてくれたり、休日には私が1人で買い物に行ける時間を作ってくれるように。
本音を伝えた結果、ほんの30分だけでも自分だけの時間が持てるようになり、心にも少しずつ余裕が戻っていったのを覚えています。
1人で抱え込まず気持ちを伝えることが大切
夫は育児を軽く考えていたわけではなく、私がそこまで追い詰められていることに気付いていなかったのです。私は「言わなくても気付いてほしい」と思っていましたが、はっきり気持ちを伝えたことで、初めて夫に私の大変さが伝わったのだと思います。
あの出来事は、夫婦で何でも話し合うことの大切さを教えてくれました。育児は1人で頑張るものではなく、パートナーと支え合いながら乗り越えていくもの。今では、困った時やつらい時こそ、お互いの気持ちを伝え合うことを大切にしています。
(ファンファン福岡公式ライター/たけのこ)





